こまえのデザイン. R4プロジェクト№2『和泉多摩川エリア 未来デザインノート』①
こんにちは、こまえのデザイン.です。
今回は、令和4年度にこまえのデザイン.が動かす4つのプロジェクトのうち、市職員のワーキングチームが検討している、『和泉多摩川エリア 未来デザインノート』をご紹介します。
プロジェクトの概要
この『和泉多摩川エリア 未来デザインノート』は、地域資源が点在する和泉多摩川エリアの魅力向上に向けた将来ビジョンを検討するため、各部局の係長・主任級の職員10名により構成する『狛江市未来戦略会議』により、昨年10月から議論が進められているものです。
和泉多摩川エリアのポテンシャル
和泉多摩川エリアは、もともと多摩川や西河原公園の木々に代表されるように自然が豊かで、川沿いの桜並木をはじめとして、古くからたくさんの市民に親しまれています。また、多摩川を少し離れると、むいから民家園や万葉歌碑、玉翠園跡の石垣、各所に点在する古墳などの歴史・文化遺産や、ノスタルジックな雰囲気の和泉多摩川商店街など、狛江のローカルな良さがぎゅっと詰まった地域でもあります。
今回の『和泉多摩川エリア 未来デザインノート』では、こんなに大きいポテンシャルを秘めた和泉多摩川エリアに、狛江市外から来た人はふらっと立ち寄りたくなる。また、市内の人もついつい多摩川に引き寄せられ、それぞれの「憩い」の時間を過ごせる空間にリノベーションしていくための、このエリア全体のイメージをまとめています。
和泉多摩川エリア 未来デザインノート(全体コンセプト)
今回、この未来戦略会議で令和4年3月に取りまとめた『和泉多摩川エリア 未来デザインノート(全体コンセプト)』では、
狛江で憩う。ふらっと行こう。~「まち」と「かわ」が一体となった、多摩川周辺エリアの空間リノベーション~
をテーマに、
身近な自然にふれあい、遊び心がくすぐられる空間
人と人がつながり、にぎわいが生まれる、わくわくする空間
四季折々の街並みを感じ、のんびり歩きたくなる道
という3つのコンセプトを定めました。
未来戦略会議アドバイザー 二井佳昭教授(国士舘大学)
今回の『和泉多摩川エリア 未来デザインノート』の検討にあたり、狛江市な縁のある方のご紹介で、国士舘大学の二井佳昭教授(専門:景観デザイン)を、未来戦略会議のアドバイザーとしてお迎えしています。
二井教授は、神戸市の税関前歩道橋や広島県広島南道路太田川放水路橋など橋梁デザインや、まちづくりにおける公共空間のデザインの分野で広くご活躍されています。
令和4年度の取り組み
今年度は、この『和泉多摩川エリア 未来デザインノート(全体コンセプト)』をベースに、引き続き、未来戦略会議を中心に和泉多摩川周辺エリアのフィールドワークなども交えながら検討を深め、夏ごろを目途に最終報告を取りまとめていく予定です。(G)