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ちょっと仕事辞めてロンドン行ってくる(4週目)

※(注)

この記事は英語力が中学〜高校生レベルの26歳が

タイトル通り仕事をバッサリ辞めて、まともに話せる
スキルも無い状態でロンドンに留学しに来たよという
日記のような記事になっています。

だから、今後ロンドン観光や留学を考えてる人の参考
とかには多分なりません。予めご了承を。

私のロンドン留学の期間は9/1から来年の1/18までの
全20週を予定してます。

今回は4週目の9/23(月)〜9/29(日)まで。


・今週の天気と授業

9/23(月)〜9/27(金)

ロンドン留学から4週目。
やっと1/5のような、もう1/5のような。

天気は先週から変わらず、10℃〜20℃いかないぐらい。
雨が降る日も何日かあったりして、体感は寒かった❄️

まだまだ英語はしっかり話せず、難しい……。

ロンドン来て直ぐの頃、めちゃくちゃペラペラ喋れる
日本人の方がいらっしゃって、その方にどうやったら
そんなにペラペラ喋れる様になります?と聞いたら
教えてくれた勉強法ってのがあって、

Youtubeで、短すぎないそこそこの英文を聞き取る。

聞き取った文章を書く。
(文章全部が分からなくても、分かる単語だけでも
とりあえず書いてみる)

実際には何て言ってたかを答え合わせ。

耳で聞いた感じを真似つつ、口でも発音する。

あとはひたすら繰り返す。

という勉強法を授業前の休憩時間とかにやってると、
割と聞き取る力は付いてきてて、相手と会話してても
"相手が英語で何を言ってるかを聞き取る力"
は確実に成長しているなと実感しているんです。

ただ、めちゃくちゃ長い話を一気に話されたり、
聞き取りにくい籠った声や発音だったり
すると
途端に頭がちんぷんかんになってしまう…笑

ホストマザーが正しくこれで、ナイジェリア出身の彼女の英語は学校の先生の綺麗な英語と比べるとどうしても聞き取りづらく、未だにコミュニケーションを取るのに苦戦してしまう。

加えて、こちらが分からない感じを出すと更に喋って伝えようとして来るので、余計に分からなくなるという負のスパイラル笑

どうしても英語に対する脳のキャパシティがやっぱり
すぐには拡張できないので、未だに苦戦している日々
ですね。

1〜9の単語に当て嵌る物をa〜iから選ぶという問題

続いて、こちらが今週の授業で難しかった
"ニュアンスが似ている単語同士の絶妙な違い"
比べてみようという授業。

分かり易く日本語で言うなら、
『提案する』と『アドバイスする』と『推奨する』と
『意見する』って何が違う?
という難題である。

これ普通に日本語で問われても難しい問題じゃない?笑

まぁ一応、教わったこの授業内での答えとしては

『提案する』(suggest) は
良い考えや可能な考えを単純に言う事。

『アドバイスする』(advice)は
状況に応じて一番良い考えを誰かに言う事。

『推奨』(recommendation)は
経験に基づいて、その状況に合った強めの提案の事。

『意見』(opinion)は
考えを構成する物や正しくないと感じた物に対して
思った事。

いや、そんなん言われても分かんねぇよ!!

ぶっちゃけ、この記事書いてる今も尚、頭がこんがらった状態のまま書いてます笑

授業は時折こんな感じで難しいけど、先生は相変わらず
優しいのでなんとか頑張っていけています。

この調子で残りの4/5も頑張っていくぞ!


・今週食べたご飯

Sainsbury'sという安価なスーパー(兼ローカルコンビニ)で
買ったチョコツイストパンとチョコクロワッサン
合わせても£2ちょっと。この日はチョコが食いたかった…
別日に、同店舗で買ったピザパンとドーナッツ
こちらも合わせて£2ちょっとで、お手頃価格
ドーナッツはアップル&ラズベリーで
酸味と甘さが丁度良くて美味しかった!
別日に買ったセサミ(ゴマ)バケット。80ペンスの激安品だったので
つい買っちゃったんだけど、写真からも分かる通りめちゃデカい笑
横の500mlボトルと比べて1.5倍ぐらい。2日に分けて食べました

相変わらずパンばっかり食ってる。
だって安いし、美味しいから……笑

家の近くと学校の近くにあるスーパー兼コンビニのSainsbury's(セインズベリーズ)。

家の近くにある方は駅近にドーンと構える大型スーパー。
マルエツとかOKストアのイメージ。

学校近くにある方はコンビニタイプ。
ファミマやセブンイレブンのイメージ。

ホストファミリーは相変わらずの冷食とトーストなので、
野菜食いたい!と思って買ったシーザーサラダセット
£3しなかったぐらいなのに割とボリュームあった

どの商品も比較的安価だし、果物や野菜も鮮度が良い。

セブンイレブンやファミマ感覚で点在しているので、
ホント色んな所でいっぱい見かけるし、物価が高い
ロンドンで暮らす身としては非常に助かってます。

美味しいベーカリーのパンを2つ買っても£2ちょいだし、
組み合わせ自由で、メイン+ドリンク+スナックを合わせて買うと£3.75になったりと、とにかく財布に優しい。

こちらはもう一つのメジャーなコンビニ
TESCOで購入したサラダパスタ。£3
ベーコンやチキンに野菜とスライスチーズで美味しかった!

TESCO(テスコ)というのもメジャーなコンビニの1つ。
こちらのサラダパスタやサラダボウルは種類豊富で
野菜食いたい時にはこっちの方が良いのかも。

ペヤング超大盛。まるか食品さん、ありがとう…!

今週から新しく、ルームメイトが1人増えた。
(ルームメイトは全員日本人。他の家だとバラバラっぽいので割と珍しいケースらしい)

元々のルームメイトは1ヶ月だけの留学だったので、
今週がラスト。つまり3人いる状態は今週だけ。

そんな今週から増えたルームメイトの彼が日本から
持ってきたペヤングの超大盛り。それを3人でシェア。
これが嘘みたいに美味しかった笑

普通のカップ焼きそばが、バカ美味えぇ……!!

からしマヨが好きなので、一平ちゃん派だった私も
思わず唸ってしまうほど美味しかった…!

人は長い事カップ麺を食べてない状態で久しぶりに
食べると感動するんだなと、その日は3人で笑い合った。

イギリスのビールブランド"GREENE KING"より
"OLD SPECKLED HEN"

こちらは金曜日の夜に、せっかくだからと買ったビール。

イギリスといえば、パブでのビール文化が有名だったり、
007のジェームズ・ボンドが愛したドライマティーニが
有名だったりとお酒好きには明るい国。

パブで飲むのも良いんだろうけど、より安価に済むし、
このOLD SPECKLED HENはメジャー商品なんだけど、
もっとメジャーな商品があって、そっちがパブで飲まれ
がちなので、パブでは見かけない珍しいビールらしい。

という事で、早速優勝していくわね。

……あれ?こういう感じ?

と、味は結構好みが分かれそうだった笑
日本のビールがそもそも炭酸感強めで、苦味はあっても
喉越し感を強く主張するビールが多いのに対して、
このビールは結構苦味が強く、微炭酸。

とはいえ、ウェッ!苦いッ!となる感じ訳でもなく、
マイルドかつスッキリなビールといった印象でした。

今度は味の濃い料理とかと合わせて飲んだりしてみたいな
と思いつつ、この日は就寝。


・平日アクティビティ

・9/26(木)

そろそろ行くか……とふいに思い立ち、
木曜日は午前の授業のみだったため、お昼を食べてから
『大英博物館』へ。
公式ホームページから事前に予約して向かった。

入場してすぐの大英博物館

めっちゃ雨!!!!

門で囲われた入り口からチケットを見せて入場し、
外の簡易テントで手荷物検査を終えてようやく入場。
もうこの時点で結構びしょ濡れだった笑

ようやく入場となり、正面まで来た大英博物館
入ってすぐ振り返るとこんな感じ

内装が意外にもドーム上の天井で、外観の荘厳な感じから
一気に近代的で明るく綺麗な作りになってた。

エジプトのロゼッタで発見されたことから
その名が付いたロゼッタ・ストーン
すぐ横には解説も付いており、元々は柱の一部である事が分かる

入ってすぐに古代エジプト、古代ギリシャゾーンへ。

ドォオオーン!!と待ち構えていたのが、
当博物館の名物とも言うべきロゼッタ・ストーン。

読めねぇけど何か凄いってのは分かったので、ヨシ!

2体の"ゲートガーディアン"に迎えられた先には
古代エジプトゾーンが広がる
ファラオ像。美術館見学に来てた
小学生グループみたいなのも居て
なんか微笑ましかった
ミイラとか入ってたとされる棺桶
ヒエログリフ文字がめちゃくちゃ細かい

エジプトゾーンは、ざっとこんな感じ。

世界史に詳しくないし、古代エジプト文明とかも
よく分からないのだけれど、『遊⭐︎戯⭐︎王』の世界観に
入り込んだかの様なファラオ像とか、棺桶に装飾された
ヒエログリフに圧巻。

続いては、古代ギリシャゾーンへ。

パルテノン神殿の一部

パルテノン神殿の一部や石膏像なんかを見て来ました。

"円盤投げの像"
"RONDANINI FAUN"

ポンと置いてある普通の石膏像達が凄すぎた…!

筋肉とか質感とか、本当に考えに考えて作ってるのが
伝わる凝り具合というか、美に対する追求の姿勢が
えげつない……。

この"手"が放つ、"本物の手"感が凄かった!!
この足から左腕への流れが凄くて、
太腿→腰→肋骨→脇→上腕→肘のラインが
本当に美しすぎる……!

あの、実際の人間にセメント塗って固めて焼きました?

ってレベルで筋肉とかの造形が美しすぎる…!
これが削って作られたとは考えられない……。

1750年頃に作られた太陽系の機械モデル
およそ200年前にいたコペルニクスの理論から
作られた、ちゃんとした地動説モデルの模型
南アジアコーナーにあった、モアイ像
クリスタルスカル
ここ大英博物館にある物は偽物なんだけど
そういった逸話含めて記念に飾ってるみたい
ガネーシャ神とその配偶者の像
ゾウの頭と多腕。その台座を支えるのがネズミらしく、
物理法則に縛られない=神らしいって象徴なんだとか

その他にも、普通に美術品が多く飾られており、
3時間ぐらいぶらぶら歩いて見て回ってましたね。

そこからお土産も買ったりで歩き疲れてはいたんだけど、
何かこのまま帰るのは勿体なく感じてしまったので、
この日は更に別の美術館へ行ってみることに。

向かったのは、Hunterian Museumという所へ。

※ここから⚠️グロテスク注意⚠️
大丈夫なら下へスクロールを


入ってすぐのショーケース
左右に広がるのは、ホルマリン漬けの標本が並ぶクリアケース
骨格標本のコーナー
歯と顎のコーナー。

完全に外観を撮り忘れていた……ので、いきなり中に
入ってからの写真に。

ここ、ハンタリアン博物館は18世紀に解剖学を学んで
いた外科医のJohn Hunter氏が収集したコレクション
をメインとした博物館がなんだとか。

昆虫、陸上と海中の動物、果ては赤子や人体の解剖が、
ホルマリン漬けにされてバァーと並ぶ標本棚は
耐性が無い人にはとっては、ちょっとキツイかも笑

ただ、どの展示物も今尚残すその姿はとても素晴らしく、
解剖標本や骨格標本が好きな私としては、大英博物館の
時よりも興奮して食い入るように見ていた笑

倫理的な配慮とかで日本じゃ厳しいだろうなぁ…と
思うよな解剖とかも結構並んでいたので、医療関係や
生物関係に興味がある人は貴重な体験になると思うので、
是非とも訪れてみて欲しいですね。

そんなこんなで、一通り見て回ってお土産も購入。

この日は沢山歩いたので、帰宅後はよく眠れました。


・週末アクティビティ

9/28(土)

今日は色々な食品系の出店が立ち並ぶことで有名な、
BOROUGH MARKET(バラマーケット)へ行ってみる事に

London Bridge駅から歩いて数分の場所
高架橋下で広がるバラマーケット
土曜日だったのもあって、この日は凄い人混みだった…
魚市場みたいな感じで、鮮魚売り場があったり
チーズ専門の出店が並ぶ中でも一際目立ってた
山積みされたホールチーズがあったり

中に入ると、晴れた土曜日なのも相まって大盛況!!

ざっくり感じた初見では、ロンドンのアメ横でした!!

もう色んな出店があっちゃこっちゃに立ち並んでて、
そこかしこから美味しそうな匂いが漂ってくる…!!

客の目の前で焼いて、大鍋から良い匂いを漂わせるパエリア!
めっちゃ食いたかったけど凄い行列だったので、この日はスルー
パン専門店では、美味しそうなパンやドーナッツが売ってたり
オリーブオイル専門店では、パンに付けて
オリーブオイルの味比べが出来たり

気付けば時間帯もすっかりお昼時だったので、
とにかく人!人!人!の波に揉まれる感じに笑

お土産として何か買って行こうか悩んでいたけれど、
それ以上に今!美味いものが食べたい!!となるよね笑

という事で、そこまで列が並んでいないお店へ。

良い匂いに誘われて、マッシュルームリゾットの専門店に
左の鍋でリゾット。右の鍋で舞茸?のようなキノコを炒めている
出来たぜguy!と兄ちゃんから手渡される前に
バサっとチーズをぶっかけられて渡された笑

向かった先はWild Mushroom Risottoというお店。

ここもパエリアの所同様に大鍋でリゾットとキノコを左右
それぞれの大鍋で焼いていて、めちゃくちゃ良い匂い…!

いいや!!限界だ!!食べるね!!

モチモチの麦ご飯タイプのリゾット
£9.5と安くはないけど、ロンドンの物価高や
他の出店の値段を考えたらめちゃくちゃお得かも

ウンまああ〜いっ!!

と思わずテンションが上がってジョジョ4部に
なってしまうぐらい、美味しかった…!!

モチモチな麦ご飯に滲み出た様々なキノコの出汁。
そこに溶けたチーズがよく絡んでコクとなって、
もうめちゃくちゃ美味しかった!!

緑のトゲトゲした表皮で覆われた
Jackfruitを包丁で捌いてくシーン
味が気になって、思わず購入してしまった

食後のデザートとして、Jackfruit(パラミツ)
初めてながら食べてみる事に。

……うん。普通に美味しいかも。

大きな種が入ってて果肉もジューシーではないけど、
ほのかに感じる程度の甘味と酸味は良いバランスで、
味の薄いパイナップルに近い。

調べてみたら2020年まで病原体の付着とかを懸念して、
日本国内への輸入が禁止されていたんだとか。

パイナップル同様にピザに乗せたり、カレーに入れたり、
串カツみたく二度揚げして狐色の衣を纏わせて食べる
料理法なんかもあるみたいで、見た目の割には味の主張が
殆ど無いから色んな料理に使えるといった感じみたい。

そんなパラミツ片手にバラマーケットを探索し、
その後は近くのSouthwark(サザーク)大聖堂へ。

バラマーケットのすぐ横にある、サザーク大聖堂
入場料自体は無料で、£5,£8,£10の中から
選んだ寄付金を払ってねというスタイル
中に入ると広がる教会の美しい建築美に、思わず感嘆
しかもこの時は偶々、聖歌隊が讃美歌の練習をしていた
遮光で色鮮やかに輝くステンドグラスが、めっちゃ綺麗…

800年以上続く歴史的な大聖堂、サザーク大聖堂。
ゴシック建築の放つ中世な雰囲気の中、教会内に響く
讃美歌とパイプオルガンの音色がとても良かった…。

パイプオルガン
8〜10mぐらいありそう
讃美歌を歌う聖歌隊
宇宙は空にある

教会内は割と自由に歩き回れるのもあって、
練習中の聖歌隊のすぐ近くまで行って、
その歌声をより近くで聴くこともできた。

年齢を重ねて結構ご高齢そうな方から、私と同じ
20代ぐらいの女性も居たりと、聖歌隊の年齢層は
意外にもバラバラ。

男性陣の低く良く通る紳士的なバリトンボイスと、
女性陣の優しく透き通った高音がハーモニーとなり、
心が落ち着く、とても良い時間を過ごせました。

帰宅途中のSainsBury'sで購入した
DANDELION & BURDOCKなる謎の飲み物

そんなこんなで夕方には帰宅。
帰宅途中のSainsBury'sで何か飲み物でも買って行こうと
物色していると、変な炭酸飲料を発見。

『DANDELION & BURDOCK』って、直訳したら
『タンポポ&ゴボウ』なんですけど。
しかも真っ黒で炭酸飲料だし笑

思わず、どんな味がするのか気になったので購入。
家に帰って早速、グラスに注いでゴクゴク……

なんか、失敗したクラフトコーラみたいな味がする?

フレーバーな香りと甘味があって飲めなくはないんだけど
味の後半で調合薬みたいな独特の味が口に残る。

ドクターペッパーの薬っぽさがより強く後味で残る感じ
とでもいえば伝わるかな…笑

私は結構好きな味だったんだけど、ルームメイトからは
不評な飲み物でしたね。


9/29(日)

ルームメイトが早朝に空港へと出発。
色々あったねーなんて話しながら、別れの挨拶をして
この記事を書いてます。

ってな感じで、今回はここまで!


・今週のまとめ

もう1ヶ月経っちゃったね。

いやぁ〜早い早い。

この記事にはできるだけネガティブな内容は載せたくない
ってのもあって色々省いてはいるんだけど、割と何度か
他国の人ってキッツイねぇ…という場面があったりした。

そういった時も決して自分1人だけじゃなくて、
共有できるルームメイトが居てくれたからこそ、
乗り越えて来れたってのが非常に大きな点でしたね。

そんなルームメイトも帰国した4週目。
新たなルームメイトと2人。残る16週間も
支え合いつつ、共に頑張っていきたい!

そんな感じで今週は、ここまで!

次回もお楽しみに!


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