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「庭文庫」さんが泊まれる本屋になりました!

4月最初の土曜日、恵那市にある本屋「庭文庫」さんから「ついに泊まれる本屋になりました〜」という連絡をもらったので、さっそく行ってきました!

今回はクラファンのリターンということで宿泊させて頂きましたが、振り返ると「最高!」の一言しか出てこないお宿でした。
一日限定2組ですので、ぜひ皆さまお早めにご予約ください◎

笠置峡のバス停で降りたら、木曽川沿いには見事な桜並木が続いていました。
桜の時期に間に合ってよかった〜!
眩しいくらいの快晴。
桜の花も気持ちよさそう。
庭文庫に行く道すがら、桜の木の下で朴葉寿司ランチ。
朴葉寿司とは岐阜の郷土料理で、朴(ほお)の木の葉で酢飯や具材を包んだお寿司です。
キャラブキや錦糸卵、サーモンやしぐれ煮が乗って豪華!
やってきました、庭文庫さん。
数ヶ月に一回しか来れないのですが、顔を覚えていてくださってとても嬉しいです。
宿泊室は和室or洋室がありますが、今日はこちらの和室に泊まりました。
一人で使わせて頂くのが勿体ないくらい広い…!!
そしてふかふかお布団!
飾り棚や姿見、テーブルのほか部屋にいくつかあるランプがいい雰囲気を醸し出しています。
荷物を置いて、まずは畳にゴローン。。。
落ち着く〜〜〜
チェックインしてからは庭文庫さんの本を好きなだけ読んだり…
庭文庫のニューフェイス、むぎちゃんに遊んでもらったり。
前回来た時はお母さんに抱っこされてフニャフニャ寝てたはずなのに、大きくなったな〜◎

庭文庫さんでは夕食の提供はなく、また近隣に飲食店やスーパーもありませんので各自でご準備が必要です。
恵那駅の徒歩圏内にお店はたくさんありますので、食材を揃えてからチェックインすることをオススメします。

お夕飯のメインは鶏ちゃんにしました〜
名古屋から来たもうひと組の宿泊者さんと偶然同い年なことが判明し、せっかくなので一緒につくっちゃいました◎
色々手分けしてかんせーい!賑やかだ!
一緒に作ったお陰で、胡瓜の味噌和えや菜花のお浸しのご相伴に預かりました。嬉しい◎
旅先で出会った人と食卓を囲むのは初体験だったけど、とても楽しかったです!
ご飯とお風呂を済ませたら、お楽しみの読書タイム。
玄米茶と芋けんぴ(こちらもお裾分けしてもらいました。美味い!)、本を片手に夜は更けていきました……
昼間とは違うぼんやりとした灯りを見られるのは、宿泊者の特権かも。
…と言いつつ、もうそんなに若くないので夜1時くらいで床に着きました。笑
2日目、AM5:55。
吐く息がちょっとだけ白い。
山に囲まれているので、いつもより日の出がゆっくりに感じます。
朝目覚めて一番最初に聞いたのが鶯のさえずりなんて、贅沢なことだなぁ。。。

朝の庭文庫さんは本当に静かで、アパートでいつも聞いていた車のエンジン音や人のざわめき、駅のホームアナウンスは何もなくただホーホケキョの声のみが響いていきました。
太陽をポカポカ浴びながら、あぁもう9時半くらいかなと時計を見ても、まだ7時。
良くも悪くも普段の自分は「自分以外の誰か」と関わったり意識したりすることで自分の時間を進めていて、誰の声もなく自分一人だけの世界ではこんなにも穏やかにゆっくり、まったりと時間が過ぎていくのかと驚きました。

山間を流れる木曽川の翠が美しいです。
朝日の中、近所を少しお散歩しました。
朝9時を回ったあたりでしたが、時々車や自転車が走っていくだけでとっても静か。
この橋の向こうには何があるのかな
桜も引き続き満開〜〜。風が吹くとフワフワ花びらが舞って、とても素敵。
木曽川を眺めながら、グッドモーニングコーヒー。
見様見真似でコーヒーを淹れましたが、豆のおかげか初心者の淹れ方でもまぁまぁ美味しい◎
10時前にようやくぐーっとお腹が鳴ったので、朝ごはんをつくります。
フライパンや鍋がいっぱいあるので、大人数で泊まっても大丈夫。
宿泊のオプションとして朝食セット(お米、豆腐、納豆、卵、野菜、ソーセージ)を550円で付けることができます。盛りだくさん!!
納豆ご飯と目玉焼き、豆腐ステーキとソーセージ、お味噌汁。
ソーセージは恵那にある「山のハム工房 ゴーバル」さんのハーブソーセージ。みっちりお肉が詰まってて食べ応え満点!
いちごもあるよ!
一緒になった宿泊者さんの朝ごはんも美味しそうだったな。。。
次回はパンを持ってきてサンドイッチ作っても良いかもしれない〜!
お腹がいっぱいになった後は、むぎちゃんを囲んでみんなで積み木遊び。
むぎちゃんが笑うとみんな笑顔になるね。
そんなこんなで、チェックアウトのお時間です。
最後は百瀬さんとみきさん、むぎちゃんに盛大にお見送り(どんなお見送りかは、泊まってからのお楽しみです!)をしてもらって庭文庫さんを後にしました。

徒歩圏内にスーパーもない、飲食店も歓楽街も、コンビニもない。都会の便利さとは一足離れた場所だからこそ、本来時間がどれほどゆっくり流れていくのかを心から味わえる宿でした。
日頃抱えている仕事や付き合いや予定を全て削ぎ落とした2日間で、自分が元々持っている時間の流れがわかった気がします。だからこそ、このnoteを書きながらすっきりと明日の仕事に向かう気になれているのかな。
旅先でいい出会いもあったし、ストンっとリセットされてなんだか晴れ晴れした気持ちです。

次回は友達とわいわい楽しく泊まってみたいなぁ。
では!

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穀雨
喫茶店に行ってきます〜