芸人を辞めてポケモン実況者になる男の話

コマゴメです。自己紹介の前に、無駄に皆様の時間を奪いたくないため、この記事を読んでほしい対象の方々をリストアップします。
もし一つでも当てはまったら読んでほしいです。

・ポケモンSVのランクバトルに少しでも興味のある人(前までやっていた、先月から始めた、来月から始めてみようと思っている…なんでも可です)
・「ポケワングランプリ」を見てくれた人
・ポケモン実況系のYouTubeを見る日人
・芸人としての僕を知っていて、興味がある人

さらに、こんな人にはより最後まで読んでいただきたいです↓
・ポケモンSVのランクバトルで思うように勝てない人
・ポケモンSVのランクバトルにおいて、僕と同じくらいの順位帯の人
(僕の最高成績はシーズン17で、最終レート1900台、順位は764位。毎月最終日は最後まで潜っていますが、3桁に乗るか乗らないかで、乗れないことの方が多いです。)
・ポケモン対戦のことを話せる友達が欲しい人
・YouTubeの履歴がポケモン対戦に関するものばかりの人
これらに一つでも当てはまる人は、絶対に最後まで読んでほしいです!
絶対に後悔させません!


自己紹介

僕のことをよく知らない方も多いと思いますので、まずは自己紹介をさせてください。
1997年4月生まれで、2020年4月にお笑いコンビ「ニモテン」としてサンミュージックプロダクションに所属し、お笑い芸人としてデビューしました。
TBSの「ザ・ベストワン」(コンビ)や、テレビ朝日のYouTube「まいにち大喜利」(個人)など、わずかではありますがテレビ等の出演もさせていただきました。
しかし、僕が出演させていただいた様々なメディアやイベントの中でも、自分の中で最も大きいのは2022年、2023年の二回開催された「ポケワングランプリ」です。
第一回

第二回


こちらを見たことのない方は、ぜひ見てほしいです。

2024年9月に、コンビを解散して、お笑い芸人を辞めました。
理由がどうしても気になる方は過去の記事(700円で販売していますが、無料の部分だけで十分な情報量があるため、購入はオススメしません)を読んで下さい。今ここでやめた理由を一言で言うなら、「売れないから」です。

そして今、中学生の頃から志していた芸人を辞めて、ポケモンYouTuberに転身したいと思っています。
理由は至ってシンプルで、ポケモン対戦及びポケモン対戦に関するコンテンツが大好きだからです。

ポケモン対戦に関する経歴


せっかくなので、ポケモン対戦の面でも自己紹介をしたいと思います。
僕は世代的には「エメラルド」が初めて触ったポケモンのゲームで、ダイヤモンドパール、ブラックホワイト…等もやっていましたが、本格的に対戦を始めたのはスカーレットバイオレットが初めてです。
ブラックホワイト(ブラックホワイト2かも)の時に3値は理解していましたが、高校生の頃は学校生活に没頭していたし、大学生になってからはお笑い芸人になるための勉強ばかりしていたので、ポケモン対戦に没頭するということはありませんでした。
なぜ、スカーレットバイオレットから本気で対戦にのめり込んだのか。正直に言うと、きっかけは「ポケワングランプリ」で多くの人に注目され、「有名になるきっかけの一つになりそうだから」という、言ってしまえば純粋にポケモンが好きという気持ちではありませんでした。
そんな動機で始めたポケモン対戦に、どんどんのめり込んで行き、気が付けば僕は毎月ランクバトルに挑み、最終日には絶対に予定を入れないようにスケジュールを組んで、YouTubeの履歴はほとんどポケモン対戦に関するものだけになって、月初は構築記事を読むのが楽しみになっていました。
一度だけ、最終日の翌日に「ヒルナンデス」の前説が入っていて、泣く泣く朝4時ごろに撤退して寝たことがありますが、それ以外は基本的に朝9時まで潜っていました。
第二回のポケワングランプリの時には、既にランクバトルに没頭している人間だったので、嬉しい気持ちが抑えきれず、審査員の方々に図々しくいっぱい話しかけました。
中でも、いろはさん、A0さんとはプライベートで食事に行かせてもらったり、これまた図々しく構築の相談LINEをしたりしていました。
後に、A0さんとは何回かお会いして、僕の中では完全に友達という感覚を持つようになり、解散前に二人でご飯を食べている時に、「芸人辞めようと思ってて~」みたいなこともちょっと喋っちゃった気がします。
そんなA0さんとの繋がり?もあって、A0さんが解説を務めるポケモンのオフライン大会「チャンピオンロード」に参加しました。
オフ大会には前々から興味があったけど、参加する勇気がなかったのと、単純に情報収集が下手くそだったので、ちょうどA0さんとご飯を食べていた時にその話になり、その週の土曜にこういった大会がある、というのを教えてもらいました。ギリギリ予定を詰めれば参加可能だったので、その日にエントリーをしました。(朝9時に夜勤のバイトを終えて、10時半受付とかだった気がします。さすがにキツかった)

初めてのオフライン大会への参加は、今までにない種類の緊張がありましたが、僕は単純な人間なので、「ポケワングランプリ見ました」と何人かに声をかけてもらったことで嬉しくなって、緊張と夜勤の疲労が一気になくなりました。
そんなことよりも、オフライン大会が本当に楽しくて、今までにない感動を覚えました。
参加者は約60人。この空間にいる人間全員が、ポケモン対戦勢。
その興奮は言葉では言い表せないくらい大きな感情でした。


以上、とても長い自己紹介および自分語りでした。
ここからは、僕がどのようなポケモンYouTuberになりたいかを書きたいと思います。

コンセプト①視聴者と一緒に頑張る実況者

これが僕のYouTubeの1つ目のコンセプトです。
前述したとおり、現時点での僕の実力は「中級者」といったレベルです。
中途半端な実力の人間が、強いと思うポケモンを考えて、対戦をして、実況をする。そんな動画の需要はほぼありません。
逆にマイナーポケモンを使って対戦実況をやるのはどうか?そのジャンルも溢れかえっていますし、中途半端な実力の人のマイナーポケモンでの対戦動画なんて見てられません。(インゲンさんくらい上手くないとね)
それに、少しでも目を引くために珍しいポケモンを使う、というのは、今の僕の「真剣に強くなりたい」という気持ちに反しています。

では僕はどういう動画を上げて、どういう配信をするつもりなのか?

「同じくらいの実力で伸び悩んでいる視聴者と一緒に頑張る」
これは今の僕に発信できることの一つだと思います。逆に既に最終2桁以上を取っているような方々にはできません。

僕と同じくらいの実力・順位帯で伸び悩んでいる人はたくさんいるはずです。そんな人たちと一緒に強くなっていきたいというのが大きなビジョンです。生配信に来てくれた人たちからコメントでアドバイスをもらったり、配信きっかけで見つけてくれた人とSNS等で意見交換をしたり、登録者がそれなりに増えたら、みんなで意見交換をするようなコミュニティも作りたいと考えています。

また、なかなか時間が取れない等の理由で、対戦がやりたくてもできない、腰が重い。でもポケモン対戦は好き。という人もたくさんいると思います。
そんな人たちも、より気軽に見れて、コメントがしやすい実況者になりたいです。もし、僕の動画や配信がきっかけで対戦のモチベーションが上がったという人がいたらとても嬉しいです。

コンセプト②強くなっていく過程をリアルタイムで公開する

2つ目のコンセプトです。

多くのポケモン実況者の方々は、すでにかなりの強者であるか、そもそも勝ちにこだわっていないコンテンツを発信する人のどちらかに分類されるのではないでしょうか。

「中級者が本気で取り組んで強くなっていくリアルな過程を全部公開する」というチャンネルはあまり見かけません。

僕は、「本気で強くなりたいから、その様子を見ていて下さい」
というスタンスでやっていきます。等身大の僕です。
目標は、数か月後に「動画投稿始めた時から、比べ者にならないくらい強くなっててすげえ」と思ってもらうことです。

そして個人的に大切にしたいこととして、配信でも動画でも「なるべく顔を出す」ことを意識します。

コンセプトとして、「視聴者と一緒に対戦を頑張る人」「視聴者が成長をリアルタイムで見れる人」なので、親近感が大事だと思っています。
お互いに顔を知っているのがベストではありますが、視聴者一人一人とビデオ通話をするわけにもいかない(普通に嫌がる人が多そうだし)ので、せめて僕が一方的にでも常に顔を出しておいたほうが親近感を持ってくれるんじゃないかな、という考えです。

理想すぎる話

最後に、もはや夢みたいなことを語ります。
コンセプト②の「強くなっていく過程をリアルタイムで公開する」
が、とんでもなく上手く行ったとしたら…
ポケモン対戦を通して、色んな人に勇気や感動みたいなものを与えられるんじゃないかな、と思っています。
27歳という年齢で今まで本気で向き合ってきたものを捨てて、別のことに本気で取り組む。という行為は、無謀ではありませんが簡単ではないです。

この「無謀ではないけど、簡単ではない。」というのがポイントだと思っていて、これくらいのチャレンジなら努力でなんとか形になる。ということを証明したいです。

これは僕の経験則なので、全員が共感するとは思っていませんが
ある人が、ものすごくハードルが高いことを成し遂げ、それを見聞きした時は、「あの人すげえ」というような感心を抱くのに対して
ある人が、「それなりのハードルを、無理のない努力で超える」という様子を見聞きした時は、「自分も頑張ろう」という気持ちになることが多いです。

もちろん、人前に出るならハードルの高いことを成し遂げる前者の方がインパクトがあって注目を浴びやすいので、本当はそういう人間になりたかったです。でも、僕が現実的に目指せるのは後者です。お笑い芸人として国民的スターになるという夢を諦めた立場なので、その辺はよくわかっています。

そんな人間でも自主的にコンテンツを発信できる時代に生まれたこと。このアドバンテージを活かさない手はないです。

そんな人間のYouTubeチャンネル、よかったら覗いて下さい。


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