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最初にEmpathyがほしい私と最初からSolutionだけがほしい夫
問題が起きた時の解決方法のちがい。
対応の仕方でその人から愛を感じるか感じないか分かれる。
私はまず共感(Empathy)してもらって、その後、解決したい。
夫は解決(Solution)だけがほしい。
日曜日の朝、夫が自分の足を心配そうにじーっと気にしてみていたので、どうしたの?と聞くと
どうやら右足の甲が痒くて寝ている間に掻きむしってしまったとのこと。
私「えー!!大丈夫?ちょっとただれてるね。痛い?痒い?昨日の夜寝てるときにやっちゃった?」と色々心配する私。
小さくポツポツ出来たかさぶたを見ながら、血は出てないけど絆創膏いるかな?絆創膏貼るの嫌いだしいらないって言うかなぁ〜。
なんて考えていたら、コーヒーを淹れるためのお湯がわいてその話は自然にとぎれた。
そのあとベッドでだらだらと寝転がっていたら、あとから夫がコーヒーを持って隣にやってきた。座ったときに髪の毛をおもっきり彼のお尻に踏まれた。
私「いったーーーーい!!!」
夫「あ、ごめんね〜Baby」
Oops! と座り直し何事もなかったようにコーヒーを啜りだす。
ちょっと待てーーーーい!
私「私は"痛かった"って言ったの!"あ、ごめんね〜"じゃなくて!!大丈夫?とかもうちょっとなんかない?」
何回言っても踏まれる髪の毛と踏んだあとの反応が軽く感じて怒る私。
夫「ごめんねって言ったよ?申し訳なかったけど、わざとじゃなかったし別にそんな大したことないことじゃないよ」
出た。It's not a big deal の感性のちがい
私「とりあえず人としてさ、まず心配するとかね?申し訳なさそうにするとかね?フリでもいいからするんだよ!"わざとじゃなかっただろうし、髪の毛踏むぐらい大したことないよ"ってのは、私が言う言葉で、そっちが先に言うもんじゃないの!!なんでそんなにEmpathyゼロナンダヨ!!」
夫「Empathyむずかしいんだよね。小さい頃からずっと親にも周りもみんなから僕にEmpathyがないことを怒られてきた。だから怒るのは君が初めてじゃないんだよね」
I CAN TELL!!!!!!!
私「例えばさ、今日あなたの引っ掻いた足を見たとき、私まずあなたの足のことを心配したよね。それ私はEmpathyのつもりだったんだけど!そういうのは嬉しく感じない?」
夫「うーん、そういとき僕はEmpathyはいらなくてSolutionがほしいんだ。だから傷にクリーム塗って絆創膏を貼ってくれたら僕は嬉しいんだよね!」
え。あんたさっき絆創膏貼って欲しかったんかい。
最初からはよそう言え〜と思いながら、話を中断し、救急箱を取りに行き、クリームを塗って絆創膏を貼ってあげる。
満面の笑みで「ありがとう!!!」と嬉しそうに言われた。
ふむ、この人はこれで嬉しいのか。
「痛そうだね、大丈夫?」から始めるのではなく
「大丈夫だよ、今から絆創膏貼るからね」ってさっさと貼ってしまえばいいのか。
対応の仕方でその人から愛を感じるか感じないか分かれる。
求めてるリアクションが来ないと愛を感じない。
私たちは、対応の仕方が真逆なのですれ違うことが多い。
"共感"に関しては、どう相手に伝えたらいいだろう。
気持ちの問題だから今回の彼の絆創膏の話のようにこういう時にはこうしてほしいとシンプルに示すのがむずかしい。
表情、声のトーン、言葉のチョイスとか、言い方の問題。
こういう風に最初に言ってくれたら私は嬉しいんだよと彼の前で共感をやってみせる時もある。
しぶしぶやってくれるけど、極端に大げさ or 気持ちがこもっていない(笑)
毎日一緒にいる人からのEmpathyは、やっぱり諦めたくないのだけど。
こういう人だと割り切るべきなのか。
EmpathyとSolutionの道はまだまだ始まったばかり。