趣味全開のAITuber開発に向けて
「AITuberつくりてぇ〜」と言い続けて1年くらい経ってしまいました。
やっとやれそうなタイミングになったので、今回やるぞという宣言も兼ねてこの記事を書いています。
なかなか始められてなかった理由としては、会社経営で忙しく趣味で開発する時間が取れなかったことと、キャラクター原案、配信の企画自体思いついていなかったことが大きいです。圧倒的準備不足。
どうしたら印象に残るキャラクターを作れるか、楽しめるようなコンテンツを作れるか色々考えていましたが、結局VTuberすらプロデュースしたことのない自分にとっては良い結論は見つけられずにいました。
ま、難しく考えずとにかくやってみよう、と。
周りのお知り合いの開発者も積極的に作って発信しているので、そういうのが大切だろうなぁと。生存戦略とかマネタイズとかあれこれ考えず自分が満足するようなAITuberを作ろうと。
ちょうど会社的にもIPコンテンツを取り扱うお仕事や関連する動きをし始めていたので、ゼロからコンテンツを作っていくのは良い経験になるかもという期待もあります。
じゃあ何やるか。ですが、AITuberによるASMR配信です。
実はここ一年、AI×ASMRの領域をずっと研究していました。
Stable Audio Open をファインチューニングして、Text2ASMRを行い、生成したものをバイノーラル化し、音声と合成して一つのASMR音声作品を全自動生成するツールなどを開発していました。
が、結局人間のクリエイターがつくる作品の模倣品(しかも劣化版)にしかならず、マネタイズは難しいだろうという判断で公開及び事業化には至りませんでした。
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とはいえこの知識や技術を何かしら活かしたいなぁとは思っていたので、だったらAITuberの企画として、24時間いつでもASMRで癒やしてもらえる空間を配信で提供してみようというのが今回の試みの軸になります。
特に音声や音源のバイノーラル化の技術はとてもこだわっているので、そこが技術的には差別化ポイントになると思います。
僕自身ASMRというワードが生まれる15年以上前から聴き続けている&同人サークルとして音声作品の制作に取り組んでいる身なので、クリエイター観点からこだわってコンテンツを作り込める自信があります。
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キャラクターは自分のマスコットキャラクターであるおばけの「もぐお」を女の子に擬人化したキャラクターをSkebで描いてもらいました。
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今は頑張ってLive2Dモデルを作っています。
パーツ分けの時点でかなり心が折れそうですが、仕事の合間でちまちま進めています。無心になれるので、ただ黙々と作業したいときは良いかもですw
Live2D頑張って自分でやってみてるけど、最初のパーツ分けからかなり難航しててモデラーさん本当に尊敬する(n回目)
— 黒神 / makery,inc (@kokushing) December 14, 2024
正月休みで一気に準備して稼働させたい! pic.twitter.com/uodJJnba6P
活動時期の目標は1月下旬頃です。
お正月休みはたぶんこれずっとやってる。
あくまで趣味の範囲なので、状況によっては優先度下がりがちですが、なんとか来年こそAITuber開発者としてデビューしたいです。
そしてASMR配信領域のポジションを狙っていきたい。
周りに影響受けず、伸び伸びとやっていきたいなぁと思っております。
デビューした際はよろしくお願いします!