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minhai
【旬杯】俳句三句を投句します
【俳句】
蝉しぐれ忌明けお斎の椀朱し
小流へ浸す素足や避暑名残
聖書読む病床忍ぶ南風
せみしぐれきあけおときのわんあかし
しょうりゅうへひたすすあしやひしょなごり
せいしょよむびょうしょうしのぶみなみかぜ
【蛇足】
以下は蛇足なので、奇特な方のみお読みください。
近年、俳句は「多作多捨」とか「俳筋力」などと冠をつけられ、その結果日の目を見ないものが数多く存在するに至りました。
「もっと光を!」と言ったのはゲーテですが、捨てられた俳句にも光を当ててあげよう、というのが今回の(個人的)企画です。
ということで、今回蔵出しの三句を投句します。
なお、稚拙な箇所は(現在も十分稚拙ですが…汗)、若干の手直しを加えました。
▼会場
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