見出し画像

アメリカ人夫、日本での免許取得に大苦戦!


国際結婚で日本在住の私たちですが


主人が日本で車を運転できるようになりました。



そう、やっと日本で免許が取れたのです!!


まぁ、ここまで長かった。


アメリカの州によって国際免許から試験免除で切り替えができる場合があるんですが



まさかの該当せず!!!!


筆記から試験がスタートしました。


筆記は一発合格◎(英語の問題用紙)


そしてここから地獄の実技技能試験が始まったのです。


結論、半年かかりました!


これが早いのか遅いのかわからないですがとにかく落ちる。

何でかわからないけど、落ちる落ちる落ちる。



まず、1回目自信満々で実技を終えて
"It was easy! I think I can pass today! "と余裕ぶっこいて言って帰ってきて、結果落ちる。

そして、次の予約がなかなか取れなくて困る。



今、免許を取りたくて試験待ってる外国人が300人以上いると。


そんなこんなで1ヶ月後に再受験の予約をして



前回ダメだったところを一緒に復習して


1ヶ月後、いざ再受験!!



またしても、落ちる。


その次も落ちる。



予約取れないから落ちたらまた1.2ヶ月後なわけで。


何でそんなに落ちる???


"I don't understand what's wrong !!!"何が悪いのかわからない!!上手に運転してるのに!!日本は厳しすぎる!!あの警察官はアメリカ人嫌いなんだきっと!!となんかめちゃくちゃ怒ってる夫。

一緒に受けてる外国人のひとたちも30名ぐらいいて合格は3人とかだった。

最初の方は、大丈夫だよ!次頑張ろうね!と励ましていた私も何回もここまで落ちてくるとさすがにナゼ???と不思議に思ってくる。


いやいや、あなたアメリカで車運転してたんだよね?免許あるんだよね?



と聞くと、「あるよ!16歳の時から免許持ってるよ!!」
アメリカの免許持ってるとアメリカの免許を見せてくる夫。



日本はルールが厳しすぎる!ちょっと左に寄り過ぎただけなのに!とか、ウィンカーが遅いって言われた!とか、色々と落ちた理由を詳しく聞いていくと


全然車の免許のルール知らないことが発覚!!!!


私は、免許持ってる🟰自動車学校通っている 

と思っていたので、まさか自分にとってテストの時に必要な当たり前の共通知識が彼にはなかったことにとにかく驚いた。


アメリカでは車の免許は、ほとんどが親から運転の仕方を教えてもらって、試験も上手にスムーズに運転出来てたらそれでOKだったらしい。


とにかく自信を見せることが大切だったらしい。

どうやら聞いてみるとアメリカでやっていたのと同じように毎回、自信満々に堂々とかっこつけて運転してたらしい。


あぁ、、ごめん。日本は"自信"がある人嫌いなんだよ。謙虚にいってくれ〜!っていうか、文化的に真逆のマインドセットだし、自信はテスト合格の条件に入りません!


アメリカは何事も自信持って堂々とすることが何よりも1番大切だから、その感覚で自信をアピールしてた夫。そら、落ちる。


日本はね、テストはテストなの!!!ルールを知っているかそれを出来ているかを確認するのがテストだから今だけ従ってやったらいいのー!!!


何メートル前からウィンカーを出すとか、顔までしっかり向けて確認するとか本に書いてある交通ルールをただすればいいんだよ!!という私。


「でも、実際普段みんなそんなのやらないじゃないか!」


と言うので、確かにそうなんだけど


だから、何回も言うけど、"テスト"だからさ?


この"テストだから"の感覚が違い過ぎて


夫に納得させるのに苦労しました。(笑)



夫は、こんなにルールがあるとは知らなかった!
だからアメリカ人はみんな事故してすぐ死ぬんだねと謎の納得をしていました(笑) 


そんなこんなで、ようやく免許が取れました!!


私しか運転できないというプレッシャーから解放されて少しだけ気持ちが楽になった気がします。



出会ってから5年間ドライバーだった私、本当におつかれさま。(笑)








いいなと思ったら応援しよう!