富士山神玉巡拝 その2
富士山神玉巡拝その1に続き、天気の良い週末、富士山神玉巡拝に出かけました。今回は、富士吉田市の周辺、新倉富士浅間神社と小室浅間神社を目指し、出発しました。
新倉富士浅間神社には、新倉山浅間公園があり、富士山と桜の絶景コラボを満喫できる、山梨県の桜の名所となっています。桜祭りの際に訪れた際の記事もありますので、良ければご覧ください。
新倉富士浅間神社(あらくらふじせんげんじんじゃ)
御祭神
木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
大山祗命 (おおやまづみのみこと)
瓊瓊杵尊 (ににぎのみこと)
飛鳥時代のご創建と知り、驚きます。本殿の屋根を見上げると、鬼の面がついているのが見えます。これは鬼瓦の原形といわれ、本殿を守る魔除けのようなもので大変珍しいものだそうです。
境内の左脇から入るとひっそりと神社がありました。人が立ち寄らないためか静けさを感じ、空気が変わったように感じます。風が良く通っていました。
織物の神様で、織物はタテの糸とヨコの糸を交差させて織ることから、縁結びの神様です。富士吉田市は、1,000年以上続く織物の名産地ということで、着物好きで織物に興味がある私は、このご縁に感謝し、お参りをしました。
神社から咲や姫階段(398段)を登った先にある新倉浅間公園にある忠霊塔(五重塔)。富士山と五重塔の写真映えするスポットとして国内外から人気の場所です。頂上での富士山の景色は、絶景です。これぞ日本の景色。
この日もたくさんの外国人観光客でにぎわっておりました。こちらの場所のアクセスは、日本人でも決して行きやすい場所ではないと思います。外国人観光客もレンタカーを借りて来ている様子が伺えました。駐車場周辺は、交通渋滞。トラブっているところも目にしました。スルーしてしまったことを反省。オーバーツーリズムということを聞きますが、困っている人がいたら、英会話の練習のつもりで、次回から思い切って話しかけてみようと思いました。
小室浅間神社(おむろせんげんじんじゃ)
新倉富士浅間神社から車で5分くらいの場所にあります。
御祭神
木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
例年9月19日に執り行われる「流鏑馬祭り」が有名とのことで、駐車場のとなりには、神馬を飼育する馬舎がありました。
新倉富士浅間神社は観光客でにぎわっておりますが、こちらは参拝客が少なく、静かで落ち着いた空気を感じます。馬舎にいる馬にも癒されます。
富士山周辺には、美しい湧き水が多く、水の豊かさを感じます。
ホッと一息がつける場所。水は、浄化のパワーがあります。湧き出て流れる水を見ていて、水で浄化し、エネルギーをいただく(心に潤いをいただく)そんなことを思いました。
境内の奥に、富士山噴火で流れ出た溶岩がそのままの姿で残っており、噴火の凄まじさを物語っています。溶岩は、噴火によって生み出されたもの。地球の奥底から湧き出た地球のエネルギー、力強さを感じます。
こちらの神社は、「縁結びの御神木」があり、恋愛成就のご利益をいただけるらしいです。私の中で恋愛というワードが消えかかっているためか、ご利益不要なのか、通り過ぎてしまい、今回その御神木の写真はありません(笑)木花開耶姫命が見守ってくれています。ご利益いただくべし。
富士吉田市郷土料理「吉田うどん」
市内を走っていると、吉田うどんの看板をキャッチ。富士吉田市を訪れたら絶対に食べるべき「吉田うどん」ということで、ランチにいただきました。
しっかりとした深みのある、でもさっぱりとした出し汁。太麺でしっかりとしたコシがあり、食べ応えがありました。茹でキャベツの甘さが合い、癖のない馬肉も美味しい。辛味調味料の自家製「すりだね」をトッピングすると、ちょい辛に味変ができ、これも絶品でした。とても満足できるおうどんでした。
みなさんにも訪れた際には、ぜひ味わっていただきたいお品です。
巡拝で心が満たされ、吉田うどんで身体が喜び、ご機嫌になりながら、近隣の道の駅でお買い物をして帰宅しました。
次回の配信は未定ですが、富士山神玉巡拝の旅は、まだまだ続きます。