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あなただけの味方

1年前の自分から私宛に手紙が届きました。
11月某日に雲仙に紅葉を見に行ったときに
泊まったホテルの
「一年後のあなたに手紙を届けます」サービス企画でした。

宿泊したのが丁度会社に退職の旨を伝えた翌日だったかと思います。
ホテルのフロントで便箋2枚と封筒を貰って
夫になにやってんの?と苦笑されながら
わたしは青くさい若者みたいな気持ちになって真剣に一年後の自分に手紙を書いた記憶がよみがえりました。

そこにはまさしくその当時のわたしが一年後の今のわたしの状態を案じたねぎらいと心配の言葉で溢れていました。

「会社を辞めたことを後悔していない?」
「やっぱり辞めなければよかったって思ってない?」「毎日を楽しんでいますか?」etc..

ホント、一年前のわたしが言ってると
実感したのでした。

変な話なんですが、
初めて「自分」という人と出会い、
そしてわたしだけの味方がいた!と心強い
気持ちになったのです。

今また思うのです。
今のこの気持ちを一年後の自分に向けて
届ける術はないのかなと。

自分のことが自分では分からないもんだよ、と説かれる局面もありますが、

病にかかっている人が
自分の身体のことは自分が1番よくわかっていると言われる局面がある様に、なにかに侵されているときは、やっぱり自分のことは自分が1番よく分かってあげられているとおもうのです。

「過去の自分」という味方がみなさんにも
いるのではないでしょうか。
その存在はとても心強いと思いませんか?

とりとめもないことを書いてしまいました。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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