【マスターデュエル】輝けコアラの拳【テーマクロニクル】
こんにちは。
初めましての人は初めまして。そうじゃない人も初めまして。
狛川雪(こまかわそそぎ)と申します。
今回は遊戯王マスターデュエルの記事です。
初めにお断りしますと筆者はすでに紙の遊戯王からは一線を退いており、現在は遊戯王マスターデュエルのプレイのみであること。
また、環境デッキの考察やデッキビルド論を語れるほどの実力もないことから、この記事は一種の備忘録となります。
今回は2025年1月になって初めてのフェスイベント『テーマクロニクル』で使用したデッキについてです。
使用デッキについて
今回は融合カードである「マスター・オブ・OZ」を使用したコアラビートデッキを使用しました。
以下が使用したデッキです。
このデッキのしたいことは非常にシンプルで、「ビッグ・コアラ」と「デス・カンガルー」の融合モンスターである「マスター・オブ・OZ」を融合召喚し、4000以上の高火力で殴るビートダウンです。
ゆえに融合素材をデッキから直接特殊召喚できる「融合派兵」と「融合」をサーチできる「竜魔導の守護者」を採用しています。
以下解説をしていきます。
マスター・オブ・OZ
いわずと知れた(本当か?)このデッキのエースです。前述のとおり「ビッグ・コアラ」と「デス・カンガルー」の融合であり、4200と破格の攻撃力を持つ反面、効果は何もないので、普段のデュエルでは使用者は少ないです。
また、OZ単体でのアタッカー運用ではなく、その高い攻撃力を生かして後述する「ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン」の融合素材になることが多いです。
アニメでもたびたび登場していますが、噛ませとして扱われることがほとんど。
竜魔導の守護者
手札コスト1枚でデッキから「融合」または「フュージョン」と名のついた通常魔法カードを手札に加えることができます。
また、EXデッキの融合モンスターを公開することで墓地の素材モンスターを裏側守備表示で特殊召喚することもできます。
デメリットは効果を発動したターンは融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚することができません。
融合派兵
上述の「竜魔導の守護者」からもサーチ可能かつ、このデッキのエンジンともなりうるカードです。
EXデッキの融合モンスターを相手に見せることで、デッキから素材モンスターを1体特殊召喚することができます。正規融合デッキを使う方にはお馴染みのカードだと思います。
使用したターンは融合モンスターしか特殊召喚しかできない縛りもあります。
このデッキでの役割は主に「ビッグ・コアラ」を場に引っ張り出してきて2700打点を稼ぐ用途がほとんどでした。
天威無崩の地
フィールド魔法です。
表側表示の効果モンスター以外をモンスター効果から守ってくれる効果。効果モンスターではないモンスターが自分の場にいるときに相手が効果モンスターを特殊召喚したときに1度2枚ドローできる効果の2つがあります。
このデッキは手札消費がかなり激しいので貴重なドローソースになります。モンスター効果から守ってくれるのも結構重要で、破壊効果やバウンスから意外に守ってくれました。
ドロー効果については「表側表示の」と書いていないので実は裏側表示のモンスターがいれば、ドローできます。この裁定は裏側表示時の効果モンスターでもいいようです。
また効果を満たすモンスターはトークンでもいいので、「No.64 古狸三太夫」から出した影武者トークンでも条件を満たせます。
天威無双の拳
自分フィールドに効果モンスター以外のモンスターが表側表示でいるときに、相手の魔法、罠、効果モンスターの効果を無効にするカウンター罠です。破壊せず無効にするため、モンスター効果を無効にした場合モンスターは場に残り続けるのがネックになることもあります。
伏せているとき相手に破壊されると、EXデッキから効果を持たないモンスターを特殊召喚することもできる疑似的な「やぶ蛇」効果も内蔵しています。
このデッキでは割と条件を満たしやすいのですが、特殊召喚のほうはやはりというかあくまでオマケでした。
こちらも「天威無崩の地」と同じくトークンで条件を満たすことが可能です。
ビースト・アイズ・ペンデュラムドラゴン
獣族モンスター+闇属性ドラゴン族モンスターをフィールドから墓地に送ることで特殊召喚できる融合モンスターで、相手モンスターを戦闘で破壊した時に素材にした獣族モンスター1体の攻撃力分のダメージを与えることができます。
よって「マスター・オブ・OZ」を素材に特殊召喚した場合、相手モンスターを戦闘破壊すると破格の4200バーンが可能です。が、このデッキでは大体「竜魔導の守護者」の蘇生効果で「ビッグ・コアラ」を裏側守備表示で特殊召喚した後、その2体で特殊召喚の流れが多かったです。
デッキの欠点
何より手札消費が死ぬほど激しいという点です。これは多くの正規融合デッキの欠点ではありますが、融合素材2枚と融合カードで3枚は手札を使うのがネックです。
肝心の「マスター・オブ・OZ」も出したところで、高火力というプレッシャーこそあれど効果がないため簡単に除去されてしまったり、そもそも出せない場面も多かったです。
一応先行だとあまりやることもないので、「レスキューキャット」から先行で「ナチュル・ビースト」立てて牽制もできるのですが、ビーストは効果が優秀な反面、攻撃力が2200と比較的低めなので返しのモンスター展開で高火力モンスターを特殊召喚されてしまい、戦闘破壊されがちでした。
さらに言えばキャットからしたい展開がシンクロ、エクシーズ召喚なので「竜魔導の守護者」「融合派兵」の融合召喚縛りのデメリットとすこぶる相性が悪く、あちらを立てればこちらが立たずの初手が多かったです。
いっそのこと獣族寄りよりも、凡骨融合寄りで融合に特化してしまったほうがいいのかもというのは課題ですね。
今回のイベントはこのデッキでジェムの回収まで走り切ったのですが、正直な感想を言うとかなりきつかったです。
ソロモードだと結構いい動きができていたんですけど、やはり対人戦だとうまくいかないものですね。
レンタルデッキのライロや六花なんかはほぼフルパワーだったので、そちらを使った方も多いのではないでしょうか。
この記事執筆時点では1/19でまだ追加ミッションが来ていないので、追加ミッションが来たら私もレンタルでとっとと終わらせてしまおうかなと正直迷っています・・・。
今回のイベント、レンタルデッキが強すぎるんですよね。まぁ回し方わからないので私はあまり触る気起きないのですが。
長々と読んでくれた方はありがとございました。
またほかの記事でお会いしましょう。