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2024年4年生ブログNo.2

こんにちは!
今回は4年生ブログ第2弾!
大澤昌也(おおさわ まさや)くんのブログをお届けします。
それではスタート!
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4年 大澤昌也(おおさわ まさや/MF/鹿島学園高等学校/経済学部)

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こんにちは~

空が高く、雲がくっきり見える、すがすがしい季節です。

食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋…。皆さんどんな秋をお過ごしですか。

なんて、頭良さそうな始めかたをしたら聖に昌也は風情とか何も分からないだろと怒られそうですが、ブログを書く機会を頂いたのでそれっぽく書いてみようと思います。

つい先日入学したばかりなはずなのに、気づいたら四年生で社会人になろうとしてます。
本当に嫌になります。

今回は18年間のサッカー人生を振り返るとともに、どうゆう想いを持ちサッカーをやってきたか、そして、よく周りから(鷹取、鎌田、橋本)薄情と言われるのですが、國學院大学蹴球部への愛を綴っていこうと思います。

書きたいことがありすぎて、張り切って2部構成にしちゃいました。

拙く長い文章ですが、読んでいただけたら嬉しいです^_^

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『正解』

双子の彼は世代別で日の丸のユニフォームを着る特別な選手です。

それに比べ、僕は
「体が小さい」
「足が遅い」
「平凡な選手」
と言われ続け、

「どっちの方がサッカーが上手いの?」

は、会う人全員に聞かれる定番の質問です。名前ではなく、ほとんどの場合

「あの有名な彼の双子の兄の方」

として覚えられていました。
サッカー人生の中で、常に先を行く双子の弟と比べられ、劣等感を抱いていました。中学では同じチームに所属する機会を得ましたが、比べられる状況は変わらず、周りのレベルも高く、試合に出る機会はほとんどありませんでした。

いつしか、「また比べられる環境に自ら入ってしまい間違いだった」「強いチームに入ったことは間違いだった」「そもそも、サッカーを始めたことが間違いだった」と考えるようになり、何をするにしても「間違い」が怖く、常に「正解」を求める性格になっていました。

そんな中、最後の大会前に大きな怪我をしてサッカーから離れる時間がありました。今まで夢中で取り組んできたため、これからどうするか深く考える時間はなく、その時初めて自分と向き合うことになりました。

サッカーを辞める選択もありましたが、周りがサッカーをしている姿を見て、できない悔しさや、このまま中途半端で終わりたくないという気持ちが強くなり、改めて「やはり自分はサッカーが好きなんだ」と気づきました。

双子に負けたくない気持ちや、小さな自分を変えるため、高校進学時には実家を離れ、全国大会を目指せる寮生活を選びました。とはいえ、全く新しい環境で新しい仲間と衣食住を共にする中で、うまくいかないことも多く、周囲からは「なんで寮生活にした?」「他の高校でもよかったのでは?」「間違った選択をしたんじゃないか」と、選択について疑問を投げかけられることもありました。

このままでは何も変わらないと思い、選手権という大舞台で活躍するという目標を掲げ、それに向かって必死に努力を続けました。弱点であるフィジカルの改善。苦手な守備。何よりも意識の改善。全ては目標を達成するために。

2年時には10番をもらい出場しましたが、県の決勝であと一歩のところで敗退。しかし、最終学年では10番として全国大会出場の切符を手にし、晴れの舞台に立つことができました。この時ようやく、「双子の兄の方」ではなく

「大澤昌也」

として認められたと気がします。

これは、自分の選択を「間違い」で終わらさず、自分の中の「正解」にするために努力した結果だと思います。

大学では、1年生から試合に出させてもらい、3・4年生では10番としてチームに少しは貢献できたと思っています。

このサッカー人生の中で、答えがないものの 「正解」は誰かが決めるものではなく、「間違い」と決めつけることでもなく、自らの選択を自分の手で「正解」にしていくものだと学びました。このブログを読んでいる人で何かの選択を間違えたと思っている人は間違いと決めつけず、できる手全てを使い少しでも、自分の中の正解に近づけようと努力して欲しいです。最終的に上手くいかないかもしれませんが、その過程で得た経験や努力は次に活かせる材料に必ずなり、決して間違いではありません。

人生には選択を迫られる場面が多々ありますが、何を選ぶかが大切である以上に、自分が選んだ道を「正解」にできるかどうかが重要だと強く感じています。

今度は社会人という新たなステージが待っています。これからも、自分の選んだ選択を「正解」にしていきます。

という感じで一部目の記事を見て感動する人もいたんじゃないでしょうか。

人の涙が大好物で人の涙をツマミにニヤニヤしながらお酒を飲みたい性格なんで、泣いた人は連絡ください。二部はキャラ通り大学の思い出4年間を振り返りたいと思います。

高校が茨城の山奥の寮でそこから渋谷に出てきた為、色々な期待に満ち溢れていました。しかし、入学前の練習試合に参加した自分は、いきなり鎖骨を折るという悲劇に見舞われ、ようやく復帰したと思えば、また同じ箇所を肩幅おばけ君に折られてしまうという、最悪のスタートを切りました。

怪我による長いリハビリ生活を送る中で、高校時代とのギャップを感じる自由な時間が生まれました。気づくと去年までいた、渋谷パトロール隊、岡田先輩と同じで、眠らない街・渋谷という街に魅了され脳が麻痺し、重度の渋谷患者になっていました。

そんな自分も、あっという間に四年生です。最後の年は、ただそれなりの結果で満足せず、やり切ったと言える一年にしたく、シーズン初めにチームにどう貢献できるかを真剣に考えました。

これまで自分のプレーの良し悪しを最優先に考えてきましたが、22歳となった今では、チームとして関東2部に昇格し、応援してくれる人たちに恩返し、後輩たちに来年良い経験をさせてあげたいという思いが強くなり、心優しい青年に成長しました。

余談ですが、そんな自分にもかかわらず、白須監督からの信頼は全くなく、何の役職も与えられませんでした。特に、キャプテンや副キャプテンが不在の試合で、後輩がキャプテンマークを巻いて出場した際には、正直絶望しました。この件については、最後の飲み会で白須監督に問い詰めようと思います。

話を戻すと、チームに貢献するために真剣に考えた結果、プレーでチームを勝たせる存在になることが自分にできる最善のことだと感じ、この一年間を過ごしてきました。

守備も、チームを勝たせるためには欠かせないと考え、必死に努力しました。チームのために走り、体を張ってプレーする。周りから「あの昌也が守備をしている」「頑張っている」と思ってもらい、少しでも自分を見て「自分も頑張ろう」と思ってくれたなら、嬉しいです。

チームは現在、調子が良いですが、残りの試合で上手くいかないことが出てくることは間違いありません。そんな時に、プレーでチームを引っ張り、助けられる存在でありたいと思います。

残り少ない試合、全てを出し尽くして、最後には優勝と昇格を置き土産に卒業します。

同期へ

この四年間は本当にあっという間でしたが、毎日幸せな時間を過ごすことができたのは同期のみんなのおかげです。

アゴが出てることとペケたんに似てることを認めない聖も、ドタキャンするくせに情を語る鎌田も、聞こえるか聞こえないくらいの声量で馬鹿にしてくるインキャ結人も、足が異常に臭いし俺のことが大好きすぎる玉造も、ボール回しの際秋山ルール発動する洸瑠も、1人〇〇界隈代表の田中も、飲みの時毎回上手くかわして飲まない哲平も、合コンに呼んでくれない笠元も、偽物のNIKEずっと履いてるれんとも、俺のドリブル馬鹿にする小松も、まじでアタオカなけいとも全員書いたらキリがないので書きませんが
本当に大好きです!

毎日グラウンドで会い、真剣にサッカーに打ち込み、くだらない話で盛り上がったり、ご飯に行ったり、旅行したり、酒を浴びるほど飲んだり、学年の皆で騒いだりと、どれも最高の思い出です。この最高な同期と過ごした時間は、一生の宝物です。ありがとうございました!

最後に
今までどんな時も自分を信じ支え、何不自由なくサッカーをやらせてくれた両親。
常に自分が高みを目指す原動力となり、時には励ましてくれる家族であり親友である兄妹。
愛のある指導と自分を試合で使い続けてくれた監督やコーチ方。
サッカーはもちろん、私生活でも数えられないほどの思い出と幸せを与えてくれたサッカー仲間達。

自分に携わってくれた全ての人がいたからこそ、こんなにも最高で「大正解」なサッカー人生を送ることが出来ました。

幸せです!大好きです!ありがとうございました!

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以上昌也くんのブログでした!

國學院大學蹴球部の10番を背負った昌也くん。もちろん色々な想いがあったかと思います。その背中には、数え切れないほどの努力と優しさが詰まっています。
試合では、華麗なドリブルで相手を翻弄しチームを勝利へ導いてくれる、とても頼れる10番です。
一方で、私生活では優しさとかっこよさを兼ね揃えており、何と言っても私服がオシャレです(笑)

そんな昌也くんの、誰かが決めた時に共に喜ぶ表情はとても輝いています。
特に、私の同期である辻くんが点を決めた時、昌也くんが1番に駆けつけて一緒に喜んでいたことを鮮明に覚えています。

昌也くんは周りをよく見ていて、年齢関係なくフレンドリーに接してくださる素敵な方です。

これから昌也くんが歩まれる道も、蹴球部一同応援しております!


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最後までご覧いただきありがとうございました!
次回もお楽しみに!

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