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田舎物件に明治時代の抵当権が残っていた


~物件見学_前編~


こんにちは
ババアです

これを書いているのは
2021/8/15 日曜日
やっと雨が上がった
お盆休み最終日です

先日見つけた田舎物件を見学したとき
もろもろのキモチを
記録したいと思います

∼∼∼
田舎物件の見学に行く前に
オジイは必ず
物件の登記簿謄本を入手するようにしている
法務局HPにネットで申請すると
2日ほどで郵送されてくるのですね
便利な世の中だなあ~
オジイ、早速の手配、エライぞ!

さて、
届いた登記簿を見ると...
なんと権利部に


抵当権が!!(ʘᗩʘ’)

しかも
明治の日付!!
債権額22円て??
今の貨幣価値で
おいくら??
これって今でも有効なの??
抵当権者は個人だし
ということは
購入したらワシらが債務者になるってコト??
ええーーー!?

༼⁰o⁰;༽

ババアは思った
田舎の掘り出しもの物件って
絶対、
絶対、、
何某か問題があるんだ!
くそう
騙されないぞ!
不動産取引自体、
ババアにはコワいイメージしかない。。
このとき
猜疑心はマックスになっていた...


だがしかし待て
ババアは5年前に宅建士の資格を取得している

なぜ受けたかというと
ひとり娘が就職を機に遠方の赴任先に引っ越し
ババアはさみしくて毎日ビールをたくさん飲んで
このままいくとアル中必至だろうなと思っていた。
そこで
そうだ資格を取る勉強をすれば
ビールを飲まなくなるのでは?
という発想で挑戦したのだった...

んなことはどうでもいいですね

というわけで
不動産取引については任せとけ!!

と、言いたいところだが
実務経験ナシのペーパー宅建士では
なんの役にも立たんのですね~(‘~`;)

オジイ:「知り合いの司法書士に相談してみる      わ」

そうですね、そうしてください
ハイ、スミマセン

ともあれ
見学のアポイントは取ってるので
当日、担当者に聞くしかない
ババアとオジイは現地へ向かった

担当者がにこやかに迎える
以前、別物件でお世話になった兄さんだ

Y不動産 B氏:「暑い中、ありがとうございます」

当該物件まではやや上り坂だが
敷地は平地で広すぎず狭すぎず
近隣民家との距離もちょうどいい感じ。
カエルもカブトムシも
楽しく遊んでいる。。(. ❛ ᴗ ❛.)
こじんまりと平屋。
驚いたことに築35年で
2年間使っていなかったとは思えないほど
建物は荒れていなくて
しかも、しっかりした造り。。

そして
この価格帯の物件には
期待出来ないと諦めていた
汚水管の整備が
前面道路まで来ている!
現状、汲み取りだが
汚水管につなぐ工事が可能!

ほーう!

今まで見た同価格帯の田舎物件は
地域的に、汚水管が整備されていない場合が多く
敷地内に自身で浄化槽を埋め
トイレの汚水を浄化して雑俳水として下水に流すか
全くの汲み取りか。
前回書いたように
汲み取ったし尿を自分でポンプで吸い上げ
近くの川に内緒で流していた爺さんもいたಠಗಠ
確かに汲み取り業者に定期的に頼むと費用もかかるし
浄化槽の場合も、底に溜まった汚物を
定期的に洗浄する必要がある


う○○のハナシばっかりで申し訳ないが
トイレはとっても大事なんデス!!(⇀‸↼‶)



えっと、、
オジイはどこ行った...

なんと、瞬きをする間も惜しんで
建物の外周りをくまなく見て
いつになく早い動きで
建物内部の上下左右を見ている...


いい物件だ。。


そんな心の声が聞こえてきそうな
オジイの背中が
明らかにキャッキャしている
オジイは矢継ぎ早に担当者に質問したかと思うと
隣家との境界杭など確認し
速いペースで
本日の見学のミッションが完了したのだった


で、
いよいよ


オジイ:「この物件って、昔の抵当権が
     抹消されてませんよね?」


そうや!オジイ、それや!


Y不動産 B氏:「あ...ちょっとボク、確認できて
        なくて...すみません、
        担当はボクじゃないんです。
        改めて担当から連絡させます
        ので...」


えええ~??(☉。☉)



オジイ:「あ、そうなんですか...じゃあ連絡お願い
     します。 で、
                    今日、買付証明にサイン出来ますか?」


オジイ、強気である。。しかも
買付証明に値引き希望の指値も書き
今日のところはコレで勘弁したろか~的に
見学をお開きにしたのだった。

オジイは
抵当権のことについては
どう対処するつもりなのか
司法書士のセンセイと上手くやる算段があるのか

はたまた、
そんな不安を超えるほど
この物件にゾッコンになってしまったのか...


とにかく帰路のオジイの運転から


コレ欲しい!♡


が、伝わって来た...

というわけで
担当者からの連絡を待つ。


つづく


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