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(データで見る)忍田プロがMリーグ解説に再度呼ばれる可能性は100%

各団体の王者が解説者としてMリーグに登場

いやー、Mリーグも佳境ですね。
昨年、石橋さんの涙を見た石橋ファンとしては、入れ替えレギュレーション対象の3チームにはいい偶然が舞い降りることを切に願っております。

実際、村上さんのトップには泣かされました

スッタンあがった人を100点差でまくって初トップなんてドラマが過ぎる

そんな佳境の折、各団体の王者がMリーグにゲスト解説者として登場。
その中でも、コバゴー一押しの忍田さん。解説が本当に素晴らしかった

以前に数回解説されている番組を拝見したことがあったのですが、
その時も「意外に気さくで、いい解説だなー」と思ったのですが、
今回のは「各方面が絶賛するのも当然」といった内容のものだったように思います。

忍田さんの解説があまりにもよかったので、
・忍田さん解説のどのような点がよかったか(自分なりの分析)
・忍田さん解説が視聴者にどう受け入れられているのか(twitter分析)、
を見てみたいと思います。

データに触れてみた感想。
忍田さんが解説に再度呼ばれないことはありません!(キリッ)

忍田さんの解説がよかった要因は3つ?

今回、なぜこんなにも良かったと思えるのか。
個人的には、その要因は大きく3つかなーと思います。

①普通に解説者として技能が高い

聞いてて思ったのですが、「待ち牌は山に○枚」とか、「○○が▲枚切れているので、△△が程よく見える」とか、解説に求められる発信を迅速に短い言葉でできているんですよね。

忍田さん程の実績ある人ならば、おそらくもっと多くの情報を拾っているんだと思うのですが、これを取「捨」選択して発信できているというのは非常に大きな強みです。
実際に、親番の多井さんのオリが早かったことをキャッチしつつも紹介しなかったのは、その証左かな、と。(下記のビデオの2分あたり)

https://abema.tv/video/episode/444-14_s60_p739

というのも、Mリーグ視聴者の多く(自分を含む)はライト層。
ライト層には、難しい話をするよりも、簡潔に話しつつ、その分共感ワードをちりばめる方が有効だと思うのですが、まさにその通りの解説だったなーと。
視聴者層をしっかり理解した上で仕事出来ているのは「さすが」の一言。

実際、将王決定戦のときの解説とは明らかに解説の濃度を変えてきており、このあたりの頭の良さは渋川さんに通じるところがあるように思います。

②コバミサとのコンビが優秀すぎた

コバミサって、どの解説者とのコンビでもどんな試合の実況でも必ず形にするし、キャスティング側からすると安心の実況者だなぁ、と常々思っていました。
あの麺麺王決定戦の実況なんて、まさにコバミサの真骨頂。

他方、土田&日吉、渋&桃のように、ベストパートナーと呼ばれる解説者がいないという点は否めなかったように思います。

だがしかし、忍田さんはまさに「ベストパートナー」。
コバミサや視聴者的にも、「(三色よりもコバミサのベストパートナー)みっけ」という感じだと思います。

「なぜベストパートナーなのか」というと、
テンションが同じ(どちらも落ち着き系で上品)
言葉のキャッチボールのテンポが絶妙にいい
・ボケ・ツッコミのような関係性
という点あたりがその理由になるかなぁと思います。

振り返ってみて改めて気づくのは、落ち着き系上品な解説者っていなかったんですよね。というわけでオンリーワン
この点については、伊達さんも同様の感想を抱いた模様。

そして、声質も滑舌もよい2者が短い言葉のキャッチボールをしているのは、なんだかラジオを聞いているような感じ
あと「松本・丸山でイチャイチャ」という忍田さんのパワーワードに対して「言い方!」とツッコめる関係性

要は耳心地がいいんですよね。

③共感ワードをうまく使っている

その上で、忍田さんは視聴者の感情に訴える引き出しも持っていました
具体的には、下記のような発信がその例になるかと思います。
「はぁーい」や「うん」といった相づちが上手(そして可愛い)
・「おおおお」とか「すごいですね。見ごたえありますね!」と、わかりやすい言葉で選手を持ち上げる
・「(先日の半荘で瑠美選手の連荘が)この間すごかったですからね!」と、以前の試合の内容を踏まえて期待感を高めている

これ、非常にいいと思うんですよね。。。
コバゴーが敬服し、番組内でコバミサにその実績を褒め称えらえれているレジェンドが、視聴者(特にライト層)が抱く感想をあえて口にすることで、視聴者が安心して同様の感想を持つことができ、感情がブーストされるわけです。たぶん。

あと「レジェンドがMリーグを見てくれている!」というのがわかるって、視聴者的にも気持ちいいはずです。(少なくとも私はそう)

更には、「三色めっけ」とか「(安全牌は)三日分もつ」とか「(松ヶ瀬さんの外見が)怖い」とか、初心者っぽい言葉使いも良き。

というわけで、個人的な感想としては、忍田さん解説は、狙いが非常に明確で、かつ、それが着実に実行された素晴らしい解説だったわけです。

視聴者はどういう感想を抱いたのか

では、忍田さんに関するツイートを全部抽出してみて、実際にはどんな感想が抱かれたのか、ちょこっと分析してみたいと思います。
例によって、twitterAPIでデータ抽出しています。

ツイート件数

まず、日本時間のだいたい16日(木)の終わりくらいまでの1週間の間に投稿されたツイート(日本語を使用言語として指定しているものに限る)のうち、「忍田」という文字が含まれているツイートを抽出してみました。
全部で6,488件。

ただ、この中には、ワールドトリガーの忍田本部長に関するツイートその他が多く含まれていたので、これらを除去。
最終的には「忍田」&「解説」という2ワードを含むツイートを抽出してみました。
結果、1,724件。すごい数です。

ワートリの忍田さんもですが、麻雀の忍田さんも人気者です。
麻雀界の本部長は忍田さんです。

否定的なツイートの割合は驚きの数字

これらのツイートのうち、ネガティブなワードがどの程度含まれているかを精査してみました。(否定的なツイートの方が抽出が楽なため。)
抽出した1,724ツイートのうち、「悪い」とか「つまらない」とか、ネガティブな単語をどの程度含んでいるかを機械的に見てみます
今回は、某大学の先生が研究用に作成したのを頂いたネガティブワードリスト(50語)に「わかりにくい」や「盛り上がら(ない)」といった麻雀解説特有のネガティブワードを加えて抽出してみました。

結果はなんと・・・・
・「悪い」4件。
・「合わない」1件。
・「硬い」1件
だけ
でした。
個人的な経験(プロジェクト数は少ないですが。。。)で言うと、
何に関してもネガティブワードを含むツイートって少なからず抽出されるはずなので、この数には目を疑いました

数が少ないので精査したところ、
「悪い」はいずれも忍田さん解説そのものを指しておらず、実質0件
「悪い」2件と「合わない」1件は、忍田さん解説は「日吉さん実況との相性が良くなさそう」という意味で用いられており、これはネガティブというよりも性質の問題だと思うので、0件カウント
・「硬い」は忍田さん解説を指して用いられており、1件カウント。

ということで、ネガティブツイートは1,724件中1件のみ。
(しかも、その1件も最終的には褒めてる。)
割合にして、0.06%。正直ありえない数字です。

どのような言葉と一緒にツイートされていたのか

では、どういう言葉が1,724件のツイートの中に多く含まれていたのか。
まぁ、なんとなくイメージをつかむために、ワードクラウドを作ってみました。

一部何それ?的なワードもありますが・・・・。

あんまり工夫せずに作ったので、ものすごく荒いですが、いかにポジティブに受け止められているかがわかると思います。
あと、個人的な感想と符合していて、ちょっとうれしい。

結論

私みたいなヒヨコがプレッシャーをかけるなんて恐れ多いですが、言いたいことは1点のみ。

「Mリーグ機構さん、この結果を踏まえたら、忍田さんに解説のオファーを改めてせざるを得ないと思いますよ。」


もう1つ、オマケ的に加えるのであれば、こんな感じ。

「Mリーグ機構さん、私は知っていますよ。忍田さんの1発目をあえてパイレーツが出場しない日にしましたね。2回目はコバゴーが出そうな日にオファーするんですよね。知ってますよ。当然見ますよ。」

Mリーグ機構さん、是非お願いします!!!!!!!!!

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