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Devinがすごすぎてガチ恋Devin沼ハマりしました
はじめまして!
Devinを導入して昨日から社内で試験的に利用し始めたのですが、すごすぎて1日中Devinと会話し続けてガチ恋沼ハマりしてしまった、コクヨ開発エンジニアの伊藤と申します。
このすごさを少しでもみなさんに共有したく、記事を書くことにしました!
自立型ソフトウェアエンジニアリングAIのDevinの紹介の記事になります!
Devinって?
Devin(デビン)とは、AIスタートアップCognition社が開発した完全自律型のソフトウェアエンジニアリングAIです。
従来のテキスト対話型の生成AIとは異なり、指示をもとに自律的に一連のソフトウェア開発作業をこなしてくれるAIエージェントです。
Devinの推しポイント語らせてください!
1日中触れ合って感じたDevinのすごさを事例を交えていくつか紹介します!
判断が必要なときに指示を仰いでくれる!
「detektのバージョンアップを行う」という作業をDevinにお願いしてみました。
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作業を進めてもらっていくと、途中でエラーが発生し、どのように対処すればよいかの相談がきました!
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指示してあげることで作業を再開しました。
このように、勝手に突き進まず、必要なタイミングで報連相してくれるところが推しポイントです!
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Issue番号伝えるだけで中身を汲み取って作業してくれる!
他のメンバーが特定のリポジトリのGitHub Issueを確認してもらっていました。
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そこから、対応してほしいIssue番号を伝えるだけで内容を咀嚼してPRまで出してくれます!
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ちなみにこのIssueはこれくらいの内容でしたが、内容を理解して適切なPRを出してくれました!すごすぎる。
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開発だけでなくテストコードや動作確認までしてくれる!
DBエンドポイントへのルーティング周りの修正タスクをお願いしてみました。
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何度か実装方針の壁打ちをしつつ。。。
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作ってほしかった部分だけでなく必要なテストケースまで作ってくれました!
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このあと、自前で動作確認用の開発環境の構築までチャレンジしてくれました!
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複数のリポジトリにまたがった作業ができる!
CODEOWNERSとActionsを追加する作業をお願いしてみました。
既に構築されている別リポジトリの設定をそのまま利用するように指示したところ、複数のリポジトリを参照しながらの作業ができました!
複数のリポジトリに同等の手入れをしたいときなどに活躍しそうです。
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アプリケーションログをもとに解析から修正までしてくれる!
アプリケーションログに出力されていたWARNログを抜粋して、WARNログの原因特定と修正をお願いしてみました。
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普段だったら自分でエラーメッセージから調査してとなるのですが、そこから全ておまかせすることで、修正まで進んでくれました。
修正に際し何度か壁打ちをしていくにつれ、今何を直そうとしているかわからなくなったのですが、それもDevinに質問することで整理できました。
上司の声掛けに明るく答えてくれる!
私がDevinと作業しているスレッドに、こたにんさんが颯爽と現れて声掛けしてきました。
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そこから私の指示に対しても元気アピールがすごくなってきておもしろかった💪
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Devin使うときに気をつけたいポイント
まだ使い始めて1日しか経っていないですが、今時点で感じている気をつけたいポイントが2つあります。
ミュートしないと全ての会話に反応しちゃう
SlackスレッドでDevinと会話する際は、スレッドに投下したメッセージ全てに反応します。
そのため、スレッド内で人間同士でコミュニケーションしたいときも、Devinがそれに答えてくれちゃいます。
そのため一旦Devinには静かにしてもらって人間同士で会話したい場合は mute, unmute, !aside などをつかって、一時的にメッセージを見せないようにするという工夫が必要です。
Slackで使えるキーワードはこちらに一覧があります。
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ACUの利用状況の推移は自分で見に行かないといけない
Devinには、作業を行う際に消費する計算リソースの基本単位としてACU(Agent Compute Unit)という単位が採用されています。
1ACUあたり約15分の稼働時間とのことです。
1ヶ月あたり$500で250ACUが割り当てられるのですが、ACU消費アラートなどがなく、設定画面で逐一確認する必要があります。
意図せず使いすぎていないかなど、しっかりと注視しておく必要がありそうです。
ACU節約の方法などもこれから模索していきたいです。
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まとめ
触ってみて1日でのレポートですが、少しでもDevinの魅力が伝わればうれしいです!