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第5回 読書倶楽部 小春日和 読書会


こんにちは✨

7/29(土)、第5回読書会を開催しました。
今回は5人での開催で、1人2.3冊持ち寄っての読書会でした。
今回もコミック、小説、実用書など様々な作品が紹介され、とても密度の濃い時間を過ごすことができました🌷

早速、作品を紹介していきます。

■言わずとしれたアニメーションの名作の小説版。アニメーションとは違う設定や、アニメーションでは描かれなかった部分について知ることができ、となりのトトロの世界をより深く知ることができる作品

■関野浩樹は、往年の名投手竹下竜司のモノマネ一本で生計を立てている。竜司本人にも気に入られ、晩酌のお供をして多額の小遣いまで稼ぐ順風満帆な芸人生活……のはずだった。ある夜、竜司が行きずりの女性を殺してしまうまでは!現場に呼び出された浩樹は愕然とする。竜司が捕まれば、モノマネ芸人は廃業必至!? 咄嗟の機転で完全犯罪を目論む浩樹だったが……。
『逆転美人』の著者、書下ろし最新作。早くも全国の書店で大反響! 死体を埋めなきゃ芸人廃業!? 極上伏線回収ミステリー!

■職場、取引先、身内、ママ友、ご近所…イヤなことをされる、困っている、本当は言い返したい。だけど、この関係性は壊せない。つい「この場さえ我慢すれば」と思ってしまう自分を救う知的戦略。
イヤだ、不快だという自分の気持ちを無視したり、心を殺してなかったことにするのではなく、返す言葉に、「エレガントな毒」として含ませる。
言いたいことを言うけれども、相手を直接傷つけたり、関係性を破壊してしまったりしない。
そんな「大人の教養」と「古都・京都が育んだ人間関係のエッセンス」を、一緒に学んでみませんか。

■巨大地震発生。地下に取り残された女性は、目が見えず、耳も聞こえない。光も音も届かない絶対的迷宮。生還不能まで6時間。想像の限界を超えるどんでん返し。救えるはずの事故で兄を亡くした青年・ハルオは、贖罪の気持ちから救助災害ドローンを製作するベンチャー企業に就職する。業務の一環で訪れた、障がい者支援都市「WANOKUNI」で、巨大地震に遭遇。ほとんどの人間が避難する中、一人の女性が地下の危険地帯に取り残されてしまう。それは「見えない、聞こえない、話せない」という三つの障がいを抱え、街のアイドル(象徴)して活動する中川博美だった――。崩落と浸水で救助隊の侵入は不可能。およそ6時間後には安全地帯への経路も断たれてしまう。ハルオは一台のドローンを使って、目も耳も利かない中川をシェルターへ誘導するという前代未聞のミッションに挑む。

■カメルーンで生まれたニシローランドゴリラ、名前はローズ。ローズは人間に匹敵する知能を持ち、言葉を理解する。手話を使って人間と「会話」もできる。カメルーンで、オスゴリラと恋もし、破れる。厳しい自然の掟に巻き込まれ、大切な人も失う。運命に導かれ、ローズはアメリカの動物園で暮らすようになった。動物園で出会ったゴリラと愛を育み、夫婦の関係にもなる。順風満帆のはずだった――。その夫が、檻に侵入した4歳の人間の子どもを助けるためにという理由で、銃で殺されてしまう。なぜ?どうして麻酔銃を使わなかったの?人間の命を救うために、ゴリラは殺してもいいの?だめだ、どうしても許せない!ローズは、夫のために、自分のために、正義のために、人間に対して、裁判で闘いを挑む!アメリカで激しい議論をまきおこした「ハランベ事件」をモチーフとして生み出された感動巨編。第64回メフィスト賞満場一致の受賞作。

■鈴木一、47歳。家族を愛する平凡なサラリーマンの日常がある事件をきっかけに崩壊。自暴自棄になった彼は、底抜けに明るいオチコボレ男子高生たちと出会う。破綻した世界を取り戻すためのひと夏の冒険譚。

■「所有のない社会」を目指す「カルト村」で生まれ、19歳のときに自分の意志で村を出た著者が、両親と離され、労働、空腹、体罰が当たり前の暮らしを送っていた少女時代を回想して描いた「実録コミックエッセイ」。

■心霊探偵・濱地健三郎には鋭い推理力と幽霊を視る能力がある。事件の加害者が同じ時刻に違う場所にいる謎、ホラー作家のもとを訪れる幽霊の謎、突然態度が豹変した恋人の謎……ミステリと怪談の驚異の融合!

■人類の経済活動が地球を破壊する「人新世」=環境危機の時代。
気候変動を放置すれば、この社会は野蛮状態に陥るだろう。それを阻止するには資本主義の際限なき利潤追求を止めなければならないが、資本主義を捨てた文明に繁栄などありうるのか。いや、危機の解決策はある。ヒントは、著者が発掘した晩期マルクスの思想の中に眠っていた。世界的に注目を浴びる俊英が、豊かな未来社会への道筋を具体的に描きだす!

■突然の事故で最愛の母を亡くしてしまった、主人公の小学5年の拓也が、父と協力しながら慣れない2歳の弟の実の子育てや家事に四苦八苦しながら日々を過ごす日常生活を舞台にしたホームコメディ。拓也と実を中心に友人やご近所の人と繰り広げられる笑いあり涙ありの物語の中には、家族のあり方や子育ての大変さ、DVやイジメについてのエピソードも多く描かれているため、人として大切なことを教えてくれる作品

■うちに閉じこもらずに、他者に出会うことが、「想像力欠乏症」を治すための方法である。だから、現場に行かなければならない。(「学び、変わる 未来のために あとがきに代えて」より)
理不尽に立ち向かう人、困っている人、明日の世界のために奮闘する人――統計やデータからは見えない、現場の「声」から未来を考える。

■猫のいない寂しさは埋まるのでしょうか。生活に猫が足りていないことは、わかっていた――。SNSには猫画像が溢れ、持つ者が自慢するそれを、持たざる者は眺めるばかりだ。愛猫・斉藤くんとお別れして15年近く、心にぽっかり穴を空けていた著者は、その穴を埋めるべく植物を育て始めた。担当編集者に勧められるがまま、なぜか椎茸から! 椎茸、スプラウト、ヒヤシンス……植物に名前をつけ、水をやり、立派に育てあげ、ときには収穫して食べる(!)。猫に思いをはせながら過ごす約二年の日々を綴るエッセイ集。

■島の少女サンの視点から、戦争の悲惨さを描いた戦争漫画。ひめゆり学徒隊をモチーフとした作品。沖縄と思われる島が舞台だが、はっきり明言されていない。作者・今日マチ子は、この物語を「時代も場所もあやふやな、夢の中で再生される戦争の話」と、あとがきで語っている。

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以上、14作品紹介されました🌴
皆さんの紹介文▼▼▼


初めましての方もいましたがお話もかなり盛り上がりましたので、その雑談の内容を今回もキーワードとして紹介します。

◆美術館のボランティア
◆信仰心とは
◆共産主義、マルクス
◆SDGsは大衆のアヘン
◆富裕層の10%が富の40%を保有する社会
◆SDGsの項目多すぎ?
◆脱成長コミニズム
◆明るい復讐劇
◆アニメと原作の違い
◆裁判員制度
◆アリアドネの糸、ギリシャ神話
◆セレンディピティ
◆京都の独特な言い回し
◆自費出版
◆文学フリマ

などなど、盛りだくさんでした。
今日も自分の知らない作品や話を聞くことが出来て、充実した時間を過ごすことができました📚

本を読むペースや、読む作品、本との向き合い方、本当にそれぞれですよね。
それなのに、集まって話し出すと盛り上がってしまう不思議。
また次回もたくさんの作品と出会えること、皆さんとお話できることを楽しみにしています。

■今日のフレーズ■
星につれられ
新しい明日がのぼってきます
#107号室通信 #カシワイ #漫画


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