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静岡県裾野市における保育園における虐待事件について思うこと

事件の概要

静岡県裾野市のさくら保育園で、女性保育士3人が虐待行為を繰り返していた事件で、警察は当時の女性保育士3人(三浦沙知容疑者30歳、小松香織容疑者38歳、服部理江容疑者39歳)が逮捕された。
容疑者らは1歳児クラスの園児に対し、押しつけや宙づり、殴打などの暴行を加えた疑いが持たれ、警察は家宅捜索や関係書類の押収などを行い調査を進めています。さくら保育園では今まで15件の虐待行為があったことが明らかになり、警察は3人の余罪についても調べる方針です。
さらに、園長が職員に口外禁止についての誓約書をサインさせるなど、隠蔽を行おうとした疑いが持たれています。

保育園における事件を聞いて思うこと

保育園での虐待は、決して許されることではありません。園に属していた全ての子どもたち・そしてその親たちが、心理的、身体的、社会的な損傷を受けたことでしょう。

保育園では、子どもたちが、安心して遊びながら成長できる環境を提供することが重要です。一般に、保育園では、先生たちが常に子どもたちを見守り、子どもたちや保育士による相談窓口を設けられることが多いです。それは、保育園では、子どもたちが安心して遊びながら成長できる環境を提供することが一番大切なことでだからです。

しかし、今回、悲劇的な虐待事件が起きてしまいました。被害者は、周りでそれを見ていた子供たちや、不安に苛まれる親など、多くの方がいらっしゃいます。こうした方たちには早急に心理的な支援が必要です。心理カウンセラーや精神科医などの専門家への相談と、適切な支援が提供されることを祈っています。

なお、静岡県では、9月にも牧之原市静波の認定こども園「川崎幼稚園」で、バスに取り残された河本千奈ちゃん(3)が死亡した事件も発生していたばかりです。バスの確認作業のマニュアルの不備や不徹底、情報共有や意思疎通の欠如が次々と明らかになり、社会問題化したばかりのことでした。
こうした置き去り事件や虐待事件が生じてしまう背景にある社会問題をしっかりと解決し、二度とこうしたことが起きないようにしてほしいものです。

特に、こうして園長が虐待を隠蔽しようとしたことは憤りを感じるものです。子供たちが虐待を経験したことを保護者に知らせずに済ませようとしていることは、決して許されるものではありません。
こうした問題が起こらないよう、行政による定期的な検査など徹底的に解決方法を洗い出してほしいと思います。


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