〔発案〕キャリーケースに入ってもらう方法
お迎えして1回目のワクチン接種の為に病院に連れていく際、こまち・ひげよしにキャリーケースに入ってもらうときは苦労しました。
爪も伸びているし、人馴れもしていないので抱き上げることも難しく、2匹とも異変を察知して狭いところに隠れてシャー、グローブをつけ、追いかけまわして、お互い体力もなくなって、ひげよしは恐怖からかおしっこを漏らしてしまうし、しんどい気持ちになりました。
引っ掻いてきたり、噛んできたり、低い声で唸って威嚇して…
ワクチンは必要なものだから避けても通れないし、今諦めてもまたやらなければと半ば強引に推し進めました。予約時間までに病院に連れていかなければならない理由もあって「早く入ってもらわなきゃ…」というプレッシャーもあり、精神的にも体力的にも疲弊しました。
2回目のワクチンを控えて、「またこのしんどい思いするのは嫌なのでなんとかお互いストレスが少ない状態で、キャリーケースに入ってもらうことはできないだろうか」と考えました。今回はそちらを共有させていただきます。
チュールが好きな猫ちゃんであれば成功率は高いと思います。
100%成功するわけではないのであしからず…。
※以降のお話は抱っこができ、キャリーケースに抵抗なく入ってもらえる猫ちゃんにはあまり関係のない話になります。
どんなキャリーケースにする?
結論からいうと、今回ご紹介する方法でオススメするキャリーケースはクレートタイプ(ハード)のキャリーケースになります。
なにも知識がない時に我が家ではリュックタイプを買い揃えたのですが、入ってもらっても、締めるときに手間取ってしまって使いこなすことは難しかったです。
クレートタイプのキャリーケースは、およそ¥3,000円ほどで購入することができます。
「チュール作戦」
ではまず、先ほどご紹介したキャリーケースに入ってもらう練習方法についてご説明します。
私たちはこの方法を「チュール作戦」と呼称しています。
ワクチン予約してる日からおよそ2週間ほど前から以下のことを実践して練習しました。
まずキャリーの上にはまずタオルをかけて、より暗くしておきます。
そして、このようにチュールを使ってキャリーの中に線を書きます。
上記の準備ができたら、チュールを持って猫をキャリー前まで誘導。
キャリー内にチュールがあることをわかってもらいます。
誘導が上手くいかない場合は、少しだけチュールを与えて「もっと欲しい」状態にするとすんなり追い求めて入りやすかったです。
「この箱の中には美味しいものがあるし、もらえる!」と思ってもらえるようにしました。安全と思ってもらえるように扉は当日まで絶対閉じないでください。
閉じると途端に危険な場所と記憶されて以降、成功率が下がってしまいます。ここぞ!というときに閉めてください。
またしばらく部屋にキャリーは扉をあけたまま置いておき、日常の中で入りたかったら入れる状態にしておいてました。
まず彼らにとって危険はなく、好きな場所になってもらえるようにしました。成功率はまちまちでしたが、なにもしないより希望はありました。
チュール断食、そしていざ…
ワクチン予約の日から2日前くらいから、チュール断食をしました。
チュール作戦練習の最中は毎日食べられていたのに与えないことで、当日の食いつき率をあげました。
いよいよ2回目のワクチン接種当日、チュール作戦を実行しました。
お互いが見えると警戒するかと思い、まず2匹をそれぞれ別の部屋に誘導してから行いました。
まずはこまち。順調にキャリーの中のチュールに夢中で、すぐ身体が全部入り鍵をかけてすんなり成功しました。
続いてひげよし、と思いきや…
キャリーに入ってるこまちの鳴き声が大きく、部屋を分けていても聞こえてしまっていて、ひげよしは完全に警戒。
チュールにも食いつかず狭いところへ隠れてしまってあえなく失敗。
こまちは鳴き喚いてキャリーをガンガン、タオルケットを上からかけて猫が落ち着く音楽を検索して流したら少し静かになりました。
よって、ひげよしは留守番でこまちは病院へ行きました。
ひげよしの予約枠は保護主さんの猫ちゃんと日程を交代してもらって、なんとか病院へ迷惑をかけることはありませんした。助かりました。
病院についてからも、こまちは唸りながらキャリーをガンガンして、暴れていました。
後日、ひげよしも2回目のワクチン接種をリベンジをするべく、チュール作戦を実施しましたが、なにかを感じとったのかキャリーケースには入らずまたしても失敗。
グローブで捕獲作戦を行いました。
病院でワクチンを打つ際は、こまちとは違って暴れることなく大人しく接種は完了しました。
まとめ
チュールが好きなこまちは成功率高めでしたが、ビビりがちなひげよしは違和感を察知して怯えてしまいチュールどころではなかったので、練習の時から成功率は60%くらいでした。
ただでさえ病院に行くことや、キャリーケースに入ってもらわなければならない状況の時は疲れることも多い中、連れていく前に人も猫もストレスが出来るだけ少ないように「チュール作戦」を発案しました。
特に抱っこができない、暴れてどうしようもない猫ちゃんを捕獲することはハードルが高いです。
もしこの方法で試されて成功した時にコメントをいただければ嬉しいです。
ここまで読んでいただき、よろしければ「いいね」をお願いします。励みになります。猫ちゃんと暮らす上で感じたこと、仲良くなるために試行錯誤したことを記事にしてまとめていますので続きも良かったら読んでいただければ嬉しいです。
またここまでご紹介した可愛い我が家の愛猫Instagramがございます。よろしければInstagramロゴのリンクよりご覧ください。
お読みいただきありがとうございました。