パワハラセクハラで仕事やめた②

さて、仕事もやめて転職活動に勤しむ日々。面接受けては、また新たな求人を探す、の繰り返し。（現在進行中）

某転職エージェントさんからは10社書類を出して2社書類が通ればいいと思ってください！！とちょっと怖いことを言われたりして…。

その中で私は、毎日『あの書類』が届くのを待っていました。

そう、『　離　職　票　』です。

今回、仕事をやめるにあたって、証拠をかき集めて社長に直談判したのは全て【会社都合での退職】にしてもらうため。契約社員勤めだった私は、期間満了に伴う退職やその他自己都合での退職はどうしても避けたかった。なぜなら

お　金　が　な　い　か　ら！！！！！

会社のせいでやめるのに、会社は加害者上司に懲罰を与え、契約社員が一人やめるくらいたいしたことないはず。ましてや、私が今回会社からなにかしらかをもらえるわけではないのだから、きちんと国の制度を利用してせめてお金（失業保険等）をしっかりもらおうじゃないの！！！という算段。

みなさん、失業保険のことってご存じですか？私は前回の転職の際全然知らなくて、自己都合だったこともあり直ぐに転職を決めました。その後、同時期に入社した中途採用の社員さんから割と手厚い失業保険の話を聞いて、次転職する際には絶対に利用するぞ、と決めていました。

で、簡単に失業保険についてですが、雇用保険に加入していた人であれば受け取れる可能性のある給付金のことです。雇用保険に加入していた期間や、離職理由、年齢、給料などによりもらえる額はそれぞれ違います。また、給付条件にも色々あるのですが、まず会社都合だとすぐもらえる、自己都合だと3ヶ月制限期間があるというざっくりとしたイメージがありました。

で、条件なども調べつつもらう手順などを調べるとだいたいどこのサイトにも

『離職後1週間～10日以内に離職票が届きます』

と書いてあります。

この離職票、離職したら誰でももらえるわけでなく、希望する場合は退職前に総務の方などに伝えなければならない場合もあるそうです。ですが、多くの場合は退職の手続きの際に【離職証明書】を記入する必要があるのではないかな…、そこに離職の理由などを記載して内容に相違などがなければ捺印します。それをもとに離職票が作成されます。

直ぐに転職できれば何も問題はないですが、もしそれが難しい場合一刻も早くこの離職票を以て失業保険の給付の手続きをしておけばそれなりにお金がもらえるので安心安心♪と思いつつ、離職後1週間が過ぎました。

…………、まぁ、コロナだし、総務とかも忙しいのかもな。もう少し待つか…。と、10日経ち。

あっれー。来ないなぁ、あわよくば5月中に給付の手続き行きたかったんだけどなぁ…。と、2週間が過ぎた。

…え！？大丈夫！？ちゃんと手続きされているよね…、勤めていた会社は給料が当月払いだったので退職月翌月から給料はなし。給付金をあてにしていた私はかなり焦る！！

で、google先生に聞いて調べてみたところ

『万が一、12日経っても離職票が届かない場合は管轄のハローワークにて失業給付の仮申請ができる』とのことでした。

…あ、私万が一のケースに該当しちゃうの？？

ということで早速ハローワークへ出向き、ハローワーク自体初めての利用だったので利用登録をし、失業給付の手続きをしてきました。

申請自体は難しくなく、どこの窓口でも丁寧に対応してくれたので現地のスタッフさんに聞けばスムーズに手続きができるかと思います。

で、手続きの際に確認してもらったところ

『こまちさんの場合は、どういう理由かはわかりませんが、会社さんの方がまだ手続きが完了していないようなので、担当へ確認された方がいいかもしれませんね』

と言われました。ぬぁにぃ！？退職後2週間たっても手続きが終わってないだぁ！？それはいち早く確認せねば！！

仮申請ができていれば、その後離職票が問題なく届けばあとの手続きはスムーズに行くはずなので一旦ハローワークを後にして私は会社の労務担当へ連絡をすることにしました。つづく。

※ちなみに会社がハローワークに退職証明書を提出する期限は、退職者の退職翌日から10日以内と雇用保険法で定められているようです。場合によっては、嫌がらせなどで離職票を出すのをわざと遅らせることもありえるそうなので10日経っても手続きが進んでいないようであれば労務や総務担当へ強く言っても大丈夫かと思います

※また、直接労務や総務へ連絡するのが気が引ける場合は、ハローワークへ相談に行くと離職票を早く出すように促してくれたりもするようです

※離職票は『失業給付をもらうための書類』なので、給付をもらわない人にとっては全くもって必要のない書類です。もらうつもりのない人は早い段階から転職活動をして、嫌な会社はとっととやめましょう