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2024年4年生ブログNo.15

こんにちは!
本日は小松伶緒(こまつ れお)くんのブログをお届けします!
それではスタート!

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4年 小松 伶緒(こまつ れお/FW/國學院栃木高校/人間開発学部)


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こんにちは、くっきり二重の小松伶緒です!

4年生ブログを読む側から書く側に変わり、お決まりの「何を書いたらいいんだろう」と悩んでいる最中です。しかし、こんな私でも14年間続けてきたサッカー人生に、幕が閉じようとしています。その幕が閉じきる前に、私の事について少しお話し出来ればなと思います。拙い文章ではありますが、最後まで目を通していただけると小松伶緒は大変喜びます。どうぞよろしくお願い致します。

「苦悩と挑戦」

サッカーが好きで始めた小学3年生の4月。この時から既に、國學院大学蹴球部に入る事は決まってきたのかもしれません。なぜか、それは奇跡と言っていいほどのルートを辿ってきたからです。

友人と公園で遊んでいる所に、偶然卒業した元同じ小学校チームの先輩と遭遇。
その先輩が所属しているクラブチームのセレクションのお誘い受け、
興味本位で受けた所、まさかの合格。
そこから3年通った後、コーチから突然寮生活の提案。
地元か寮生活かと悩みに悩んだ末、寮生活の方を選択。
國學院栃木高校出身な為、そのまま内部進学で國學院大学へ進学。

小学校で過ごした4年間は、何不自由なくサッカーをする事ができ、5年生ではフロンターレのスクールに通わせてもらったおかげもあり、急激な自分の成長を感じたと共に世界で1番上手いサッカー選手だと思っていました。(ガチ)

ですが、中学校に上がりいざクラブチームに入部すると、自分が想像していたものとは違う現実が待ち構えていました。体が小さい事やサッカーIQが低い事、そんでもってそれらを補う技術力を持ち得ていなかった私は、いつも公式戦でベンチスタートかつ出場時間も0分というのが当たり前でした。
こんな辛い時期が続くと、試合会場まで行く費用やスパイク代、練習着代など多くのサッカー用品を買ってもらう度に、「試合に出られない自分なんかの為に」という申し訳ない気持ちに駆られ、いっそサッカーを辞めてしまった方が、自分の為にも親の為にも良いのではないかと考えてしまうようになりました。
しかし、そこで支えてくれたのが当時の10番の同期でした。きっと、彼がいなければ今の自分はいなかったと思います。

前文にも書かせて頂いた通り、高校では栃木県の方に寮生活する事を選びました。その理由は、2つあります。1つ目は、「ただでさえ下手な私が地元の高校に行くよりも、365日サッカーに集中できる環境下で過ごした方が上達しやすい」と考えたからです。2つ目は、父からのアドバイスです。「3年間地元の高校で過ごした経験値よりも親元を離れて3年間寮生活をした経験値の方が、今後の自分に大きな差が出ると言ってくれました。」地元より寮生活の方がお金が掛かるにも関わらず、私の事を第一に考えて話し合ってくれたこと、今でも感謝しています。
実際に高校へ入学して見ると、体も少しは大きくなり、サッカーの事もある程度は理解していた為、周りとの大きな差はなかった印象があります。しかし、結果として3年生の選手権はメンバー外に終わり、またしても両親にいい思いをする事ができなかったのがただただ悔しいです。出来る事なら、東京から来た小松伶緒がAチームのスタメンを張り、毎試合チームに貢献して選手権出場に導きたかったです。ですがそんな理想とは裏腹に、いつしかAチームに出ている選手に対して嫉妬心が芽生え、「なんであいつが出てるだよ」とか「俺の方が絶対上手いだろ」など、よくない方向へ行ってしまいました。ですが、よくない方向を正しい方向へと導いてくれたのはまたしても同期でした。特に4人には救われました。ありがとう。

中学校・高校のサッカー人生を振り返った時に、辛い思い出の方が多く、良い思いを両親にさせる事が出来なかった私に残された選択肢は2つでした。それは、友人達と楽しく大学生生活を過ごす選択肢と大学サッカーという最後のチャンスをものにするかしないかの選択です。大学は人生の夏休みと言われるほど、自由な時間が多い期間です。そんな有意義な時間をサッカーに費やして、また辛い思い出を作るかもしれないと思うと前者を選択したくなります。しかし、これまでサポートしてくれた家族の為に、そして自分の為にも良い思いで終わりたいと思い、大学サッカーの入部を決めました。

お待たせしました。ここから大学についてです!

強い意志で入部を決めた大学サッカーでは、これまでにはない技術の壁にぶつかりました。強豪校からきた人もいればJユースの選手もいるのに加え、ガタイのいい先輩達。自分が武器としていたドリブルも役に立たない場面が増え、正直前者を選択すれば良かったと後悔しました。しかし、1年生の時は正樹くん、2年生の時は松くん、3年生の時は塩さんとそれぞれのコーチの元で指導を受けたおかげで、下手だった自分が少しはマシな選手にまで成長できたのではないかと思います。その成長もあってか、3人のコーチに器用してもらう事ができ、嬉しく思います。中高とBチームだった私が、大学では所属するカテゴリーで試合に出られるようになり、初めて後者を選んで良かったと思えた、大学サッカー人生でした。
本音を言うとまだまだみんなと一緒にサッカーしたいし、まだまだ國大の選手でありたいですが、来年からは社会人。社会人キャンセル界隈になろうかなー。やべ、滑った。
 

同期へ
38人と多い学年に加え、一人ひとり本当に個性の強い代だけあって、仲良くなれるか心配でたったけど、みんなのおかげで楽しく4年間を過ごせることができました。

いつも人を馬鹿にしてるけど、10番を任されるほど上手い昌也。
初めはお互いあんまり好きじゃなかったけど、1番仲良くなった守屋。
誰にでもごまを擦りすぎて、偽善者と言われる笠本。

嫉妬深い奴が多いのであえて3人だけにしました。一言欲しい奴はdmにてお待ちしています。と言いたいところですが、後1人だけ書かせてください。

それは私の唯一の初等教育の相棒、藤田魁世です。本当は色々言ってやりたい所ですが、彼の選んだ道を尊重してるし、できれば就活後の試合は一緒に左サイドで出たかった。何はともあれ、元気そうなので安心です。

俺のくだらないボケとかを拾ってくれる、そんな愛くるしいみんなが大好きです!それぞれの道に進みますが、社会人になっても定期的に集まろうな、改めてありがとう!

スタッフへ
正樹くん
正樹の元で大学サッカーが始まり、正樹くんの元で大学サッカーが終われる事、嬉しく思います!いつもふざけてばっかりで呆れる事もあったかと思いますが、それでも見捨てず、いつも気にかけてくれる正樹くんが好きです。社会人になっても気にかけてくださいね!

松くんへ
自分の器用方法を初めて理解してくれたコーチです。2年生の時が1番成長を感じられた1シーズンでした。人を馬鹿にする甲高い笑い声が聞けなくなると思うと、嬉しいような悲しいような。本当にありがとうございました!

塩さんへ
ぶっちゃけ最初、俺のこと嫌いでしたよね?なのに、こんなに仲良くなっちゃって〜。
生意気な学生ですみません。でも塩さんと過ごせて本当に楽しかったし、2人のコーチとは違った熱さがあって充実した1シーズンを過ごせました。ありがとうございました!

両親へ
これまで多くの迷惑と心配をかけました。でも、2人のおかげで楽しい学生生活と充実したサッカー人生を送る事ができました。本当は、もう少しサッカーで恩返しできれば良かったのですが、実力不足でしたね。でも、大学では私が思い描いていたようなサッカー生活を送れて、感謝の気持ちでいっぱいです。これから社会人になり、これまでよりかは迷惑はかからないと思いますが、手が掛かる息子には変わりないと思います。そんな息子でも愛してくれますか?笑

最後に
最後まで目を通して頂きありがとうございます。
私は中・高・大と同期運がとても良く、人生の「宝物」と言っても過言ではありません。そんな宝物と出会えて、本当に苦悩ばかりの人生が、國學院大学蹴球部のみんなのおかげで、華やかな大学生活になりました。ありがとう。


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以上伶緒くんのブログでした!

伶緒くんは、はじめは近寄り難い雰囲気がありますが、仲良くなるととても親しみやすく、同期だけでなく後輩からも慕われている印象があります。

そして、守屋くん、笠本くんと並ぶおふざけ巨塔の1人で、いつもその場の雰囲気を盛り上げてくれます。ある選手とは挨拶代わりに刀ポーズをするだとか(笑)。

また、伶緒くんは相手の立場に立って物事を考えてくれる優しい方です。

一方ピッチ上では、止まらないドリブルで何人も抜くテクニシャンで、チームにとって欠かせない存在です。伶緒くんが試合に出ると、絶対的な安心感があります。


鋭いツッコミと得意のドリブルでみんなを切り裂いてきた伶緒くん。
面白くてみんなから愛されている、とても素敵な方です。

これからの伶緒くんのご活躍を、蹴球部一同応援しております。

最後に、川田悠月くんからメッセージをお預かりしています。

れおさん、5年間ありがとうございました。
國大でれおさんをさん付けするのは僕だけだったのではないのでしょうか。
今ではちょっとずつ呼び捨てもできるようになってきて、色々と振り返っても良くしてもらった思い出しかありません。
就活かられおさんが帰ってきた時はどの先輩が帰ってきた時よりも嬉しかったの覚えてます。
ぜひ栃木辺りで最高にうまいメシ連れてってください!

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最後までご覧いただきありがとうございました!
次回も是非お楽しみに!

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