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【2023.11.12(日)】今日はどんな日?&季語「浮寝鳥(うきねのとり)」

『今日はどんな日?』に興味を持ってくださり、ありがとうございます。

現代版タロットと称される「サイカード」を用いた、今日の運勢をお伝えします。
もちろん、未来は自ら切り拓くもので、他人任せでは絶対にダメです。でも、助言は大いに聞くべきではないでしょうか。

俳句の珍しい季語をピックアップして、あれこれつっこんでみます。
俳句に馴染みのない方も、もちろんOK!
「へ〜、そんな言葉があるんだ」ぐらいのノリでお付き合いください。

●今日のラッキーナンバー

●今日の傾向とご助言
今日は、何か新しいことが芽生えるでしょう。それはあなたにとって、新しい取り組みかもしれませんし、環境の変化かも分かりません。
そのような中で、あなたはケアレスミスを犯す可能性があります。大事には至らないと考えられますが、今日一日は少し注意してください。

●今日の季語

浮寝鳥うきねのとり【冬】

難解季語辞典』東京堂出版 P23から

雁や鴨などの水鳥のこと。
また、恋の独り寝の心もとなさのこと。
※見出し画像はCanvaで作成。

『難解季語辞典』は以下のとおり。

浮寝鳥うきねのとり【冬】
水面に浮いて、首を翼の中に入れ眠っている雁や鴨などの水鳥をいう。
「うきねの鳥 冬也。水鳥の事也。水鳥は昼も波の上によくぬる物也。故に夜分にあらず。」(御傘)

『角川俳句大歳時記』によると。

水鳥【みずどり・みづどり】[動物]《三冬》
浮寝鳥(うきねどり)浮鳥(うきどり)水禽(すいきん)
■解説
水に浮かぶ鳥をまとめて水鳥という。鴨、雁(かり)、鳰(にお)、鴛鴦(おしどり)、白鳥、鷗などが入る。多くは秋に北から来て春に北へ帰る冬鳥である。
〈水鳥のおもたく見えて浮きにけり 鬼貫〉(『鬼貫句選』)。
水に浮いたまま眠る姿を浮寝、浮寝鳥という。詩歌にとって重要だったのは、水鳥よりこの浮寝という言葉である。歌人たちは「憂き寝」をかけて恋の独り寝の心もとなさを歌に詠んだ。
〈なみだ河枕ながるゝうきねには夢もさだかに見えずぞ有りける 読み人しらず〉(『古今集』)。(長谷川櫂)

ネット情報▶https://kotobank.jp/word/浮寝鳥-2010024

見出し写真を見て、「なんの関係があるんだ!」と、お怒りのそこの貴方。
それが、大いに関係あるのですよ。

浮寝 ⇔ 憂き寝

切なさを言葉に込めて、しかもその言葉が季語となっているのです。
古人(平安時代の歌人)の粋で洒脱で、ユーモアのセンスに感服です。
そう思いませんか (^^)σ

ちなみに「憂き寝」を辞書で引いても、出てきません。
…が、容易に想像はつきます。
「ひとり寂しく寝ている」ことですよね。

そこで一句、

薄闇に浮寝鳥うきねのとりもひとり泣く

それでは今日も頑張ってまいりましょう、応援していますよ。
そして明日もまた、よろしくお願いします(^^)/
KOMA

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