「アメリカでFreedomを学んだ」というアメリカ人夫からのパワーワード
最近、Netflixでドラマ「The CROWN」を観ています。(まだSeason 2に入ったばかりでまだ序盤)
イギリス王室🇬🇧Queen ElizabethⅡが若くして即位して、様々な問題に葛藤しながらもQueenとして生きていくお話。
なぜ急にイギリスドラマかというと、10月末にTOEICを受けることにしたのですが、久しぶりに勉強してみると色々問題のスタイルが変わっている!(最後に受けたのは3、4年前とか)
リスニング、いろんな国のアクセント多すぎ〜!
そして、アメリカ英語に慣れすぎてブリティッシュアクセントがとっても難しい!!!
苦手パートだと気付いたんです。
そこからブリティッシュアクセントのリスニング勉強がてらThe CROWNを見始めました!
そしたらなんと
ストーリー完全にどハマり!!!
最初は本当にブリティッシュ英語に耳が慣れてなくて毛嫌いしていた私ですが
少しずつ慣れてくるうちに勝手に芽生えてくるロイヤリティ。
イギリス英語って、なんて素敵で美しい英語なんでしょう!!!!振る舞いエレガントすぎ〜!!!!👸
完全に虜。(笑)
ブリティッシュアクセントも、文化も、ロイヤルのことも。
すぐ影響される私は、すぐさま夫に黙って右手の甲を差し出す。
「What?」の夫
「"Your Majesty"って言って!😆(小声)」
クイーンごっこのお願いをする私。(あほ)
最近は、普段の会話でも夫が「Hey baby, you want this?」みたいなことを言ってくるとすかさず
「Ahem! (咳払い) "Would you like 〜?"で言ってくださる?」
と言うと
「God damn it! Stop watching the CROWN!!!」
もぉ!!!めんどくさいよ!!!と言われる🤣
そんなクイーンごっこもさながら、寝る前にふとアメリカってそういや皇室や王室みたいなのないなぁ。
国として独立してからの歴史もまだ日が浅いしなぁ。
アメリカと言えばって言われたら何があるんだろうと考えだした(失礼ごめんなさい)
以下同文失礼極まりないが、夫に聞く。
「なんかクラウン見ててさ思ったんだけど、日本もイギリスも象徴的な歴史的文化ってあるね。古く昔から長く続いているような、伝統的な。アメリカって何もなくない?小さい頃から身近にあって、身に染み付いてきているような何かってある?」
正直、靴は揃えないし、どこへでも足乗っけるし、どこでも声でかいし、敬語みたいな文化もないし、基本何しても適当だし、食事のマナーとかゆるいし、若干下品っていうかね〜とつらつら日々の夫への文句をこれ見よがしにたれていたら
「I learned about Freedom! I got Freedom in America!! 🇺🇸」
と即答で言われた。
あ、なんかすいません。。って言った(笑)
正直私も人のことどうこう言えないくらいあほだけど、それでもアメリカ人の夫のこと見てると教養っていうかマナーが乏しいっていうか偏ってるのかもって思ってたことがあって、ちょっと言動がはしたないなって思ってた部分があった。
"あなたは今まで30年以上の人生で一体何を学んで生きてきたのよ?"の皮肉な私の質問に、腑に落ちる100点満点の答えだった。
「生まれてから自由を学んできた」
人生で一度は言ってみたいパワーワード。
胸に刺さった。かっこよい。
これはアメリカ人だから言えることだわ。
自由って自己責任で難しいから。
でも、"自由でいること"と"人の言うことには従いたくない"は違うくない?
それはただのSelfishなんじゃないの?と喉からでかけたけどやめておいた。
私は日本で生まれて生きてきて何を学んできたんだろう?
マナーとかルール?
周りに気を遣って迷惑をかけないこと?
年上の人を敬うこと?
もしアメリカで、自由を学びながら育っていたら
私はどんな私になってたんだろう?
何を大切にして、何をする人になっていただろう?
わたしもいつか"Freedomを学ぶ"の本当の意味、知れるようになりたいなと思う。
そして、クイーンごっこはそこそこに、彼にはFreedomでいてもらえるようにこれからもしてあげたいと思った。