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2022-11-27東海シクロクロスワイルドネイチャープラザ

2022-11-27東海シクロクロスワイルドネイチャープラザ
一月に行われる全日本選手権はここワイルドネイチャープラザであり出場権や出走枠獲得のためのポイントが得られるJCFシリーズであることから有力選手が集まった。コースは日本でも珍しい河川砂丘を使用したコース。林の中を引き回される前半と砂の上りと下りで構成される後半のコース。
林を抜ける無駄のないハンドリングとペダリング。
砂丘をクリアするためのパワーと轍をトレースするテクニックが要求される。

11/27のコース
この図から細かい部分の変更はあったようだ。

この日の使用機材は
α9ⅱ 100400GM
α7ⅲ 24105G
いつも通りの組み合わせ。

全日本選手権MTB XCOのときに100400GMのスイッチが体に触れてしまい、いざ撮ろうとするとMFに切り替わっていたことが何度かあったのでレンズのスイッチ類をパーマセルテープでマスキング。これで誤作動を防ぐことができた。カメラを横向けに吊り下げるブラックラピッドを使用する場合は有効ですね。

コースはおそらく全日本選手権と大きく変わらないと思われる。スタートしてすぐこちら側に戻ってきて林の中を引き回される。どの撮影ポイントからも複数カットが狙えそうな構成だ。
レースの肝となるのはやはり砂丘の下り。
テクニックとパワーが要求されるところでありフィニッシュも近いためアタックポイントになる。
ここでもミスが勝負を分けるだろう。
撮影は砂丘とシケイン周辺を中心に組み立てる事になる。パックになった際パック全体を収められる場所はどこか。砂丘の下は選手がアウトのライン、インのラインに分かれることが多いのでどう構図を作るかの2点がポイント。砂丘の下りではトップ選手も砂にバイクを取られ落車をしていたので勝負が分かれるポイントになる。ここもしっかり収めたい。
特に終盤は砂丘で撮影する必要があるだろう。

U23はジュニアから上がってきた柚木選手が優勝。
先週の全日本MTB XCOのU23チャンピオンの副島選手は2位。おそらく本番もこの2人が中心になるのではないか。

バニーホップでシケインを超える柚木選手
バイクコントロールは随一
全日本選手権MTB XCO優勝の副島選手


女子エリートは大きく差が開いてしまった。この日出場しなかった選手もいるがもう少し競り合いが起こってほしいところではある。

優勝した小川咲絵選手
女子エリート2位の石田唯乗れなければ担いで走る。
シクロクロスの基本


男子エリートは織田聖、沢田時、竹内遼の3人がトップ3。それに小坂光、横山航太が続いた。

中盤から独走状態の織田聖選手。
ホールショットを獲ったのは沢田時選手
最後尾スタートから追い上げ3位へ
全日本本命のうち1人



個々のテクニックとパワーで差が開きつつ競り合う場合は砂丘がポイントになるだろう。
全日本に向け私も良い勉強になった。

撮影に関しては夏に手に入れた100400GMが良い絵を出してくれるがそれに頼り単調な写真になってしまった。他の画角、標準域をうまく使いバリエーションも出していきたい。
次のマキノは24105Gのみで挑んでみよう。

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