【全天の覇神】 共有用アテナメモ
◯デッキリスト
◯概要
普段の調整でクロバルと共有してるアテナ。
バトスピリーグでクロバルが使ってたものとほぼ同じ。
一応個人的解釈として中身は40枚固定なので別解釈でデッキを組まなければリストが弄られることはない。
まず初めに、【アテナ】は世間に間違った認識が根付いていると思っている。
それは
のような認識。
(「無効を添えずアテナイアーだけで走る」などもこれに該当)
これは確かに【アテナ】の目立った強いムーブであるため、一見すると【アテナ】はこれを目指すデッキにも見えてしまうが、この解釈なら他にもっと良いデッキ選択があるように感じる。
持ち物検査をするアグロデッキなら【シャックGS】の方が遥かに安定して2〜3キルを叩き出せるし、《鋼鉄騎神アテナイアー》によるAS終了メタを評価するのであればAS終了メタが契約に内蔵されたアグロである【キニチ・アハウ】などの方が特定のカードに依存せずそれを遂行できるだろう。(そもそものデッキ強度や環境の通りには目を瞑ったとして)
では、【アテナ】にしかできない特技はなんだろう。
それは、
これらを組み合わせた時に作れる確定リーサル。
これが【アテナ】にしかできない特技である。
早い段階で《鋼鉄魔神》付きの合体スピリットで連パンするなど、素早いリーサルを取ることもこのデッキの強い動きではあるものの、それは《創界神アテナ》がコンセプトであるが故にできた副産物であり、動きに再現性を求めたプレイングを考えた時に「創界神アテナを早く引いてアグロしよう!」のコンセプトはミスマッチである。
長々と説明したが、要は《創界神アテナ》を引いたらとっととぶん殴る認識を改め、毎試合必ず手札にある《鋼鉄の契約神アテナ》の契約域を活かせる方向性に舵を切りたいと言う話。
ここでのしかかってくるのが、「契約域がC8であり得ないほど重い」と言う問題
C8は単純に契約技4回使用要求であるため、現代バトスピのキルターンである2〜3tに合わせるのは至難の業である。(2枚引いてもC2→C6と伸びるためまだ足りない)
そんな時いきてくるのが契約以外でカウントを盛れるこの3種。
下2枚は10人中10人が3枚採用するカードであるため、特に説明も要らないと思うが、《鋼鉄機士ファライコス》はいまだに入れている人を見たことがない。
カードの存在に気づかれていないわけもないので、おそらく世間評価が「弱い」になっているこのカードだが、このカードこそ【アテナ】の足りなかったラストピースだと思っている。
まず、コストが3/2である点。
契約神を高く評価して考えた時、そのゲーム中に5〜6コア程度は神託で乗せなければならないため、必然的に使用する神託要因の数は増える。
3/2は最軽量1コストで、序盤から連打もできるコスト帯なため、1番使いやすいコストである。
次に、召喚時で神託or1面処理を飛ばせる点。
1コスト2神託は破格。
また、1面処理は現環境だと《相棒獅子ラオン》や《テッペンバディ アイボウ》、《三賢神ラルヴァンダード》の処理などにも使えるため軽減潰しとしての役割も大いにある。
最後に、Lv2効果のC +2。
条件付きでこそあるものの、《創界神アテナ》の欠損した試合を素早い契約域達成でリソースゲームに持って行けたり、最低限の受けとして《鋼鉄戦騎パラス・ディオーネ》を構えたりと瞬発力のあるプレイを可能にしてくれる。
残念ながら【アテナ】は同じく1章の【ハデス】ほどプールに優遇されておらず、契約域をかなり意識して構築、プレイを進めなければなかなか達成することは難しい。
そのため、構築段階から契約域に綺麗に入れることを意識したリストにしていくことが重要だと思っている。
◯プレイ
今回の構築のメインコンセプトである「《鋼鉄の契約神アテナ》の契約域を強く使う」ことを目指してプレイを進める。
《創界神アテナ》を使った最速キルは、
そこから自分が試合を延ばした時に相手に先にリーサルを取られるリスクや、
契約域達成まで待てそうかどうか(1ターンしか待てずどうせ契約域までいかないのであれば待っても仕方がない)、
契約域達成まで終わった上で相手の防御を完封して勝てるか
などをよく吟味した上で走るor待つを判断。
受けが入っていないデッキであるため、突っ走って逆リーサルを貰うのは悪手。
基本は軽減を潰して相手のリーサルを妨害しつつ3t契約域(契約2枚orファライコス)からの確定リーサルを目指したい。
契約域の達成ができれば《鋼鉄機空士ライサンダー》連打から防御貫通のカードを探してくれば良いため、とりあえず契約域に行ければ高確率で確定リーサルを作れると言う認識で良い。
◯対面知識
・VS激覇
《激覇ウォール》無効にこだわらない。
《鋼鉄騎神アテナイアー》で《選ばれし探索者アレックス》を無効にしつつ、3コストの連パンで《激覇ウォール》を貫通する。
デッキ内の3コストの残量は常に意識しながら動きたい。
・VSハデス
《鋼鉄魔神》付き《鋼鉄騎神アテナイアー》3乗せから殴れれば確定リーサル。
序中盤は《鋼鉄雷機士ティグリゴレウス》5乗せで耐久を狙う。
これを狙う時、一旦《鋼鉄雷機士ティグリゴレウス》を召喚するだけのターン、コアを乗せるターンを分けるとこの状況を綺麗に作りやすい。
1コアとかしか乗っていないターンに《ハデスディザスター》で割られるならただ2コストで神託を進めたと思おう。
・VSウィズ
《創界神アテナ》を引ければ《鋼鉄乙女 廃棄機体ラムダ》を手元に置いて耐久が狙える。
序盤にリーサルを出せれば受けが《オラクル二十一柱ザ・ラバーズ》しかないため、《オラクル二十一柱ザ・ラバーズ》を手札に戻さない形でリーサルが出せれば勝ち。
・VSプチグロウ
受け煌臨から創界神を割られるのが本当に無理なので創界神を大量に引かないと勝てない。
《鋼鉄機空士ライサンダー》を受けで打って面を保ちつつターンをもらうことが望ましい。
・VSその他紫創界神
除去受けのデッキなので常に手元から後続アタッカーを作れる形をキープしながら殴る。
総コア数が重要なのでコアブは優先的にしたい。