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ネタの入り方の話
割引あり
横山ひろしさんが「入り方」を大事にされていると聞いたことがある。共感した。
芸人を表現する「3つのカタ」
— 小倉マサ志 💻4/27ネタ見せ会 (@kokura80) December 3, 2018
・話し方
・入り方
・落とし方
©︎横山ひろし
とある舞台でこう仰っていたと
後輩作家から聞きました。
直接お話したことはありませんが
同意だと思います。
私は、おもろ塾やお笑い相談会、NSCのネタ見せなどで、ネタの入り方についてよく話す。
すっとネタに入らず、ギクシャクさせること。
感覚的な話になるので、口頭で説明できる時に解説するようにしている。先日のお笑い相談会でも、ここが原因で本ネタがウケにくい人がいたので、細かく説明した。やっぱりこの話は広めた方がいいと思ったので、少しだけ書き記しておく。
ちなみに、ギクシャクさせるために、小倉漫才八景がある。ネタの頭、一景から四景までは、ギクシャクさせたいがための段取りであり技。すっとネタに入る人は、四景からになってしまうので、ウケを取り逃がす。ツカミが弱い、お客の心が掴めない、という状態に陥る。
小倉漫才八景を知らないとなんのこっちゃだが、知っている人も、四景まですっと進めてはいけない。ギクシャクを感じさせてほしい。
さて、ギクシャクとはどういうことか、すっと行っても良い場合なども添えて、少しだけ解説したい。
簡潔に書こうと思う。
令和ロマンの例がわかりやすいので、添えながら。
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善は急げ🏃♀️