事務事業評価シートをインターネットで公開して下さい。
令和2年8月、消費税減税の陳情を地元の議会に届けてから、私のリアル減税活動は始まりました。
その後、興味のある行政のイベントに出かけ、国会議員の報告会に参加し、近隣減税会の勉強会に参加し、無駄な事業を見つける為には事務事業評価の公開が重要だと思いました。
当市はインターネットで公開されてるのは外部評価のヒアリングシート10件と事務事業評価の一覧だけです。
外部評価は年に10件を対象に評価していますので、外部評価委員用にヒアリングシートが作ってあります。公開で行われますので外部評価に1度行った事がありますが、当たり障りのない質問ばかりで、効果や成果についての質問はありません。
やはり西宮市や那珂市や府中市の事務事業評価を見ていますと、儀式的な外部評価に疑問を持ちました。
皆さんも是非1度行かれてみてはどうでしょうか?
当市は予算申請の為の内部で行ってる事務事業評価シートが約580事業あります。情報公開請求すると紙代1枚10円を払って入手可能です。しかし、行政職員が自分で行った事業を自分で評価し、上司に再度評価してもらうのですから中身はスカスカで凡そ真っ当な評価とは思えません。特に公開して無いのですから単なる記録みたいなもんで、内容は事務事業評価一覧とそう変わりません。
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3年間、市の行政にメールや窓口でお願いし続け、今後も行政窓口に直接言ってもきっと変らないんだろうなと判断し、市長のご意見をお聞かせくださいとお願いしたら、市長懇談会のお知らせが送られてきました。
最初の2年間は、担当者の方からはけんもほろろで窓口に行っても良くは思われていないのが良く判りました。
近隣自治体でも公開してるのに、何故に我が市の行政はこれほど拒絶するのかすごく不思議でした。
多分3年目には課長や直接のご担当者が変わられたのですが、ちゃんとまともにお話を聞いてくれるようになりました。
議会に陳情書をいろいろ書いたからなのかも知れませんが、それは後日書く機会があれば。
市長懇談会でご質問するには、事前にメールで2問迄質問出来、皆さんの前で当日回答が頂けます。
メールした内容は短文で直接的な表現を使いましたので、ちょっとやわらかめの表現に変えて、掲載します( ´艸`)
納税者への積極的な情報公開と説明責任として、全ての事務事業評価シートの公開を市長に求めます。
私達納税者が税金をどの様に使われたのか知るには、役所で作る事務事業評価シートを見る以外にありません。
事務事業評価一覧や決算情報では不十分で、行政の職員の方がどんなに立派なお仕事をされていたとしても内容が分かりません。
総務省は「事務事業評価導入自治体1064のうち公表をしている自治体は853で、前回調査より91団体増えている」と言っています。
栃木県内でも宇都宮市・佐野市・栃木市・真岡市や野木町や芳賀町などが、インターネットでいつでも見る事が出来るよう事務事業評価を公開しています。そして、鹿沼市も秋から公開予定です。
行政の方にお尋ねすると、組織の考えとして市民への過剰な情報の提供は必要ないとの事ですが、何百と言う自治体がインターネットで公開しており、事務事業評価シートのリンクが1行増えるだけです。
そして、いつでも自由に見て印刷も自由に出来てお金も実費ですみます。
でも、当市は窓口に行ってあれこれ相談して印刷代1枚10円を払い頂くのですから、時間とお金を余分に負担させていることになります。
また、事務事業評価シートがインターネットに公開されていれば、行政カレンダーをゴミカレンダーにして下さいとか、ふるさと納税がずっと赤字で、策を講じ改善してるようですが、ふるさと納税の事務事業評価があれば、市外の子供達にふるさと納税の呼びかけも出来る訳ですね。
昨年12月に、市長はデジタル社会で事務事業評価のPDCAサイクルを推進すると議会でおっしゃっていました。
コスト削減とデジタル社会の時代にあった対応として、インターネットで前事務事業評価シートの公開をして頂けませんでしょうか?
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「今後、全シートの公開に向けて検討をすすめていきたいと考えております。」というのは、前文を見れば決して悪い内容ではありません。
今後は、事務事業評価条例が作れるよう議員への働きかけを頑張っていきたいです。
以上です。