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読書note No.2「あなたは、人を愛せていますか~『愛するということ』を読んで」


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今日はこの本をとりあげます。

この本で、印象に残った点は、こちら!

.愛は、何よりも与えることであり、もらうことではない。

.愛に関していえば、重要なのは自分の愛に対する信念である。


愛は、何よりも与えることであり、もらうことではない。

私たちは、誰かを愛したら、愛されるのではないかという見返りを求めます。もし、その見返りがないと、「あの人に、騙された!私はこんなに、あの人を愛しているのに!」と、誰しも思うはず。しかし、フロムはこう言います。

与えるというまさにその行為を通じて、私は自分のもてる力と豊かさを実感する。 42頁

愛に、見返りを求めてはいけないのね

ただ愛すること=愛を与えることに、力を注ぎなさいと言われた気分です。

愛とは、愛する者の生命と成長を積極的に気にかけることである。 47頁より

人を愛するとき、この視点が欠けていたな

どうしても、愛する人を自分の思い通りにしたい!って思うなー。またまだ、未熟者だ(;´д`)

愛に関していえば、重要なのは自分の愛に対する信念である。

私たちは、人を愛する前に「自分」を愛せていますか?「自分を愛するなんて、ナルシスト?」という声が聞こえてきそうです。

しかし‥‥

むしろ、自己愛が欠如しているために、利己主義的になっているのではないか。 94頁

あなたの周りに、愛情深い人はいますか。その人は、「自分のことが嫌いで仕方ない!」という人ではないと思います。そうです。

自分の事も愛せないのに、人の事は愛せるはずがありませんよね?

世間では、「他人を大事にしなさい」「相手を愛しなさい」とよく言われます。しかし、肝心の「自分」を大事にしなさいとは言われてこなかったはず‥‥。だから、「自分が大好き!」というと、変な目で見られるんですよね‥‥

まず、自分を大事にして下さい。

人を愛する余裕がないなら、自分だけでもいいから、自分を愛して下さい。そうすれば、自然と、相手を愛することもできます。私自身、自分の事が大好きですもん!だからこそ、人に優しく接することができるのかな‥‥納得!

まとめ

この本は、愛するテクニックが書いている本ではありません。愛とは、何ですか?の問から入って、愛の本質を考える本です。

愛ってなんだろう?

そんな疑問をもった方に、ぜひ手にとって頂きたい本です。あなたにとって大切な方と一緒に読んでみるのもいいと思います!

YouTubeでも、取り上げられているのでぜひご参考まで!

私の妻は、先にすやすや寝てます‥‥


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