中国の仮想通貨関連の情報と、今中国で話題のHDDマイニング【Chia】
中国の仮想通貨全般の情報について記します。取引や投資を助長、助言するものではないので投資は自己責任でお願いします。
専門用語が多いですがわからない人は他のNoteなど検索してみてください。
・仮想通貨って何?
・Binance?
・Binance smart chainって何?
・ステーブルコイン、テザー?
・マイニング?
・流動性マイニング?
・Dex?DeFi?
中国の仮想通貨の背景
中国といったらBINANCEだが、中国は2017年世界のビットコイン取引の90%を占めていた国内の仮想通貨交換業者の業務を一斉に停止させている。ICO(仮想通貨を集める形式の資金調達)を禁止し、ビットコイン(仮想通貨)取引所を実質的な閉鎖に追い込んだ。金融機関もこの分野のプロジェクトには関与できない。
理由としては、
・過度な投機の防止
・マネーロンダリングの防止
・人民元(資本)の海外への流出
したがって、BINANCEも当時から中国→香港→日本→台湾→マルタ→?と拠点の移動を余儀なくされている。BINANCEは現在回答として分散型事業を行っていることを理由に、本社の所在地については明確な答えはないとしているようだ。
実際の取引については、BINANCEは人民元を使うのを禁じているようだ。認めているのはビットコインと米ドル連動型ステーブルコイン「テザー」といった仮想通貨同士の取引のみだ。しかし中国人投資家はテザーを買うのに人民元を使う抜け道がある。投資家間での支払いを銀行カードやオンライン送金で済ませるのだ。これは中国の法規に違反しない。
簡単に言うと、人民元でテザーをどこからか買って、テザーでビットコインと取引すること。
規制に関しては、正直まだよくわからない部分があり、今後変わることもあるであろう。
しかし、中国は仮想通貨の取引は規制しているが、ブロックチェーン技術を禁止しているわけではない。中国政府はサプライチェーンマネジメント、食品業界における原産地追跡などの分野において、ブロックチェーン技術の普及と利用を推進しているようだ。
中国のマイニングについて
世界のビットコインマイニングの60%は中国で行われている。そもそも仮想通貨の取引が禁止されている中国だが、マイニングに関しては世界最大の市場でもある。中国でマイニングが盛んになったのは2013年ごろからで、先進国と比べてかなり電気代がかなり安いことに加え、最新のマイニング装置が安価に入手できることから、四川省や内モンゴル自治区を中心に大規模なマイニングプロジェクトが行われている。
中国のマイニング規制
電力消費や廃棄物の多さといった問題が明らかになるなか、規制当局も監視を強め始めた。中国の内モンゴル自治区政府の発展改革委員会は2021年2月25日、同自治区内での仮想通貨のマイニング事業をすべて2021年4月末までに終了させ、新規のプロジェクトも禁止すると発表。マイニング禁止の理由は、電力やエネルギーの消費量が背景にあり、GDPあたりのエネルギー消費量を3%減らし、エネルギー消費の総量の増加率を1.9%前後に抑える必要があるという。というわけで、中国人にとって仮想通貨に逆風が吹いている状態だ。
🔥🔥🔥🔥今、中国でHDDマイニングが来ている🔥🔥🔥🔥
一般的にはマイニングはGPUマイニングと言われる、グラフィックボードを使用したマイニングが主流だが、2021年4月からHDD(ハードディスク)で行うマイニングが中国で話題になっている。
代表的なサービスにChiaがある。
Chia
https://www.chia.net/jp/
これは、余っているHDDのスペースを貸し出して、その対価を得るようなシステムだ。日本ではグラボが高騰しているが、最近中国ではHDDも高騰している。特に8TBのデータ量の大きいもので価格は1,5倍〜2倍までつり上がっている。
Chiaで使われるコインはXCHというコインで、このコインはまだどこの取引所にも上場していない為、値段が付いていない状態である。6月初旬にかけて実際に取引できるようになるようだが、まだ確定ではない。こうしたHDDのマイナーは先行投資として行っているようだ。
GPU・HDDマイニングの結果
【GPUマイニング(ETH)】
RTX1060(6GB)×2枚で一日あたり300〜400円ぐらい掘れる。グラボがある、もしくは安ければやったほうがいい。火事に注意。
【HDDマイニング(chia)】
200GBでやってみたが、報酬を受け取るのに3年かかるようだ。。。最低でも6TB8TBは必要だ。。。もっともっと必要だ🔥
HDDマイニングはこれからなので、今後HDDマイニングプール等ができるとまた状況は変わってきそうだ。
ということで今後のHDDマイニングの動きに注目だ。
中華系のクリプト
CoinMarketCapランキングの中に中華系のTRON、EOS、IOSTがランクインしている。この辺は日本人の中でもよく知られている通貨だ。
【中国仮想通貨格付け最新版】
CCIDの格付けは、中国の行政機関が公開しているもので、中国政府、民間、教育機関に在籍する専門家によって評価が行われている。
下の表から分かるように、ETHやTezosの他に中華系のTRON、EOS、IOSTがTOP5に入っていて、国としても技術を推している感がある。
ここ最近の中華系のTRON、EOS、IOSTを価格の動きを見ると、他の通貨より上昇は少ない。規制の影響もあるのか分からないがプロジェクトの動きが伝わってこない為、中華系に関しては様子見せざる負えない。
もちろんBNBはまだまだ成長の余地があり、NFT、De-fiのプロジェクトの進化は凄まじい。
↓脱線して中国関係ないですが、書いておきます。
現在の仮想通貨の価格の把握
現状の各クリプト(仮想通貨)の価格の推移を確認。これからは日経平均やアメリカのダウ、ナスダックみたいな感じで毎日チェックが必要になってくるでしょう。特に上位のクリプトは知っていたほうが◎。
【CoinMarketCap】(各クリプトのランキング)
https://coinmarketcap.com/ja/
【CoinGecko】(各クリプトのランキング)
https://www.coingecko.com/ja
+αで上級者はtelegram(日本で言うLINEみたいなもの)などを活用して、各トークンの最新の情報を得ましょう。
【telegram】
https://apps.apple.com/jp/app/telegram-messenger/id686449807
今話題のBinance smart chain上のDeFiであるPancakeswapは日本語のボランティアがいるので見るだけならいいかもですね。サポートも手厚い。
※ただし、Pancakeswapを始めるまでの敷居が高いので、分からない人はやらないでください。
【Pancakeswap】ステーキング、流動性マイニング、Lottery(宝くじ)などが楽しめる
https://pancakeswap.finance/
【Pancakeswapのテレグラム】
https://t.me/PancakeSwapJP
🔥今、De-Fiがアツい🔥
De-Fi "Decentralized Finance"(分散型金融)と言われるブロックチェーンの金融。仮想通貨の銀行みたいなもの。仮想通貨は日々新しい種類のコインが世に出ているが4月だけで100以上のDe-Fi関連のプロジェクトが誕生している。詐欺プロジェクトも存在しているので注意。
ということで仮想通貨関連の情報でした。
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