グルテンフリー 小麦抜きで得られるお腹の平安
2015年から、基本、グルテンフリー、小麦抜きで生活してます。
なぜかといえば、小麦を食べるとお腹がゴロゴロギュルギュルと反乱を起こすから。
もともと、ご飯よりパン、という食生活だった私。小さい頃から、かな~りのパン好きです。
食べるものは、小麦粉が主成分となっているものが多かった、というか、ほとんどで。
そんな食生活が、積もりつもってなのか、とうとう潰瘍性大腸炎という病気になっちゃったんだけど。
グルテンフリーとは?
あるとき、私の病気のことを知った友人が「グルテンフリーにしてみたら?」って教えてくれました。
2015年、その当時の私は、「グルテンフリーとは?」って、そんな言葉すら知らなかったです。ちょっと前には、小麦に関する書籍もいろいろ出てましたよね。
その頃の私は病院の指示通り、消化がよくて、低残渣のもの、低脂質のもの、ってことで、うどんとかパンとか、食べていたんですよね。でも全然症状は良くならなくて。
で、たしかに、私が好んで食べてる小麦類が合わないのだとしたら、そりゃ良くならないよねって、思い当たるフシもあり。
その友人は、「まず2週間、小麦抜きで生活してみたらわかる」と言うのです。
2週間は小麦抜きで過ごして、2週間後にパンなんかを普通に食べてみる。
それで何かしらの反応が出れば、小麦抜きが正解、ってことになるというのです。
小麦のグルテンというあのパンのモチモチ感とか弾力を出す成分が、どうやら合わない人には合わないらしい。だけど、あのモチモチふわふわ感がたまらないんだよな。
でも、お腹の不調改善の一歩になるかも、と、ひとまず2週間パンを食べられないなんて地獄だけど、なんとかやってみようと苦しみながらチャレンジしました。
小麦抜き、グルテンフリーってなると、健康でも食べるものに困りがち。
もともと潰瘍性大腸炎であれもこれも食べられないから、また極端に食べられるものが少なくなりました。
パンやうどんはもちろん、消化にいいからって、お腹が減ると食べてた「ふ菓子」も食べれなくなっちゃった。
ということは、残ったのは、お粥とか、ビーフンとか、春雨など。
当時、フォーとかもまだそんなに世の中に出ていなかったし。とにかく選択肢が少なくて辛かった。
グルテンフリーで2週間後
2週間小麦抜き、グルテンフリーを意識して生活したけど、それほど大きな差は感じなかったんです。基本、お腹の病気で調子悪いから。
が、しばらく元の生活に戻ってパンを食べ続けていたら、やっぱり調子が悪いなってことで、もう一度、改めて2週間小麦抜きをしてみました。
そんな風にしているうちに、小麦系の食事をしたあとは、お腹が強烈にゴロゴロするのと、胸焼けがひどくなることに気づきました。
小麦を食べていない方が、お腹の調子がいいです。そして、食べたらゴロゴロ。
そしたら、だんだんに調子も上向いてきました。
そこから2年ほどグルテンフリーを続けていたら、ジムにも通えるまでになりました。だから今も続けてます。
めちゃくちゃパンが好きだから、ごくたまに食べることもあるけど、決まってお腹がゴロゴロ、そして胸焼けに。だから、そんな不調を踏まえたうえで、それでもどうしても食べたい時だけ、自分に許すようにしてます。
あ~、やっぱりな、っていう結果になるけど、かつての苦しみに比べたらかわいいもんです。
たまにちょっとの量なら問題なかったりもします。例えば、とんかつの衣はパン粉だけど、それくらいならなんとかクリア。
食事のあと、お腹の調子が悪い、という人は2週間、小麦抜きを試してみる価値ありますよ。
グルテンフリーでの食事
グルテンフリーって食べれるものがなさそうだけど、意外とあります。
お米主食で和食中心にすると、割とムリなくできる。
外食は、
◯寿司
◯和定食
◯焼き肉
◯牛丼
とかなら大丈夫。いまや、腸も元気になって、焼き肉も行けちゃいます。最近は十割そばのお店も増えてきて嬉しい。
食べられないものを意識するより、グルテンフリーという枠の中で、食べられるものを探索するのも割と楽しいんです。
例えば、
◯小麦粉不使用、大豆粉でできてるSOYJOY
◯冷凍食品売り場で発見した、小麦粉不使用のお好み焼き
◯米粉で作った食パンや麺
◯米粉でできた餃子の皮
などなど、ありがたい商品もあるんですよ。
ただ、洋菓子系はどうしても小麦が入ってるものが多くて、プリンとかゼリー以外は厳しいかも。
どうしても食べたいときは、自分で大豆粉とかアーモンドプードルなんかを使って、グルテンフリーのスイーツを作ります。
こうやって考えると、グルテンフリーも、工夫次第でいろいろ楽しめます。
こういう商品開発する場があったら、いろいろ企画を出したい。誰か呼んでくれないかな。きっと役に立つはずだ~。