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ポエマー(笑)だね!っていう人さあ


度々言われます。詩とか書いちゃうし、歌詞とか解釈しちゃうし、韻踏むと嬉しくなっちゃうし。
『ポエマー(笑)だね!』とよく言われます。
その通りです。事実だから全然いいんです。問題は途中に挟まってるこのカッコ笑ですよ。
何かしら文章を書いていることが伝わった時、人は大抵2パターンに別れます。
カッコ笑をつける人か、つけない人か。

『え!こんなの書いてるの!すごい!ポエマー?だね!』このようにまずは、ただ感心する人、無関心に受け流すに人、褒めてくれる人も居ます。そういう時は斜に構えて謙遜しますが、毎回小躍りしてますよ。

そして一方にいるのが、カッコ笑をつけるタイプの人種。
『え!(笑)こんなの書いてるの!(笑)すごい!(笑)ポエマー(笑)だね!』本当にこれね。バレてないと思ってる?伝わってっから普通に。

LINEなどのメッセージでやりとりするとき、全てのトークに(笑)をつける方、少なからずいらっしゃると思います。そんなに何がおもろいねん。
嘲笑と捉えられる前に、小出しにするのがベストかもしれません。私みたいな輩に蹴り入れられちゃいます。

しかしそんなに他人の評価や言葉、目を気にしていたら、アーティストなんてやってられませんので。いつからか辞めたのです。自分で自分を卑下するのを。誰かから言われている風に、かけられても無い言葉を想像するのを。自分に向かって話しかけているのは、いつでも向こうにいる自分自身ですから。
酔いしれるくらいが丁度いいのです芸術なんて。
俺のアートが1番エロくてカッコイイんだよ。こんくらいでいい。

どれだけの黒歴史かなんて当然分かっていますよ。
世の中、文才に溢れた人なんて砂粒くらいいて、かくいう私は握った手からこぼれ落ちた側の砂。
青臭い、“そういう時期”、かゆい、こう思う人は少なくない、そして私も例外ではない。

自分の文章、恥ずかしくて読めたもんじゃないけど、なんか嫌いになれないから添削を繰り返している。『うわあ〜、くっせぇ〜、なんだこの厨二病の文章』と思う時もあれば、『イカしてんな自分、天才なのかも』とるんるんする時もある。
たまにやってくる“るんるん”があるから、青臭さに耐えられる。

孤独を埋めてきた方法がそれだから、私の文章にはあたたかさとどろどろとつめたさとばからしさがあると思う。あると信じてます。

毎日のお風呂の中で、たぷたぷと繰り返し、詩を打ち込んだ時間は本物でした。ひとりぼっちで下校するときも、頭の中は大賑わいでしたからさみしさはありませんでした。そのときに書いた文章には、さみしさが含まれていたので不思議だなあと思います。

私はポエマーです。自信を持ってポエマーやってます。言葉と切り離せない人生の中で、ポエマーにならない人なんていないと思います。
ポエマー(笑)かぁ、という方は、おそらく孤独を知らないのではないかとすら思います。
人間誰しも1度孤独になったら、助けてくれるのは己が発する意思、思考、それを形作る言葉たちです。
ですので代表させていただきます。

笑ってんじゃねえぞ。


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