【ニケリオン】震災後12枚目の絵画　(P10号)を描いた時の感想。

この絵画の情報👇

三陸鉄道　鵜住居

サイズ　P10号(530×410ｍｍ)
画材　キャンバス、油彩画
2020年の作品です。
鵜住居駅より。
漫画家、山田花子氏を参考にしています。
(画像修正2023/4/26)
◎2023/4/30売却済
本ページに画像のみ残します。

三陸鉄道　鵜住居
サイズ　P10号(530×410ｍｍ)
画材　キャンバス、油彩画
2020年の作品です。鵜住居駅より。
漫画家、山田花子氏を参考にしています。
 ◎2023/4/30売却済
本ページに画像のみ残します。

この作品は、私の住む釜石市鵜住居(うのすまい)町にある鵜住居駅に三陸鉄道の電車が停車している状況を描いたものです。
現在は広告を塗装した電車が多いですが、三鉄といえばこの赤、青、白の塗装であると思います。
個人的に歌舞伎の隈取(くまどり)みたいで格好いいと思います。
描く前にはまず三鉄の電車の停車中に参考にスマホで写真を何枚も撮って、いい構図の写真を選び、写真を現像しそれを見ながら描きました。
実際、写真で模写したのは電車と鵜住居駅のみです。
絵画の中の奥の車椅子の人と車掌の女性、手前の中学生の少女は想像で描きました。車椅子の方でも乗りやすい電車、今では当たり前ですが女性の車掌さんにも頑張ってほしいという応援の意味でもあります。
手前の少女は上の説明欄にも書いていますが、女性漫画家山田花子氏の登場人物の模写です。
なぜ山田花子氏の登場人物を描いたかは大分昔なのでかすかですが構図と人物の配置が絶妙に合っていたからだと思います。山田氏の参考漫画は「花咲ける孤独」です。故人には感謝です。
このような様々な要素から成り立っている本作品は面白いように思います。この作品は2023年のゴールデンウィーク、私の2回目の個展にて山田町のご家族に買取いただきました。
私の作品の初めての買取だったのでたいへん嬉しかったです。
ぜひ、大切にしていただきたいと思います。
今でもこの作品のポストカードは売行上々です。

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