ローズマリーとヤブニッケイのハーブオイル🌿
久しぶりにハーブオイルを作ってみました。
🌱ローズマリー×EXVオリーブオイル
🌱ヤブニッケイ×ガーリック×EXVオリーブオイルの2種類。
ローズマリーの方にはちょっと良いオイルを。
イタリア アルドイーノ社のEXVオリーブオイル。
金色のフォルムが高級感を漂わしていて 、以前から気になっていました。ちょっと奮発です 笑。
後味がフルーティーなので「フルクトゥス」というらしいですが、正直あまり違いが分かりません…笑。でも色は濃い緑で凝縮されていそう。
パンにかけたりドレッシングなどで、加熱しないでそのまま使うとおいしいそうですよ。
あんずも気になるみたい 笑♡
ローズマリーは、ヨーロッパでは古くから「若さを取り戻すハーブ」として知られています🌿
77歳のハンガリーの女王が、ローズマリーが主成分の「ハンガリアンウォーター」で健康と若さを取り戻し、隣国の若い王子から求婚された😳という伝説もあるくらい✨
実際、ローズマリーには強力な抗酸化作用をもつロスマリン酸などが含まれていて、今もハンガリアンウォーターの処方が残っているそうです。
他にも「記憶力を増強するハーブ」としても知られています。
私もそれを期待して、勉強するときにはローズマリーの精油を焚くのですが、効果のほどは…笑。
ただすっきりした香りなので、集中力は高まる気がします。
おかしいな〜🙄?笑
学名 Rosmarinus officinalis の officinalis は「薬用の」という意味があって、薬効が高いハーブのひとつです。作用は抗酸化、消化機能促進、血行促進、陽性変力(心収縮力を増強させる力)などがあります。
全身性のトニック(強壮)ハーブなので、血液循環を促進する効果があることから、ドイツでは食欲不振、肝機能や消化機能の低下、循環不全による活力の低下、神経性の頭痛などに用いられています。
ローズマリーはハーブティー、チンキ剤、湿布剤、入浴剤、ローション剤、シャンプー剤など色々な剤型で用いられています。
ドッグフードにも天然の酸化防止剤として、ローズマリーやローズマリーエキスなどが使われていますよね🐶
中薬でも R. officinalis L. を迷迭香(メイテツコウ)といって、全草を健胃、鎮頭痛、通経、発汗に用いるそうです。
中薬としても使われているんですね👀あとで要チェックです。
そして次は、ヤブニッケイ!
(い、いきなり 笑)
「和のシナモン」といわれる和ハーブのひとつです🌿
学名 Cinnamomum yabunikkei
日本野生種の唯一のシナモンです。漢字では藪肉桂と書きます。クスノキ科の特徴の三行脈をもちます。(写真だとうっすら)
シナモンは一般に、東南アジア原産の「セイロンニッケイ」(いわゆる香辛料のシナモン)や中国原産の「シナニッケイ」(桂皮、ニッキ)があります。
これらに比べるとシナモンの香りは薄いですが、とても芳しい香りがします。
数年前に、(一社)和ハーブ協会の主催するフィールドワークに参加した時、このヤブニッケイをゲッゲイジュの代わりに使ったスープを頂いたことがありました。香りづけにとても万能とのこと。それ以来、うちでもカレーやポトフなどにゲッゲイジュの代わりに使うようになりました。
かつては九州などを生産地として、民間薬や香料として使われていたそうですが、残念ながら絶えてしまっていたそうです。そこで、色々有用なヤブニッケイを、和ハーブ協会の方々が生産者と協力して復活させたのだそうです。
素敵なお話ですよね。
また、近年の中国の研究でヤブニッケイには「MHCP(メチルヒドロキシカルコンポリマー)」という糖尿病予防や改善に効果のあるインスリン様成分が含まれていることが分かったそうです。これは他の東南アジア、中国原産のシナモンには含まれていない成分です。
ヤブニッケイを粉末にして、お塩や七味唐辛子などの調味料や、はたまたあんこに混ぜてもおいしいのだとか⁈🙄
今日は楽しい一日でした。ハーブオイルの出来上がりが楽しみ♥️
五感に心地よい手仕事。次は何をしようかな?
*学名は正しくはイタリック体です
*ローズマリー:メディカルハーブ安全性ハンドブックでは、クラス2b…妊娠中は使用しない(精油成分の毒性のため)
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