【J-StarX海外起業家派遣ボストン🇺🇸】 出願〜渡航まで
今更の投稿になるが、今年の2月にJ-StarXの海外派遣プログラム女性起業家コースに選抜され、ボストンに3週間行ってきた。私はこのプログラムに参加して起業家としての視座が本当に高くなったし、応募前の自分と比べたら見える世界が大きく変わった。
今日はこの派遣プログラムについて振り返りたい。
今年の派遣に応募しようと思っている人や、起業に興味のある人に参考にしてほしい。(現在2期の参加を絶賛募集中!)
プログラム概要
J-StarXとは
以下説明通りだが、2023年より始まった起業家を世界に派遣するプログラム。渡航費やプログラム費を負担してもらい、海外に数週間行くことが出来る。
J-StarXの中に8個ほどコースがあり、私が参加した「女性起業家コース」もその中の一つだ。
私はたまたまFacebookで違うコースに参加希望の方の投稿を見つけて応募してみることにした。コースは、それぞれ内容も運営をサポートしている団体も違うので、それぞれ特徴があった。
女性起業家コース
色々なコースを見た結果、私は「女性起業家コース」に決めた。
米国やシリコンバレーに元々興味があったので、そこに行ける可能性があること、女性ならではのチャレンジについてアプローチできること、海外での派遣期間が長かったこと、ステージに制限がなかったこと、プログラム概要から感じられた相性の良さだった。
女性起業家コースを担当していたWomen's Startup Lab(Amelias)
Women's Startup LabとはAri Horieさんがシリコンバレーで立ち上げた女性に特化したアクセラレーターで、その日本法人がAmeliasである。
上に貼ったリンクなんかを読むと、WSLabやAmeliasの特色とか、大切にしているバリューがすごくよく読み解ける。
だって、"Think Crazy"をスローガンにあげて、本当にCrazyを体現している日本の会社や団体がどれだけあるだろうか?多分ここまで本気でCrazyになろうとしているのはWSLabくらいだと思う。
アプリケーションを進めていると、質問の一つ一つにAriさんの想いとか、WSLabが作り上げている世界観が伝わってきて、すごくワクワクしたのを覚えている。
私は型にはめられるのが嫌いで、でも日本で生きていくために無理やり型に自分を嵌め込んでいた。でも、このプログラムなら自分らしく起業を追い求められると確信した。
起業準備を始めて1か月くらいしか経っていない段階で自分が合格するなんて思わなかったけれど、でも自分とプログラムの相性がすごく良いこととには自信があった。アプリケーションでも、自分を飾らず、心の声をそのまま文章にした。
プログラムへの合格
書類選考追加とビデオ選考
1次アプリケーションを提出して数日後、1次通過の連絡と追加のビデオ選考の説明がメールで来た。ビデオは何回撮り直しただろう、ビジネスコンセプトも固まり切っていない中必死で自分の想いを語った。この時も、変に格好つけないで自分のありのままを見せるように意識した。
面接
ビデオ選考も無事に追加し、最終面接。代表のAriさんとの面接で、かなり緊張した。自己紹介をしてと言われて長々としていたら、長すぎて話を途中で切られて大事な部分を言えなくて、やってしまったと思った(笑)インパクトのある大事なアピールを最初にがっつり言わないとアメリカではサバイブできないことをこの面接で学んだし、その教訓が今もすごく役に立っている。
最後に"You still have a lot to learn but I think you have something."と言ってもらったことを今でも覚えている。Thank you for taking a chance on me,実績も何もなかった私を信じてチャンスをくれたこと、心から本当に感謝している。自分に自信がなくなった時は今でもこの言葉を思い出すようにしているし、これからも絶対忘れない。起業家として将来実績を残してAriさんやWSLabに恩返ししたい。
事前プログラム
派遣前の事前プログラムとして、事前合宿(GILP)と毎週金曜夜と土曜朝の準備セッションに参加した。
GILP
GILPでは4日間の合宿を通して自分ととことん向き合うことができた。自分だけではなく、他の先輩起業家と一緒に参加することで、普段は見えない挑戦や苦労、努力を知ることができて、すごく勉強になった。GILPに参加したことで、海外派遣へのマインドセットを構築できたと思う。
事前のセッション
金曜日はFounder同士で1週間を振り返り、アドバイスをする。Gragging Sessionと言って、自分の自慢を1人ずつする時間から始まる。これもアメリカで自分をアピールしていくマインドを醸成する役に立った。
土曜日は
・Pitchの磨き上げ(内容のブラッシュアップ、発音練習、立ち振る舞い)
・LinkedInの活用方法(プロフィールの書き方やアプローチの仕方など)
・様々な有名起業家とのセッションで、起業の話を聞いたり、事業についてアドバイスをもらったり。
などなど
セッションは基本英語で、ここでも積極的に質問したりする姿勢が求められる。英語はできなくても良い、英語ができないことで自分にストップをかけない姿勢こそが重要。
最後に、今まで事前セッションで学んだことを全て生かして、全員の前で3分間の英語のピッチを行った。自分はこれに向けてそれなりに準備したから、アメリカに行ってからのピッチがかなり楽になった。
今年の募集が始まりました
今年度の詳細はこちら。
2年目でさらに磨きがかかっているはず。
本当に貴重な機会なので、ぜひ挑戦してほしい!
締切は10月21日。
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