清真寺でジャオチェン

2018年末に思う

2018年もあと10日で終わり。
今年の目標が何だったのかはすっかり忘れてしまったが、そのほとんどが達成できていない感覚のみが残る。
去年のSan Jose行きで感じた運動不足と圧倒的な技術の不足をなんとかしたいと思い一年おっさんなりにやってきたつもりであったが、今年の保定でもまだまだ足りないことを思い知ることになった。
必要な努力を見誤り、現に足りないのならやるしかないと帰国してからもチマチマと運動に取り組み続けてこの年末になって漸く耐力の問題は一段階クリアー出来たような気がしてきたので、少しは技術の問題に取り組めるかもしれない。

今年は新しい試みとして「撃研」を始めた。
私が15年程続けてきた韓氏意拳には人を制する為の技術の練習が全くと言っていいほど無い。対人練習もほぼない。だから習っていても対人における感覚を養うことは難しい。勿論そのような練習(もしくは体験)なしに対敵行為が上手くも強くも絶対にならない。だから武術の経験が韓氏意拳のみしかない人は、どうしようもなく弱い。長年習い教えている私自身がそうなのだから、私から習う人がそうであることに責任はない。(私を先生と呼んで習っている方は私の生徒であるのだから、その方々については私の責任だ。)

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