山形県大石田町とはどんな町?
3年前に東京から移り住んだ町、山形県大石田町の紹介をします。
山形県大石田町の基本情報
山形県大石田町は、JR山形新幹線大石田駅を最寄りにする人口約7,000人の小さな町です。
山形県を縦にながれる最上川の中域に位置し、かつては舟運(船を使った運輸)の中継地点として、繁栄した町です。
舟運の終わりと共に町の産業は衰退し、全国的なものと同じように人口や産業の減少が進みました。
大石田駅は小さな駅ですが、年間40万人が訪れる銀山温泉の最寄駅です。
(写真は「絶景Japan」からの引用)
年間を通して沢山の観光客が訪れます。特に冬は、駅に入りきらないほどの人が駅前に溢れます。
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大石田町で行ったこと**
地域おこし協力隊等事業に加わりました。
行ったことは、地域の観光・移住事業に関わること。
(写真:KOE no KURA)
KOE no KURAという施設運営では、地域のナカとソトの交友を目指したコンセプト立てや運営企画をイチから行いました。
2017年の施設オープンから17,000名以上の方と地域の入り口を作りました。
高齢化が進む人口7,000人の町に新たな目的を作ることは、小さくもやりがいのあるものでした。
そんなこんなで、小さな地域に人が通うあくまで「きっかけ」を模索した3年間でした。
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大石田町に3年住んだ感想**
山形県生まれ、今は県内他地域に住んでいますが、大石田町は「THE 山形県」みたいな町です。
夏暑く冬は雪が多く、県内でも四季の変化が激しいこの町は、広い景色や豊かな自然環境、田舎らしい大らかな人間性は、多くの人がイメージする「東北らしい」「山形らしい」を色濃く表現したような町です。
だからこそ、人の繋がりや食生活の変化は、東京時代とは全く別のものがありました。
小さな町だからこそ、濃い人間関係、インターネットで調べても出てこないような濃い文化に囲まれた生活は、東北で暮らす第一歩として選んで良かった町。
3年間住んだ率直な感想は、
・地方には都会で求めるコンテンツは少ないが、地方だからこそのコンテンツは溢れている
・地方の中でも地方に住んだ方が「地方暮らし」っぽさは色濃い
こんなことです。
だから、大石田町は「地方っぽさ」8割、新幹線のおかげもある「都会からの流入」2割みたいな町でした。
実は、記事中で使う写真は、私と妻が2017年4月から200記事以上
を書いた地域の小さな情報発信「大石田町エトペソラ」から引用しています。
こちらには、住んでわかった大石田町と地域周辺のことを書いています。
東北の、山形の、少し地味だけども味のある大石田町のこと、
よろしければ、少しだけでも知ってみてくださいね。
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