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新「スペース・マウンテン」の開発者に話を聞く!「スリルや興奮に満ちたライド体験といったところはもちろん提供していきたい」
東京ディズニーランドの人気アトラクション「スペース・マウンテン」が、2024年7月31日のパーク閉園をもって惜しまれつつも営業終了となります。長年にわたり多くのゲストに愛されてきたこのアトラクションは、新たなコンセプトのもとでリニューアルされ、2027年に新たな「スペース・マウンテン」として開業予定です。
2027年に新たに開業する「新スペース・マウンテン」の開発担当者である、技術本部アトラクション建設プロジェクトチームの小西航平さんにお話を聞きました。
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ーー過去のスペース・マウンテンとの連続性や新しい物語の展開について教えてください
「現在のスペース・マウンテンと同じように、ライドの体験としてスリルや興奮に満ちたライド体験といったところはもちろん提供していきますし、それに加えるというか、ディズニーパークにふさわしいショーストーリーといったところもありますので、そういったところをお楽しみいただきつつ、かつてのスペース・マウンテンにもある要素も、そして新たな要素もいろいろありますので、お楽しみにいただければなと思います」
ーーゲストにどのようなところ楽しんでもらいたい、どのようなところを特に見てもらいたいでしょうか
「そうですね、もちろんやはり一番は屋内型のジェットコースターのアトラクションになりますので、現在のイメージ画像に出ていますけれども、現在のスペース・マウンテンもやはり一目で見ていただいて、ディズニーランドのスペース・マウンテンだなと分かっていただけるようなアイコニック、象徴的な建屋になっていると思います」
「今回の新たなスペース・マウンテンも同じように一目で見ていただいて、ディズニーランドのスペース・マウンテンだなと分かっていただけるようなものも開発している最中ですので、ぜひそういったところの外観も含めてお楽しみいただきたいなと思います」
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ーー今、結構苦労されている点だったりとか、逆にすごくやりがいがあるんだって感じができるところはありますか
「2018年からディズニー社との協議を開始し始めて、どういったものを作っていくのかというのを検討に検討を重ねて現在に至っているので、本当に今で6年半弱かかっていますので、とても長くなってしまった。」
「コロナ禍もあったりしたのもあるんですけれども、長くなってしまったなと思いますし、いろいろその中では議論がされている中でいろんなどういったものをゲストの皆さんに提供できるかといったところを検討に重々重ねてきました」
「その中でも先ほどお話ししたような象徴的な建屋の外観といったところも、有機的なカーブが象徴的な建屋の新しい外観になってまして現在に戻ってどちらかというと、円形ではありますけども直線美が象徴的な立屋になってますけども、今回の新たなスペース・マウンテンは、ゲストのご自身がアトラクションとして体験いただくときのスリルや興奮のライドの体験といったところを象徴するような曲線美があるといったところは、まさにディズニーとの設計段階での協議もそうですし、それを技術的に達成するといったところもかなりいろいろな検討作業をしてきたというところです」
ーー最後に
1983年の東京ディズニーランドグランドオープンの時からですね、本当に多くのゲストの皆様にご体験いただき、そして楽しんでいただき、かつ愛されるアトラクションだったなと思っています。それは我々キャストにとっても同じでして、とても本当に思い出が詰まっているアトラクションだと思っています」
「今回新たなアトラクションを開発するということで本当にゲストの皆さんに記憶に残るアトラクションにしていきたいなと思っていますので、ぜひお楽しみにお待ちいただければなと思っています」
※ほぼ原文ママ