定跡の勉強、本当は、楽しかったんですね。
平手の序盤が苦手という致命的な欠陥があるのですが、序盤は、勉強したらなんとかなるよと、何人もに言われてきました。
棋譜並べが苦手で、棋譜通り成立させるのに必死で、なかなか頭に入ってこないのです。棋譜並べ勉強法という本が発売された時は、棋譜並べがじょうずになる本が出版されたのかと、喜んだのですが、中身はもっと高級で、符号などが、解っている前提で、中身について解説してある本だったので、読まずにあきらめました。申し訳ありません。
大会は、駒落ちではなくて、平手なので、序盤をなんとかしないといけません。得意戦法は、序盤が何事も起こりませんようにとお祈りすることしかできないのでは、すぐ、周回遅れになります。
今日は、朝から本屋さん行って、定跡本を買いました。図面がなるべく多くて、強い人なら当たり前と知っていて、わかっていることから、載っている本にしました。
ほんとうにそうなるかは、ともかく、うまく行く手順が書いてあります。はじめのほうに、出てきた形は、練習対局で出てきた形とほぼそっくりで、相手の方は、定跡の基本を知っていたから、そう指していたんだなあと、よくわかりました。
棋譜並べをパソコンでしていたこともあったのですが、いかんせん符号が苦手なので、ひとつ間違えると、最初からやり直しになるのです。その点、将棋盤で駒を動かしてすると、少々間違ってても、形をあわせればいいので気が楽です。パソコンで入力したほうが、あとでスマホで動かせるので、復習できてよいというメリットもあります。
本の半分くらいまで進みました。わかっているわけないですが、何度も並べたら、そのうちわかってくるような感覚はあります。
勉強が得意な人は、こういうのはスイスイ進むんだろうなあと思ったりしますが、将棋指すのは自分なので、自分のペースでするしかないです。
勉強することで、序盤がちょっと悪いくらいで、収まるようになるといいなあと思っています。