オリエンタルランド、東京都と東京港でのクルーズ事業連携協定を締結

株式会社オリエンタルランドは29日、東京都と東京港を主要な発着拠点とするクルーズ事業に関する連携協定を締結しました。この協定に基づき、同社は日本発の「ファミリーエンターテイメントクルーズ」の実現に向けて、東京都と協力して取り組みを進める方針です。

本連携協定の目的は、クルーズ事業の展開を通じた地域活性化や、心豊かな子どもたちを育む活動、多様性を尊重した事業運営、そして東京臨海副都心地域のさらなる賑わい創出です。これらの取り組みにおいて、東京都とオリエンタルランドが一体となって環境づくりを進めていきます。

オリエンタルランドは2025年度から新造船の建造を開始し、2028年度のクルーズ船就航を目指しています。同社が掲げる「ファミリーエンターテイメントクルーズ」は、家族向けのユニークなレジャー体験を提供することをコンセプトにしており、東京港を中心に新たな観光需要を創出すると期待されています。

東京都と協働し、地域貢献と新たな価値創造へ

この協定は、クルーズ事業の枠を超えて、地域社会への貢献を重視しています。特に、子どもたちの健全な成長を支援する活動や、多様性を尊重する取り組みが重点的に進められる予定です。また、東京臨海副都心地域での賑わい創出に向けた施策も連携して実施される計画です。

オリエンタルランドの新たな事業展開により、東京港周辺地域の活性化はもちろん、国際的な観光地としての東京の魅力がさらに高まることが期待されています。