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部屋に依存しない「防音マイク」をセッティング #Voicease界隈

ブースは案の定、防音性能なし

一個前の記事で、1Kの部屋に無理矢理簡易ブースを作りましたが、耳で聞いてもスマホアプリで確認しても、やっぱり防音シートの意味がないことがわかりました。
スマホアプリの騒音計はマイクの集音とか色々ついてそうなので不正確であることは承知の上、シート掛けても外しても差がほぼ0dbなら無意味確定ですね。
まあ実際は1dbくらい違う可能性はありますが、出入りの邪魔とか圧迫感とか不必要に暗くなるとか、デメリットの方が強く感じたため、結局防音シートは外しました。

防音シートは一応洗濯してゴミにはまだ出してない。
上のマットも意味ないかもしれないが、とりあえず出入りの邪魔にはならないので放置。

おすすめにもっと早く出てきてほしかったVoicease

ブース構築の前後で防音関連の動画を見漁り、一時期おすすめが防音アドバイザーとおめがシスターズで埋まったやめてくれよ・・・のですが、もうしばらくしてVoiceaseという近未来兵器が出てきました。

手に持つタイプのマイクを差し込んで、メガホンのように口を当てて使う

昨夏にクラファンを実施して大成功。昨年暮れからは島村楽器の一部店舗にも並ぶという折り紙付きのツール。
GW明けに取り扱い開始したばかりという新宿ペペ店に見に行って、そこまでどでかいものでもないことがわかり、すぐに通販注文しました。

下のは「ショートブームマイクスタンド」と言いまして、本来ドラムや座って弾き語りする場合の集音に使うもの。
高身長&高座高でなければこれで口元までは届く。
バランス悪い場合は足におもりをつけましょう。

自分は座り使用が多くなると思ったため、短めのマイクスタンドを買って取り付け。
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/25606/
バランスが悪く、ちゃんと力を加えると前に倒れてきてしまうのでその辺は注意というか、立って使うつもりの方は長いスタンドの方が絶対良いです。

ただまあ現状、座ってゲームしながら口を当てて、喋りすぎて呼吸がしんどくなったら顔を外して、また口を当てて・・・というのは問題なくできてます。
ヘッドバットでもしない限りはスタンドも倒れてこないし、パイプのずり落ちも今のところはなし。下から角度を付けてるので、ゲームプレイ中も視界には入ってこないです。

一応、力が加わることで、きつく締めてるスタンドのネジが劣化すると思われるので、先手を打ってゴムライナー付きのホースクランプというもので動かないよう補強してます。

物を知らないと検索ワードもわからない。
プログラミング研修では常々感じること。

防音性能はスマホアプリベースで
普通に歌う:最高約75db
Voicease越し:最高約65db

ということで、防音シートよりは全然いい感じ。
スマホアプリだから-10dbにしかなってないだけで、ちゃんと測れば告知動画通りの数値は出ていると思われます。
体感的には、昼間なら歌えるんじゃないかという感じ。

EQ設定で気づいたこと

配信やってる方はご存知かもしれませんが、基本的に人の声は不要な周波数帯(高さ)があり、EQ(イコライジング)をしないとクリアに聞こえないというものになっています。
加えて、Voiceaseは筒のような空間を少なからず反響し、こもったような音になるため、その影響を差し引くEQも設定する必要があります。
ただ逆に、この手の防音器具で、EQによりほぼほぼ元の声質に戻すことができるというものが他にほぼ存在しないため、自分の声質にあったEQさえ見つければ対処可能であるという意味で、逆にアピールポイントになっているんですね。

設定のヒントについては開発者さんが出してくれています。

私の場合、男性でしかも低音多めなので、全体的にポイントを低周波数寄りにずらしたり、低周波数帯をさらに下げたりしています。
私の環境・設定画像を記事の最後に載せておきますので、参考になれば幸いです。

【追記】
色々設定ミスってたので後日見直しました。
見直し後の設定は下記記事の通り。

設定していて気づきがあったのですが、Voiceaseは筒の中で反響する分、声がかなり大きめに入力され、普通に使っていても音割れ(0db超え)してしまうようです。
音割れしてしまうとその後のEQ等の工程で元に戻すことは不可能。
対策としてマイク感度を下げればいいとわかったので、EQかける前から割れてる方は是非ご確認ください。

これで歌ってみたも上げていけますねぇ。
(資格勉強から目を逸らし)

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