「お先にどうぞ」
たまたま聞いた、あるお坊さんの話に共感。何かの順番待ちをしている時に、自分より誰かを優先してあげたいと思って譲る行為(声掛け)。言われたら心地よいが、滅多に使わない言葉だなぁという印象。
まず、自分と同じ状況の「他人」が自分より必要性(?)があると感じる関心の高さ(=視野の広さ、気配り)があり、自分はある程度犠牲になっても良いと判断し、さらに自分から声をかけるという(ちょっとした)勇気を出して初めて言える言葉なのだろう。ちょっとしたことかもしれないが、この言葉を言える人とそうでない人には、大きな違い(人間としての器の大きさのようなもの)を感じる。
自分も車を運転していて直前に割り込まれたとき、「お先にどうぞ」と心の中でつぶやいてみたらイライラする感情が収まった。そうか!相手を思う気持ちが自分の心を平穏にしてくれるということか。
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