スポーツの世界
今はパリ・オリンピック期間中で毎日のように日本人アスリートの活躍が報道されている。日本は幅広い競技でメダルを獲得していることも評価されているようだ。
スポーツ競技は一定のルールに基づいて勝敗が決まる世界。人生(実社会)における勝敗は明確には決まらない(勝つか負けるかだけではない)ので、白黒をつけるスポーツを好むのが人間の本性なのかもしれない。そして、「勝つ」ことを目指して努力することで、己の能力を高めていくアスリートの姿は賞賛されるものだ。
もう一つスポーツに憧れる背景には“潔さ・清々しさ”があるのではないか。社会生活の中では、出世のために他人を蹴落とすなど、妬みや嫉妬が渦巻く世界(?)に心を折られることがある。この様なドロドロした世界にいるとスポーツの“潔さ・清々しさ”に癒されて心を洗われる。これが忘れていた何かを思い出させてくれるような、本来あるはずの純粋さ・人間らしさを感じるのは自分だけなのだろうか、、、。