6.5th Pカップに挑戦してみたよって話
貴重な時間をこんな記事に使っても大丈夫だろうか?
忙しい人や、読むのがめんどくさい人のために、この記事のざっくりとしたまとめを書いておく。
<内容だいたいこんな感じ>
Da灯織で走りました。全体攻撃はえらい
オートプロデュースの仕込みを忘れるな
約束守りつつレッスン。シーズン3からはずっとオーディション
PRあさひ最強
意外と楽しかった
ちゃんと体調管理しろ
ここで満足してブラバしてもいいが、せっかく書いたので最後まで読んでくれると嬉しい。
それでは、本文へ。
はじめに
アイドルマスターシャイニーカラーズにて10/12から「6.5th Anniversaryプロデューサーズカップ(以下Pカップ)」の開催が告知された。
イベント期間中にアイドルをプロデュースし、獲得したファン人数を競うという、ソシャゲによくあるランキングイベントである。
自分はシャニマス4年目辺りから始めた鮮度の低い新参だが基本的にコミュ読みと楽曲、スクショ集めがメインのためPカップがどういったものかは正直よく分かっておらず、動画サイトで話題に出た際に「見ただけで頭痛くなるからこの画面やめて」「こんなん走るからフェスツアーズなんてものが生まれたんだぞ」「Pカップ中なら錯乱しても仕方ない」など散々な言われようを見た事がある以外は正体不明の、自分には縁のないイベントだと敬遠していた(豪華な報酬もないのでやりたい人だけやればいいらしい)。
だが先月に別ゲーでランキングイベントが開催された際、上位勢の試行錯誤をtwitter(自称X)で眺めていて少し興味が湧いていたこと、仕事でメンタルとバイタルを同時に破壊され1ヶ月の休養期間を貰っていたこともあり、思いつきで参加することを決めた。この手のイベントに挑戦するのは初めてだったので大した準備はできなかったが、食事や皿洗いに時間を取られると不利そうだと思ったのでパックご飯と割り箸を用意してみた。米が高騰してる時期に何やってんだ。
環境
この記事を書くにあたって他の人のPカップの記事を軽く眺めてみたらみんな書いてるので一応やっておく。
PC:DELL XPS8920(2017年から使ってる)
CPU:CORE i7-7700 3.6G(書き方これで合ってる?)
画面:DELL S2316H
GPU:NVIDIA GeForce GT730
マウス:ELECOM M-XGL 10UB(商品名どこだよ…)
OS:Windows10Home 22H2
ブラウザ:Chrome 129.0.6668.101
飲み物:アクエリアス マルチビタミン
周回のお供:もちWhat!ぬいぐるみ 風野灯織、メガリス・ハギト
編成
灯織が一番好きなので灯織で走る。なぜ好きになったかは正直自分でもわからない。損得を気にして選ぶ人はいないだろうが、灯織で走るメリットを挙げるならこんな感じ。
かわいい
3人ユニットなので手札事故でもリンクアピールでゴリ押ししやすい
イルミネの性質上、寝ぼけて選択肢を間違えても死にステになりにくい
【エバー・リメンバー・ネバー】はTrueEndのコミュだけ妙に短く、4倍速を押せば3~4秒で終わる
コミュ開始直後(特にオーディション終了後)は基本的にPが最初に喋るので耳へのダメージが少ない(めぐるP、果穂Pの皆様には先に謝っておく。マジでごめんなさい!)
ライブ中のセリフが比較的短く、声量や単語間のラグも控えめなので周回しても鬱陶しさを感じない(咲耶P、甜花P、ルカP、はるきPにも謝っておく。敵意はないです信じてください!)
使った編成はこちら
P-SSR【エバー・リメンバー・ネバー】風野灯織
自札に全体アピールが2枚&すぐ取れる場所にDa上限が3つ(しかも内1つは100UP)もあるので最強。WING編は審査員の体力が低いので全体札と思い出アピールを使えば長くても3ターン、上手く行けば1~2ターンで決着が付く。流行ガチャに影響されにくい、3色バフ&パッシブ発動率UPでサポートメンバーの札も強化できるなどPカップのルールに噛み合っていると思う。弱点といえばコミュが長いのでスキップを押してもけっこうな待ち時間があることと、灯織のライブ衣装姿に見惚れて操作が止まることくらい。EXスキルはperfect率UP金、トラブル率-2%、約束発生率UP金。
S-SSR【駅線上の日常】櫻木真乃
駅真乃。ユニットマスタリーSPと、Da&Viマスタリー回復が便利。EXスキルはトーク滞在(中)×2、DaVi強化25×1。聞いた話では型落ちらしいが自分の手持ちで真乃のDaサポートはパットしないやつばかりだったのでこれ一択。ライブスキルは自札2枚、千雪、あさひで足りてるので基本的にパッシブとDaVi上限しか取らないが、スケジュールの偏りなどでステータスがViに寄った時はあさひの代わりにこちらの2色スキルを取ることもあった。約束リカバリーのおかげでシーズン3以降に約束が発生した際のケアもできてお得。
S-SSR【花笑み咲匂う】八宮めぐる
花めぐる。自分は目押しが下手くそなのでMe400以上ないと安心できない。
そこでオデマスMe要員&トークマスタリー回復を目当てに採用。EXはトーク滞在(中)×3。ユニットマスタリーのおかげでDa一極のつもりで育成してもVoとViがちょっとずつ上がっていくので思い出火力を多少盛れる。普段TrueEndを狙うときは不満なかったけど20万オデあたりから火力不足を実感。特に歌姫楽宴では火力が低すぎて手札が事故った場合にお祈りリンクを狙う時くらいしか出番がなかった。Pカップを走っていないとこういう所には気付けなかったのでいい勉強になった。
S-SSR【エンドレス・ゲーム】大崎甜花
グレフェスの報酬で貰ったやつ。SP確保にオーディションマスタリーを使おうと思い対応するDa属性のカードを探したらこれしか持ってなかったので採用。EXスキルにはDa滞在を入れたかったがSP不足になった際に上昇分が溢れるのを嫌い、DaVi強化25を入れてライブメンバーにした。オーディションで自札がない時でも最低限の火力を出せたので結果的にはよかったかも。
S-SSR【そらカラフル、幾千の】桑山千雪
Daマスタリー回復&SPの2種が強力、ユニットマスタリーDa上限もあり、甜花ちゃんのバリューも多少上がることから採用。EXスキルはダンス滞在(中)×3。滅多に入手できない限定カードかつ千雪さんは担当外だったこともあってずっとLv.65のまま使っていたが、2日目に1週でファン数230万行けるルートの存在を知ったあたりで全体1.5倍アピールの威力不足に悩まされ、「もしかしたらLvが高いほうが強いのではないか」ということに気が付き、急遽はづきさん在庫を全放出して完凸。計画性がなさすぎる。
S-SSR【路地裏のRhyme】芹沢あさひ
シャイニーオファーPR第3弾のカード。最初この枠はDa上限&高火力スキル要員としてトワコレ三峰を入れようと思っていたが、ユニマス用のアンティーカまで入れる枠がなかったので断念。1ターン目からDa100%UPのパッシブがクソ強いうえにすぐ取れる場所にあるこちらを採用。EXスキルはDa滞在(中)×2、(小)×1。仕様上長くても3ターンと短期決戦になるWING編と相性抜群。単体で完結してて偉いぞ。
ちなみに、あさひのライブスキルはDa3.5倍アピール。
Da282×3.5倍なら滞在全振りでも強化込み甜花の(Da200+EX25×3)×3.5倍より火力が高い。最後までライブメンバーに出さなかったが、この記事を書くためにスクショを撮る段階でようやく気付いた。アホである。
営業もファンが稼げるのでやっておく。差し入れ50を忘れずに。
お休み期間を2:00~10:00に設定したのでかなり中途半端なタイミングでの出発になってしまった。ここらへんもっといい落とし所が合ったはず。
いざ実戦
編成が決まったので早速開始。持ち込みアイテムは王道のフルーツタルト。
思い出3くらいまで上げたかったので金の羽を採用。思い出を上げるなら約束のパルファムやメッセージカードの方が確実だが流石に勿体なくて使えなかった。……ここで使わないでいつ使うの?
シーズン1~2
シーズン1と2はいつも自分がWING攻略でやってる方法をそのまま使った。思い出レベルを上げるために約束を極力守りつつ、人が多い場所のレッスンやトークイベントを回っていく。配置が渋いときはオーディションでファン数を稼ぎ(急な約束に備えてシーズン前半で片付ける)、体力が半分辺りまで減ってきたらタルトで回復(シーズン2で使い切るくらいの勢いでいい)。シーズン2終了時までに自札2枚、あさひ2.5倍、千雪2.5倍のスキルを取りつつDa500台後半、Me300付近を目指す。コミュの選択肢はDaが上がるものを選ぶ(夢って記憶の…、卵焼き、罠だな…、手のひらに人という…、ちょっと疲れた)。
シーズン3~4
シーズン3と4はひたすらオーディション。とくにシーズン3のオーディションを全部抑えてファン数40万にしておくと、シーズン4でファンを30万獲得できる「歌姫楽宴」に4回も挑戦できるのでお得。これだけで120万稼げる。
コミュの選択肢はDaが上がるもの(こんな自分…)を選びたいが、上限に引っかかりそうなときはViの方(忘れられない思い出に…)でもいい。オーディションで1位を取る度に甜花のオデマスでSPがもらえるのであさひ3.5倍札→灯織Da上限100→真乃DaViUPの順に取っていく。
スキルの取得順
下の画像のようなイメージで取っていく。シーズン1と2でめぐると一緒にトークイベントをしたり、真乃か千雪がいるタイミングでダンスレッスンをやっていればなんだかんだで足りる。
↑:最優先で取る、というか前提スキルなので取らさる。Da2.5倍アピールは甜花の方で取ればSPを10節約できる。後々SPに余裕ができた際に詰まるのを避けるため、真乃かめぐるのVi2.5倍は使わなくても最序盤で取得し、道を開けておきたい。千雪の所は全体札を取りに行くタイミングまで放置してもいい。
①:必須枠。これがないと始まらない。まずは灯織の全体アピールを両方押さえ、あさひ2.5倍→千雪2.5倍→あさひ金パッシブの順で取っていく。
②:推奨枠。必須枠が揃ったら順次開けていきたい。灯織のDa上限→あさひの3.5倍アピール→真乃のDaVi上限の順で取るのがおすすめ。
③:おまけ枠。シーズン4以降にSPが浮いてきたら手を出していく上振れ要素。灯織のDa上限→千雪パッシブ→あさひパッシブ→灯織パッシブ最奥の順で取ればステータスも溢れにくい。真乃とめぐるの金パッシブは発動条件的に最後の1ターンでしか使えないのでVi上限を優先してもいい。
歌姫楽宴について
ファン数100万から解禁される隠しオーディション。一度に30万と一番の稼ぎどころだが、難易度も相応に高い。審査員の体力は上がっているがNPCの火力も高いのでやはり3ターン前後で決着が付く。つまり試合に関与できるのは初手の3枚、ドローした2枚、思い出アピールの計6枚のみ。流行1位がDaの時や自札を引けている場合は特に考えなくても全体アピールと思い出を垂れ流すだけで勝てるが、Vo1位かつ手札が事故った(自札が引けなかった)場合は初手と次ターンのドローによって動きを変える必要がある。
以下、自分用に作った初手パターンと動きのメモ
※アイドル名はそのアイドルのライブスキル、アイドル名+◯倍はスキルパネルから習得したスキルです。分かりづらくてごめんね。
真乃+めぐる+(甜花or千雪)
Voのトップアピールは明け渡してDaとViのトップ&ラストアピール、あわよくばVoのラストアピールを狙うイメージ。1T目はDaパッシブが出たら真乃でDa、出なかったらめぐるでViを殴り、2T目はもう片方でVi狙い。3T目は思い出リンク。初手真乃→ドローが自札だった場合はめぐるの代わりに自札でDa狙い→3T目思い出でいい。真乃+甜花+千雪
難しそうな手札だが1T目は真乃でDa狙いが安定。次のドローでめぐるが来た場合は3T目に思い出リンクが確定し、来なかった場合は自札なのでDaを一気に削れる。2T目のドローはバフが掛からずリンクにも繋がらない千雪2.5倍が唯一の裏目だがこの場合は全体に削りを入れておけば
3T目に自札か思い出でViを殴ることで両方のトップアピールを獲得でき、Voを取られてもギリギリ勝てる。ちょっと心臓に悪い。めぐる+甜花+千雪
個人的に考えうる最悪の初手。この場合、Daを独占しつつVoのラストアピールを取りに行きたい。まずは甜花でDaを殴る。2T目に全体札か真乃が引けたらそれを使い、引けなかった場合は千雪でDaのトップアピールを取る。3T目はVoの削られ具合によって変わるが、全体札か一番威力の高い札でVoのラストアピールを狙いに行く。どの札でもVoを削りきれないようなら思い出アピールでDaにトドメを刺しつつViを殴って4T目が来ることをお祈りする。1位は確実に逃すが、オーディションは2位までなら勝ち扱いなのでファン人数だけは確保できる。あさひ3.5倍+千雪2.5倍+α(めぐるor真乃or甜花or千雪)
一見不満のない手札に見えるが、千雪2.5倍は素撃ちだとそこまで威力が出ないので先にあさひ3.5倍でバフを掛けたい。開幕でパッシブが出たらVo狙いでも勝てるが、出なかった場合はDaとViを抑えたほうが勝ちやすい。1T目あさひ3.5倍でバフを掛け、2T目は千雪2.5倍(自札が引けたらそちらを使う)。3T目は思い出(思い出レベル2以下なら自札3倍や千雪2.5倍のほうがちょっと強いのでそちら)。真乃2倍+α(めぐるor真乃or甜花or千雪)×2
Da上限やレッスンの都合によってあさひ3.5倍の代わりに真乃のDa&Vi2倍アピールを取った場合。1T目は真乃2倍でViを殴ってバフを掛け、2T目は自札→真乃→千雪2.5倍→千雪→甜花の優先度でDaを殴る。3T目は自札→思い出→千雪2.5倍→真乃の優先度で全体を削るか、Voのラストアピールを狙う。
準決勝&決勝
準決勝と決勝は消化試合なのでスキル振りをせずに突撃。Da800くらいあればどれだけふざけてても勝てるし手札とパッシブ次第ではワンキルも可能。
あとは数をこなすだけ
立ち回りが固まってからは(開催前に固めとけ)安定してファン数230万を連打できるようになり、少しずつ順位を上げていくことができた。
体調も精神も万全とは言えない状態での挑戦だったが、モンハンで義務教育を終え、世界樹の迷宮と共に青春を過ごし、東方キャノンボールを揺り籠から墓場まで見届けた自分にとって周回作業の繰り返しはそこまで苦にはならかった。人体ってすごいね。
機材もないので計測とかはやっていないが後半は1周あたり25~30分だったと思う。途中、目眩に耐えられず6時間ほどオートプロデュースくんに変わってもらったり(倒れる前にセットできたの偉い…偉くない?)、寝ぼけてレッスンを続けていたらファン人数が足りずにシーズン2で脱落したり、急な吐き気に襲われて離脱したり、息抜きにマスターデュエルやサーモンランをしながら(舐めてんのかてめぇ🥛)走り続け、最後は時間に間に合わせるためにファン130万コースで切り上げて終了。
ついでに走っている途中で歌姫(Vi)のノウハウ本も出た。やったぜ。
結果は46位。目標だった100位よりもかなり良い結果で大満足。
まとめ
拙い文章ではあるが、最後まで読んでくれてありがとう。
今回のPカップでは色々と新たな発見や教訓を得ることができた。
次からは最初から230万コースでやる。事前の試走も大事
開催前のオートプロデュースは上限ギリギリまで詰め込め(もう2日前から仕込んでおけ)
おやつは片手で食べられる物にしろ。あとShiisの正体はじゃがりこ
サポートアイドルはレベルが高いほうがつよい
非公式WIKIによると流行によってNPCが誰を殴るか決まってるらしい。そこら辺を理解すればもっと安定する
ゴミ箱2個あったほうがよさそう。お風呂の排水口も掃除しておけ
体調管理を忘れずに。特に前日はちゃんと7時間くらい寝ろ
たまたま時間が取れたので戯れに参加してみたPカップだが、廃人御用達の単純周回に見えて意外とお作法があったり、ゲーム内外で事前の準備によって効率化できる要素も多いとわかり、とても有意義な体験ができたと思う。
洗濯を回している間にストレッチや栄養補給をしたり、通院時間と営業を並行するようにしたりと、PCに触れない間のロスをいかに減らすかを考えるのは家事RTAみたいで楽しかった。着替えを大量に用意しておけば洗濯の時間もカットできそうだが、さすがに不衛生すぎるので没。何かの間違いで休みの日程が取れたら今度は万全の準備を整えて挑戦してみたいと思う。
これを読んでいるあなたも、冷やかし感覚で参加してみては如何だろうか?
ちなみに、この記事を書きながら他の人のPカップの記事を読んでいたら「ファン数230万したあとは準決勝で負けたほうが効率がいい」というとんでもない攻略法を知ってしまい(そんなのアリかよ…)、詰める余地は無限にあることを思い知らされた。次回からは「諦める」機能も追加され、ますますストイック勢との差は広がりそうだ。……次回やるのか?
それでは、また。
おまけ
余談だが、今回のイベントで活躍した【路地裏のRhyme】芹沢あさひ。
ストリートファッションのPRというお題のもとユーザー投票で選ばれた3人のアイドルの佇まいが非常にクール。特にあさひは所属元のストレイライトがバシッと決める王道系のカッコよさなのに対してこちらはラフ・ワイルドといった別系統の魅力を引き出している。
カードの実装と同時に公開された楽曲「GOTCHA」は小気味よいリズムと軽やかな歌声で聴き心地抜群。性能面でも開幕1ターン目から強力なバフを発動でき、Da滞在マスタリーやDaマスタリー回復などの有用なスキルも多数備えているので、引けなかった人は次回の復刻の時にでも確保しておこう。
……ん?
ストレイ……?ストリート……?
1ターン目から強力……?ガッチャ……?
察しの良い決闘者諸君ならもうお分かりだろう。
……どう考えても【ピュアリィ】のサポートカードではないか。
白と黒、思い出を重ねるほど強くなる、リソース回復が得意などの特徴から大崎姉妹との関連性も指摘されており、ピュアリィ学会の公式見解を待つばかりである。
次回のシャイニーオファーは有栖川・甘奈・あさひ・浅倉・緋田の歌声つよつよすぎA5チームでお願いします。