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全国通訳案内士が岡山を下見しました

はじめに


こちらのページをご覧いただきありがとうございます。
私は全国通訳案内士という国家資格を所持した通訳ガイドです。
サラリーマンをしつつ海外訪日客に日本をご案内するお仕事をしています。

またまた思考の整理に書きました。
私自身もこちらの文章を定期的に読み返して自分の立ち位置を振り返りたいと思います。今後は広島から少し活動範囲を広げて、岡山も活動範囲に入れたいと考えています。

今回も写真を中心にコンパクトにまとめました。
平日に働きながら通訳ガイドをするには、インプットとアウトプットの時間を確保することが重要だと実感します。限られた時間の中で効率よく学び、集中することが求められていると感じます。

先日、広島の隣県である岡山県へ下見に行きました。自家用車で高速道路を利用しましたが、自動運転機能のおかげで負担が大幅に軽減されました。特に長距離移動では、その恩恵を強く感じます。

倉敷美観地区は台湾人観光客に人気のスポットのようです。実際に訪れてみて、その魅力を改めて実感しました。今後のツアーに活かしていきたいと思います。

姫路の下見の記事はこちら。



後楽園


そこを八橋といひけるは、水行く河の蜘蛛手なれば、橋を八つ渡せるによりてなむ、八橋といひける。「伊勢物語」の「東下り」より。


岡山城


一照庵



定番ではない、牡蠣のラーメン。

吉備津神社


吉備津彦の温羅退治

倉敷美観地区



おわりに

観光地を訪れた際、ガイドがいなければ気づくことなく素通りしてしまう場所や、知ることのない背景知識がたくさんあります。少しポジショントークのようですが、私自身もガイドをお願いしたいと思うことが増えました。

せっかく交通費や時間をかけて訪れたのに、ガイド料を節約するのはもったいないですよね。例えば、後楽園内にある「八橋」は『伊勢物語』にちなんで設置されていると、ボランティアガイドさんから教えていただきました。その話を聞いた後、近くに咲いているカキツバタを見つけたので、「そういえば、『伊勢物語』にはカキツバタにちなんだ和歌『からころも きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞおもふ』がありますね」と話しかけると、お互いの知識を交換し合う楽しい時間が生まれました。

まさに「いとおかし」なひとときでした。

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