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【2023.11.5(日)】今日はどんな日?&季語「稲負鳥(いなおゝせどり)」

『今日はどんな日?』に興味を持ってくださり、ありがとうございます。

現代版タロットと称される「サイカード」を用いた、今日の運勢をお伝えします。
もちろん、未来は自ら切り拓くもので、他人任せでは絶対にダメです。でも、助言は大いに聞くべきではないでしょうか。

俳句の珍しい季語をピックアップして、あれこれつっこんでみます。
俳句に馴染みのない方も、もちろんOK!
「へ〜、そんな言葉があるんだ」ぐらいのノリでお付き合いください。

●今日のラッキーナンバー

●今日の傾向とご助言
今日は、あなたを取り巻く環境や状況が目まぐるしく変化するので注意が必要です。
そのような中でも、あなたは家族や友人・知人と共に楽しく一日を過ごすことができるでしょう。
そしていよいよ明日は、今までの努力の成果が実ります。
期待してください。

●今日の季語

稲負鳥いなおゝせどり【秋】

難解季語辞典』東京堂出版 P18から

古歌に多くよまれた鳥であるが、どのような鳥であるかは不詳。
※見出し画像は橘鶫TachibanaTsugumiさんの「物語の欠片 紅の蜥蜴篇 8」です。

『難解季語辞典』は以下のとおり。

稲負鳥いなおゝせどり【秋】
古今集秘伝三鳥(よぶこどり・ももちどり・いなおおせどり)のひとつ。古歌に多くよまれた鳥であるが、どのような鳥であるかは不詳。せきれい・すずめなどの説がある。
「古今伝授三鳥の其の一也。」(鷹の白尾)
「いにしへより、諸家の伝説多し。まづおしわたりて鶺鴒にして理りちかし。元来、古今の三鳥の一つにして極秘なれば、歌にはみだりによみがたし。(俳)父母や否をおふせるおしへ鳥 寂心」(博)

『角川俳句大歳時記』によると。

稲負鳥【いなおおせどり・いなおほせどり】動物《三秋》
いなおせどり
■解説
『古今和歌集』で使われている語句の解釈を伝える秘伝「古今伝授」の中に出てくる鳥。水鶏(あとり)・入内雀(にゆうないすずめ)・鶺鴒(せきれい)・鷭(ばん)・雁など様々な説があるが、どの鳥だかわかっていない。稲刈りの時期にやってくる鳥としてこうよばれているらしく古歌にも詠まれているが、そもそも空想上のものだったとも考えられる。(石田郷子)

ネット情報▶https://kotobank.jp/word/稲負鳥-435064

いつも参照させていただいている橘鶫さんの絵画です。
スズメの絵▶見出し画像
セキレイの絵▼

IKKOさん風に言うと「まぼろし〜」となるのでしょうか…
以下に歳時記から抜粋したものを載せます。

古歌に多くよまれた鳥であるが、どのような鳥であるかは不詳。

『難解季語辞典』から

古今の三鳥の一つにして極秘なれば、歌にはみだりによみがたし。(改正月令博物筌)

『難解季語辞典』から

古歌にも詠まれているが、そもそも空想上のものだったとも考えられる。(石田郷子)

『角川俳句大歳時記』から

歳時記・季寄に、古歌より詠まれている云々…とあり、和歌(奈良・平安時代)から存在していた由緒正しい「鳥」なのです。
また、「稲刈りの時期にやってくる鳥」なので生活に密着していて、かつ季節感を醸していたに違いありません。

そこで一句、

いにしえ稲負鳥いなおゝせどり我田へ来

それでは今日も頑張ってまいりましょう、応援していますよ。
そして明日もまた、よろしくお願いします(^^)/
KOMA

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