鈴木優の○○が120点
Mリーグ終盤戦 パイレーツ大苦戦
さてさてさてさて、Mリーグもついに最終盤。
大苦戦中のパイレーツの戦績に、一喜一憂させられすぎる今日この頃です。
子どもの学校がちょっとした長いお休みになったこともあり、家族で旅行にでかけたのですが、仲林さんの連闘を見たくて、観光どころじゃありませんでした。。。。
(子どもたちはその間公園で遊べてニッコリ)
そして、パイレーツが大苦戦中の今だからこそ感じる鈴木優さんの○○の素晴らしさ。
今回はこれを記事にしたいと思います。
鈴木優の○○にいつも感心
自分自身どういう人間かというと、すごくデジタル?な人間。
自身の仕事内容とも相まって、データを使って客観的に物事を見てみたいと思ったり、あるいは、ビジネス的視点から物事を考えるのが好きだったり。
以前に「企業目線」&「データ分析」でパイレーツの新選手指名を考察したりした背景は、そういった自分の気質にあったりします。
そんな自分的に今すごく気になっているのが、鈴木優選手の○○。
特にMリーグ最終盤の今は、これに毎日のように感心させられています。
この要素があったからこそ、パイレーツは渋川さんじゃなくて鈴木優さんを指名したんじゃないかと半ば確信したりもしています。
もし「Mリーグチーム運営入門」みたいな本を有志で書くとしたら、そこにこの項目を加えることを強烈に苛烈に主張したい。
編集者から3ページにしてくださいと注文されつつも、100ページくらいの原稿を書き、粘って粘ってそのうち10ページ分くらいは掲載したい。
それくらいの衝撃です(わかりづらい)。
鈴木優の○○とは・・・
じゃあ、鈴木優さんの何にそんなに胸を打たれているかというと、
「奥様」。
そう、多くの方は既にご存じ。
「鈴木優プロ公式応援アカウント」という名前でTwitterアカウントを運用されている鈴木優さんの奥様です。
この方のTwitterの運用が上手すぎて、目から鱗が激落ちくん。
自分のアカウントを「鈴木優プロ公式応援アカウント応援アカウント(非公式)」に改名したいくらい。
奥様ご本人からすると、注目を浴びてほしいのは鈴木優選手の方だとは思うのですが、あまりにも素晴らしいのでちょっと奥様自身を褒めさせてください・・・・。
実際、Mリーグ界における新発明だと思うんですよね。
というわけで、いつものように、素人目線&ちょこっとデータ分析で、奥様がいかに素晴らしいかを皆様と共有できたらいいな、と思います。
素直な感想がパイレーツクルーの思いと完全一致
パイレーツの4選手は、船長を筆頭に「麻雀は負けるもの」が血肉になっている頼もしい選手たち。
したがって、例えば路上感想戦を見ていても、ある程度一喜一憂は見せてくれるものの、基本的には冷静に勝敗を分析し、かつ、結果を受け止めているように見えます。
そして、それがパイレーツの魅力であることは間違いないと思います。
実際、この前の仲林さん連闘2戦目なんて悔しすぎて、自分だったら撮影放棄しそうだけど、冷静に振り返る選手たちすごい。
とはいえ、ファン心理からすると一喜一憂したい、というのもあったり。
そんな中、この思いを完全に代弁してくれているのがこの奥様。
先日の仲林さん連闘前。そう、先週はラスばかりで辛すぎた・・・。
パイレーツ5連勝のとき。
めちゃくちゃシンプルなんだけど、選手たちがなかなか言えない・言わない喜怒哀楽満載の「そうそうそうそう!」と頷きたくなるツイートの数々。
麻雀初級者のみならず麻雀上級者を含む多くのファンの気持ちを代弁してくれているんじゃないでしょうか。
そして、決してネガティブではないんですよね。
誰かを落としたり、ということも一切ないので、気持ちよく読めます。
たまにこんな本音の吐露も・・・。このあたりも心底共感。
全部含めて、パイレーツ本体(運営+4選手)との完璧な補完関係と言わざるを得ません。
あと、これはなかなか他のアカウントでは見られない特徴ですが、「自分自身に関する発信・宣伝」という要素が一切なく、純粋に応援アカウントなので、パイレーツ、Mリーグや鈴木優さん以外の事柄が出てこないというのも、補完関係の純度を高めていると思います。
関係者とのやり取りが上手すぎる
思わず爆笑した仲林さんとのやりとり。
とか、
からの
そして、スポンサーさんの宣伝まで器用にやってしまう有能っぷり。
クスっと笑ってしまうウヒョ助さんとのやりとり。
ちょっと専門的な話をすると、会社や業界を分析する際の概念として「カルチャーチャンピオン」(日本語訳不明・・・)というものがあります。
これ、権力がある人とは別に文化醸成に大きく寄与する人がおり、そういう人こそが実は会社や業界の発展には重要だよね、という発想のものです。
このカルチャーチャンピオン、Mリーグの文脈においては、選手や運営関係者等の直接の関係者を除くと3者いると思うのですが、間違いなくウヒョ助さんはカルチャーチャンピオン。
いずれにせよ、こういったインフルエンサーと上手にコミュニケーションするのは、素晴らしいことだと思います。
なお、カルチャーチャンピオンの点を一番理解しているのが森井さん。
ウヒョ助さんを含む3者とゴリゴリに絡んでいるあたり、マジで「流石」の一言。
たぶん唯一じゃないかなぁ、3者とゴリゴリに絡んでる人。
前にも記事で申し上げましたが、森井さんがすごいのは、ただ単に行動力があるだけじゃなくて、ものすごくロジカルに動いていることなんですよね。
そして、地味に森井さん、奥様のこのアカウントもフォローしているという。。。。
サポートが行き届きすぎ
これ、鈴木優さんの天然ぶりあってのことなんですが、様々な面で優さんをサポートされているんですよね。
例えば、偏食家の優さんサポート。しかもいやらしい感じが全くしない。
他にも面白エピソードを小出し。
なかなか手が行き届かない点にまで、妻ならではのサポートをしつつ、鈴木優さんの天然エピソードをも紹介し、ファンにほっこりをも届ける。
普通なら、お金が発生するくらいのサービスです。
リプライやいいねで鈴木優選手への身近感醸成をサポート
このアカウントの特徴は、非常に多くのリプライやいいねをしていること。
これは、サクラナイツの森井さんが「その方に対して色んな形で共感なのか、憧れなのか、興味なのか、色んな形の感情を揺さぶる方が入ってくれると嬉しい」と新加入選手について述べていましたが、AKB48の成功以降は「親近感」もキーワードになってきました。
詳しくはデータ分析のところでやろうと思っていますが、ファンのツイートに対してリプライやいいねをすることは親近感醸成に有効な手段。
鈴木優さん自身もマメだと思いますが、奥様との2馬力あれば、非常に強いですよね。
というわけで、自分自身はSNS分析の専門家ではないので、あくまで素人的観点ではありますが、プロに頼んだらお金がかかりそうなサービスを奥様は提供しているなぁと思うわけです(もしかしたらプロよりも効力アリ)。
アカウントデータの分析
ではでは、奥様のTwitterアカウントのデータを見ていきましょう。
日本時間3月1日の早朝時点のデータをTwitterAPIで抽出しています。
記事を書くために何回かコードを書いたので、tweepy(という名のpythonライブラリ)にもだんだん慣れてきましたよ!
フォロワー層
抽出時点のフォロワー数は4,795人。
既に若手人気麻雀プロと同じくらいのフォロワー数を抱えています。
では、このフォロワーがどのような層に広がっているかを見てみましょう。
まずはパートナーである鈴木優さんのフォロワーとの重なり。
奥様のフォロワーのうち87%である4,180人が鈴木優さんのフォロワー。
鈴木優さんのファンの多くが奥様のアカウントもフォローしていることがわかります。
すなわち、補完として十分機能しそうということが伺えます。
なお、現在、鈴木優さんのフォロワーは33,622人。
Mリーグ加入前は12,345人だったことを考えると、やっぱりMリーガー、夢があります。
では、パイレーツ公式のフォロワーとの重なりはどうでしょうか。
奥様のフォロワーのうち73%である3,490人がパイレーツ公式のフォロワーでした。
この結果からすると、パイレーツ公式との補完関係もありそうですね。
なお、奥様のフォロワーのうち、鈴木優さんもパイレーツ公式もフォロー「していない」のは8%の379人でした。
面白いことに、実は、数は少ないながらも固有のファンがついてきているのがよくわかります。
エンゲージメント率
では、各ツイートがどう人々に受け入れられているかを見ていきましょう。
まず、リツイート・リプライを除く総ツイート数は145回。
その145回のツイートが獲得した総いいね数は43,006(1回平均297)。
総リツイート数1,415回(1回平均10)。
相場がよくわからないのですが、これってすごいんじゃないでしょうか。
試しにパイレーツ公式のツイートも見てみましたが、
総ツイート数は973回。
総いいね数は516,703(平均531)。
総リツイート数は56,952回(平均59)。
パイレーツ公式のフォロワー数は10倍ということを考えると、優さんの奥様の稼働率は非常に高いということができそうです。
リプライ数・いいね数
では、奥様が何回リプライしたか、いいねボタンを押したかを見てみましょう。
初ツイート日が2022年7月23日。
いいねを押した数が18,557(1日平均84回!)。
リプライの数が389。
これ、すごいデータです。
18,557回いいねボタンを押すことだけでもすごい労力(指疲れそう)だし、リプライについては手間暇もかかりますし、疑いようもなく「すごい量の仕事」です。
これ、人件費にしたらわりとすごい額かかると思います。
「親近感」を醸成するには、十分すぎるほどの仕事と言わざるを得ません。
結論
奥様、すごい仕事人です。
これは疑いようもなく「『応援』アカウント」。
仕事量もさることながら、十分に結果をも残していると思います。
届くかはわかりませんが、そんな奥様に次のメッセージを送ります!
いつも楽しいツイート拝見しております。あまり言語化はされてこなかったかもしれませんが、パイレーツファン、あるいは多くのMリーグファンはきっとすごく感謝しております!Twitterに機能があれば、あなたにスパチャしたいくらいです。これからも是非自然体でご活動され、私たちを楽しませてください!
まだこのアカウントをフォローしていないパイレーツファンまたはMリーグ箱推しファンがいらっしゃるのであれば、以下のことをお伝えしたい。