【ドリブンズ前編】指名候補は最高位戦選手だけ?ドリブンズの理屈上、例外は3人。
Mトーナメントで忍田さん旋風が巻き起こる中、いかがお過ごしでしょうか。
Mリーグ史上指折りの反響。
決勝戦ならともかく、単なる1回戦でこの反響。
忍田さんの潜在人気が尋常じゃないことがわかりましたね。
この後の展開は、
①25日に最強戦で忍田さん登場。再度トレンド入り。
②ドラフト前日の29日、Mトーナメントで忍田さんが解説で再登場(しかもコバゴーが出場!)して、またまたTwitterでトレンド入り。
③ドラフトでBEASTに指名されて、またまたまたまたトレンド入り。
④それがMトーナメントの盛り上がりに更に拍車を欠け、Mトーナメントでの忍田さんのチーム表記がBEASTへと変えられ、これまたすごい話題に。
⑤ものすごい盛り上がりの中、開幕へ
まで、完全に見えましたわ。
もうMトーナメントのコバゴー出場の日に、忍田さんが解説するのは確信。
産休・育休前のコバミサと再度タッグを組んでほしい。
そして、コバゴーというエッセンスが加わったうえで、あの完璧だった実況解説をまた楽しみたいです。
Mリーグ機構さま、お願いしますすすすすすすすす!
さてさてさて。
もうすぐ職場を変えるため、有給大量消化中。
めちゃくちゃ時間があるので、もう勢い余ってドリブンズの「担当者だったらこの人指名!」を書き上げます!
今回は前編。指名選手の候補となりうる人物は誰か、です。
ドリブンズの「理屈」上は、最高位戦所属以外からも選ぶべき
赤坂ドリブンズ。
「強さ」「勝つこと」をアイデンティティにしているチームであり、雀力と出場試合数を比例させることを公言しているチーム。
さらに、今回のチーム構成入れ替えは、チーム成績の低迷によるもの。
この建前からすると、ただただ「雀力」のみが指名選手選定の考慮要素のように思えます。
となると、直近のタイトルホルダー+麻雀界で実力が圧倒的に認められている人を候補とするのが自然です。
そして、「雀力」だけを考慮要素にするのなら、最高位戦だけに限る必要は全くありません。
ドリブンズの「状況」的には、最高位戦所属選手を選ばざるを得ない
ただ、ドリブンズの「状況」がそれを許しません。
最高位戦からしか「選べない」という言い方が正しいのかもしれません。
それを痛感させたのが、村上さんの「ドリブンズどうなの?」動画。
具体的には、
・ドリブンズのチーム関係者はほとんどいない。
・実質的にたった一人の関係者である越山監督も現場に来れない
という点。
これ、要は「運営にリソースを割けない状況」ということ。
実際、パイレーツや今回のフェニックスとは異なり、「村上&丸山送り出しイベント」をやっていないばかりか、カネがかからないであろうYouTube配信ですら予定が立っていない点を見ても、リソースが相当厳しいことが見て取れます。
ゆえに、ドリブンズは「調整コストをできる限り少なくするため、選手を1団体からのみ選出したい」かつ「園田さんを窓口に全ての調整を行える最高位戦から選出したい」方向に偏るわけです。
調整って時間も労力もかかるのに、特にカネを生むわけではないので、リソースがないのであれば、できる限り省略させたいんですよね。
実際、同じ広告代理店(BtoCではなくBtoB)であり、チーム運営にABEMAとのお付き合い以上のベネフィットを見出しづらいと思われる電通も、できる限りコストを少なくするため「一団体(連盟)からのみ選出」(かつ、瀬戸熊さん&黒木さんが窓口)としています。
この点も、「ドリブンズは調整コストを削減したい」を補強する材料と言えるかと。
これを前提とすると、候補選手は以下の5名に絞られることになります。
①竹内元太(現最高位)
②醍醐大(元最高位)
③浅井裕介(RMUクラウン&マスターズ)
④西嶋千春(現女流最高位(もうすぐ永世!))
⑤小宮悠(前女流名人)
他団体所属でも候補となりうる例外が3名
ただし、ドリブンズの制約に該当しない例外が2名。
条件次第ではもう1名、候補になりえます。
例外①:忍田幸夫(麻将連合)
まず、例外的候補となるのは現将王の忍田さん。
実績的にも、Mトーナメントで一気に上がった注目度的にも、候補として挙げたい人物です。
ただ、ドリブンズの文脈上、忍田さんの強みは、ここではありません。
この点は、候補②の方と重なる部分なので、後で述べることとします。
例外②:愛内よしえ(協会)
愛内さんを候補に挙げる根拠は、園田さんのMつく。
越山監督に助言できる人物の一番手は、どう考えても園田さん。
その園田さんのドラ1であれば、候補にあげないわけにはいきません。
愛内さんも忍田さんも最高位戦所属ではない点がネック。
ただ、この2人はともに「団体の執行部に在籍」しているという共通点があり、これが大きく意味をなします。
要は、この人たちに調整をお願いするだけで勝手に片付く状況にあり、それゆえ、この2人の指名に関しては、ドリブンズ運営の調整コスト向上を意味しない、ということです。
これは2人の指名のハードルを大幅に下げる要素と言ってよさそうです。
例外③:逢川恵夢(協会)
実績的には、逢川さんが西嶋さんと並んで女流一番手。
そんな逢川さん、IKUSAでMリーグルールでも勝てることを証明しており、その点では西嶋さんよりも「安心感」があります。
ただ、逢川さんは忍田さんや愛内さんのような「調整コストを向上させない」という強みがありません。
これがめちゃくちゃ、めちゃくちゃマイナス。
「調整コスト向上」の1点のみで、逢川さんは候補から外れる可能性大です。
そこで、協会執行部に提案したい。
協会の執行部の誰かが「逢川については、私に一言言ってもらえれば、秘密を厳守しつつ、全部調整します!NGなしです!」とドリブンズ運営に力強く宣誓すること。
これがないと、担当者的には候補にすることは不可能ですが、この宣誓さえあれば、実績的にはぜひぜひ候補に挙げたい、そんな感じだと思います。
例外④?:仲田加南(連盟)
これは単なる希望。「正解よりも別解」コンセプトにピッタリ!
というわけで、勝手に例外に挙げておきます。
次回は「最終的な2名は誰か」
というわけで、今回検討の俎上に載るのは以下の9名。
竹内元太(現最高位)
醍醐大(元最高位)
浅井裕介(RMUクラウン)
西嶋千春(女流最高位)
小宮悠(前女流名人)
忍田幸夫(将王)
愛内よしえ(園田ドラ1)
逢川恵夢(前女流雀王)
仲田加南(女流日本シリーズ)
次回は、候補者9名のファン層分析をしつつ、誰を最終的な2名とすべきか、について考えてみたいと思います。