今年の4つのプロジェクト! byこまえのデザイン.
こんにちは、こまえのデザイン.です。
今回は、このnoteでこれまで個別にご紹介していた令和4年度にこまえのデザイン.(狛江市未来戦略室)が動かす4本のプロジェクトを簡単にまとめています。
今年度は市でこんなことやるんだ、という感じでお読みいただけると幸いです。
①狛江駅周辺の快適な歩行空間創出プロジェクト
狛江市のほぼ中心に位置する狛江駅は、1日およそ3万6千人あまりの人が利用する市の主要駅で、現在、この狛江駅周辺には大規模商業施設のほか、地域の飲食店や小売店など、様々なお店が並んでいます。
今回、この狛江駅周辺に快適な歩行者空間を創出していくため、駅周辺エリアで滞在空間を設ける社会実験を実施するとともに、この社会実験を通じて、駅周辺エリアの歩行者空間の方向性を検討するための官民連携協議会を設置し、地域の皆さんや関係事業者、市民団体の皆さんと同じテーブルで、ともに考えていきます。
②和泉多摩川エリア 未来デザインノート
狛江市の南側を流れる多摩川とその周辺は、多摩川や西河原公園の木々に代表されるように自然が豊かで、古くから多くの人たちに親しまれています。
また、多摩川を少し離れると、むいから民家園や玉翠園跡、万葉歌碑などの歴史・文化遺産や、ノスタルジックな雰囲気を感じる和泉多摩川商店街など、狛江のローカルな良さがぎゅっと詰まったエリアでもあります。
今回、市の各部局の係長・主任級の中堅職員による検討チーム『狛江市 未来戦略会議』を設置し、国士舘大学の二井昭佳教授(専門:景観デザイン)と二井ゼミの皆さんと一緒に、地域の資源が豊富な多摩川の自然環境や文化遺産を生かした空間リノベーションに向けて、夏頃をメドに最終報告をまとめていきます。
③コマエ×ミライ×チャレンジ2022
コマエ×ミライ×チャレンジは「未来を担う子どもたちが自らの創造性を育み、将来、狛江市から世界で活躍する人材の育成を図る」ことを目的に、令和2年にスタートした事業で、今年で3回目になります。
今回のコマエ×ミライ×チャレンジ2022は、市内在住または在学の小学生~高校生を対象としたデザインコンテストを開催します。
そして、デザインのテーマは、ゼロカーボン。
2021年3月に狛江市が宣言した『ゼロカーボンシティ』の実現に向けて、行政や事業者、地域住民の皆さんが力を合わせて取り組むためのアイコンとなるロゴマークを募集します。
また、このコンテストでは、最優秀作品を市のゼロカーボンシティのロゴマークとして最終的に完成させるための最終調整をKOMAE Designer's Labの梅田海緒デザイナーにお手伝いいただきます。
作品募集は6月15日まで。小中高校生の皆さんのご応募をお待ちしています。
④狛江ブランド農産物 認知度拡大キャンペーン
市内で狛江市独自のGAP(農業生産工程管理・Good Agricultural Practice)により生産されている『狛江ブランド農産物』の良さを、広く市民の皆さんにお伝えしていくキャンペーンを展開します。
このキャンペーンでは、市内のGAP農家の皆さんと、狛江市の農業振興を所管する地域活性課と未来戦略室(こまえのデザイン.)、KOMAE Designer's Labが協業して、年間を通じていくつかの企画を実施していきたいと思っています。
企画の検討は、市職員(地域活性課・未来戦略室)と、地域のデザイナーさんによるプロジェクトメンバーにより既に開始していますが、詳しくは、来週配信する記事をご覧ください。
⑤そのほか。
これまでにご紹介した4つのプロジェクトのほかにも、『地域住民とのコミュニケーションデザイン』の観点から、各担当課の情報発信の改善のお手伝いや、狛江市におけるドローン活用、デザイナーの発掘プロジェクト(KOMAE Designer's Lab)なども、今年度、こまえのデザイン.(未来戦略室)が行います。