自分を大切にする生き方を意識する
人によってどう生きてきたかは違いますが、
多くの人は自分を優先しては生きていません。
親に気を使い、友達の輪を乱さないように、
職場で嫌なことがあっても我慢し、
彼氏や旦那さんに尽くし、
子どものために朝から晩まで働き、
舅や姑の文句に耐え、
自分のことは後回し。
年代により違いはありますが、
自分のためにお金を使うことは
贅沢であり、罪悪感しかない。
そんな人も多いし、それを美徳としている風潮もあります。
私たちは幼い頃から、
他人を気遣うよう、教育されてきました。
そして自分がミスすれば、連帯責任と言って
仲間まで罰せられる。
そんな教育をされてきました。
今思えば恐ろしいです。
私の学校では、
クラスの誰かが体育着を忘れると
体育委員が体育教師にめちゃめちゃに怒られ、
クラス全員で教師に泣いて謝りにいく。
という謎ルールがありました。
「自分を大切にしましょう」と言われても、
その方法を教わっていません。
なので、何をして良いのか分からない人がほとんどです。
分からないからといって悲観することはないのです。
多くの人は「自分を大切にする」教育を受けていないし
「自分を大切にする」ことを意識したことすらないのです。
だからあなたが自分を大切にできていなくても
何も不思議ではないし、
これから始めればいいだけの話です。
「自分を大切にするぞ!」と、決意したら、
もうあなたは確実に「自分を大切にする」が、出来ます。
自分を大切にする3ステップ
1,自分へ感謝する
2,自分を幸せにする
3,自分を褒める
ステップ1「自分へ感謝」
毎日、朝が来て起きれること
毎日、呼吸して苦しむことなく生きていること
毎日、食事をして食べ物を消化できること
他にもたくさんありますが、
これらを当たり前のことと思っていますか?
明日これらができなくなったらどう思いますか?
多くの人は気付いていませんが、
今自分が健康に過ごせていることは
奇跡といっても良いくらい、凄いことなんです。
あなたの体はずっとあなたのために
文句も言わず、365日24時間、
あなたを守るために働き続けています。
そんな自分に、今まで感謝をしたことがありますか?
毎日毎日働いてくれている自分の体をなでながら、
「いつもありがとう」
「今日もありがとう」
「元気でありがとう」
など、
感謝の言葉をかけてあげてください。
ステップ2「自分を幸せにする」
あなたは何をしている時が幸せですか?
何をすると気分が上がりますか?
特別なことじゃなくて大丈夫です。
好きな音楽、好きな映画、
好きなアロマ、好きな肌触りのキーホルダー
見ているだけでうっとり癒されるネイル
塗るだけでテンションが上がるリップ
口にすると幸せになる食べ物・飲み物
など、
日常のささいなことで構わないので、
自分を幸せにしてくれるものは何か?を知り、
自分の気分が下がったときには
「自分を幸せにしてくれるアイテム」を使うようにします。
自分で自分の機嫌をとって、ご機嫌の時間が少しでも多くなるよう
意識して過ごすようにしましょう。
ステップ3「自分を褒める」
あなたは恐らく、自分を褒めていません。笑
「自分の良いところがわかりません」
「自分は人並みで、褒めるところはありません」
「自分で自分を褒めると気持ち悪いです」
という人は多いです。
多くの人は、自分を褒めることに慣れていません。
これも、その方法や習慣にする術を教わってこなかったので
できなくて当然なのです。
なので、最初は気恥ずかしい気分になって
そのうち止めてしまう人がほとんどです。
「可愛いね」とか
「頭がイイネ」とかだと、
しっくりこないし、気持ち悪い感じがするのであれば、
まずは「頑張ったね、すごいよ」と、褒めてみましょう。
今日一日、仕事を頑張った、家事を頑張った、運動を頑張った、
趣味について頑張った、調べものして頑張った、勉強を頑張った、
何でもいいし、少ししかやってなくても大丈夫です。
税金の支払いして偉いね、とか
買い物できてすごいね、とかでも良いので
とにかく褒めるところを見つけて褒めましょう。
今まであなた含め多くの人は「不足」に意識がいっていました。
なので自分を褒めてと言っても、なかなか褒められないのです。
最初は無理矢理でも大丈夫です。
とにかく「ある」方に意識を持っていく練習だと思ってください。
自分の褒めポイントが増えると、
周りの人の褒めポイントも見えてきます。
自分を大切にすると、周りの人も大切にできる。
自分を愛すると、周りも愛せるようになります。
自分を大切にすることは、周りも大切にできるということなのです。