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ドイツのバイリンガル小学校事情①準備編


長男はドイツのバイリンガル小学校に通っています。
その時の準備〜現在までの様子を振り返ります。

まず、結論から言うと他言語習得の面では、学校選び失敗しました。
何故かと言うと、本当は英語オンリーで指導する学校に行かせたかったから。
見学に行った際の学校側の説明と実際は異なる点があったからです。(自分の思い込みもあり;)
国際バカロレアプログラムについても理解が甘く、仕事しながらワンオペで忙しかったと言う事を言い訳にして完全にリサーチ不足でした...
我が家の失敗談も踏まえて参考にして頂ければと思います。

学校選び

入学の6ヶ月前から始めました。
何故こんなに前なのかと言うと、学校の場所に合わせて住居を決める必要があったからです。
居住予定の街にはいくつかインターがありましたが、学費が高い!
会社から学費の支給はあるものの、何割かは自腹で支払わなければならないため学費も気にしながらの学校選びでした。
その中でも語学学校系列のインターなら手が届くと言う事で、夫が先にドイツで単身赴任をしていたので目星を付けていた学校へ見学をさせてもらい、雰囲気は良かったとの事。
HPを見てみると『国際バカロレア初等プログラムの認定を受けています。』の記載あり。
値段を考えると他のインターへ行くという選択肢はなかったため、現地校に行くかこちらにするかの二択で迷わずこちらを選びました。

そして、我が子は英語のインターナショナルスクールへ通うんだと思い込み、ドイツへ行くのに日本では英語だけを習わせ始めました...

渡独2ヶ月前に住居決定

ドイツは本当に家が見つからない!
賃料が高い物件はそこそこあるようですが、手頃な物件は本当に見つかりません。
今回は夫の会社の担当者が運良くfacebookの日本人コミュニティで空きがあるとの投稿を見つけ、そして内見・入居が決まったそうです。
私が知っている駐在の方は殆どがエージェントに依頼していました。
物件探しがfacebookって、、

入学準備

子供たちと私は2月にドイツに引っ越して、すぐに学校の見学をして説明を受けました。

その時の内容は下記の通り
・授業は英語とドイツ語で行う。クラスの子供の言語の割合によってどちらの言語をメインに授業を進めるか決めるため、毎年違う。
・隔週でプールの授業がある(温水プールのため冬も)
・お昼ご飯のケータリングサービスがある
・放課後宿題を見ながら3時または5時まで預かってくれるサービスがある
・入学試験などはないが、体験入学を2回受けてから入学できるか判断するとの事。(途中から入学したからなのかも?)

英語力がないため理解できていない部分もあったと思いますが、こんな感じでした。
3月に体験入学を2日間行い、無事に入学できることが決まりました!
日本の小学校を退学してから1ヶ月間学校に通っていなかったので直ぐに学校に通いたいと伝えた所、イースター休暇の後から来てくださいとのこと。

その間、入学書類の記入や予防接種、英会話の家庭教師を雇うなどの準備を行いました。健康診断書も必要だったのですが日本で受けていると言ったら免除になりました。
今思うと、あれはドイツの子が受けるU7検査というものだったのかも。(年齢によってU1、U8...と検査の名前が違います)
結局長男は2ヶ月学校へ通えず4月二週目からドイツでの学校生活がスタートしました。

持ち物
・室内用の靴(クロックスを持たせました)
・筆記用具、のり、はさみ、色鉛筆
・スナックタイムの軽食、水筒

初登校の日、先生に自己紹介してって言われたか長男に確認したところ、何も言われなかったそうで『?』と思っていましたが、他のインターナショナルスクールに通う親御さんのブログを読むと結構自己紹介無しは普通なのかも。
英語が聞き取れたか聞いたら全然わからなかったとの事。
入学までの3週間・週3日も家庭教師に英会話を習っていたから単語くらいは聞き取れるのではないかと思っていたので内心ガッカリしてしまいましたが、彼はドイツ語と言う未知の言語を聞き、何語なのか判断できなかったのだと気がつきました。
この頃まさか、全ての授業がドイツ語で行われてるとは思いもしないまま長男をこの学校へ通わせ始めたのでした...

②につづく

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