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フリーランス20年目の…感謝! 編集・ライティング講座のお知らせ

こんにちは。フリーランス編集者・ライターの小久保よしのです。

このnoteでは、「それぞれが自分らしく歳を重ねる」について考えたく、生きやすくなった知恵や経験のおすそわけを…というつもりで、仕事とは全く違う、プライベートなことばかりを書いてきたのですが、今日は本業である編集・ライティング講座のご案内です。

(ちなみに、「今すぐじゃない。でもいつか絶対に子どもが欲しい」。そう願う人に知ってほしい11のことの続編は執筆中です!)

簡単な自己紹介と講座開催への思い、講座内容をお伝えします。ちょっと長くなりますが、よろしくお願いします!

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フリーランス20年目になりました!

わたしは2003年からフリーランスで活動しています。

学生時代にフリーペーパーの小冊子を独学で立ち上げて6年間仲間とつくり、大学卒業後は一年ほど編集プロダクションに勤めただけで、勢いで独立しちゃったんです(若さ!)。

出版社に勤めていたわけでも一人の師匠がいたわけでもなかったので、スキルも技術も経験もほぼありません。すべて各現場で、さまざまな先輩方にお世話になりながら、吸収しました。

この20年以上、ずっと感じているのは「編集者・ライターの仕事のおもしろさ」です!

でも、友人から「編集者って何をやるの?」と聞かれても、ひとことでは答えられないもどかしさを感じていました。ライターは想像がつくと思うのですが、編集者ですよね、わかりづらいのは。

編集は、ただ全体の進行を管理したり、作家の先生から原稿をただ受け取ったりする、そんな「作業」だけではないんです。いろいろな人の仕事や人生に活かせる「スキル」なのです。

だから東京から大好きな奈良へ移住したとき、こう思ったのは自然なことでした。

「すてきな場所や人がたくさんある・いらっしゃるけれど、プロが取材してまわるには限界がある。地域の方が、自分で自分の仕事や活動のことを編集して書けたら、一番いいだろう。その結果プロ(わたし)の仕事が減ることになったとしても、そのほうがいいだろうな。地域の方々に、自分が今もっているものをお渡しして、お仕事や活動などに活用していただけたら…。

よし、編集講座を始めよう!!!

移住前に知り合っていた赤司研介に声をかけ、編集ユニットTreeTreeを組んで、二人で講座「編集のきほん」を始めたのです。2017年のことでした。

以来ありがたいことに毎年開催させていただき、現在は県にもサポートいただきながら、2022年の今年で第6期を迎えます。

あえて少人数制の6名定員にしていますが、毎年満員になっています。募集を開始したその日に満員になることも多く、ニーズを感じています。受講生のみなさんのお仕事は幅広く、自治体職員さんや地域おこし協力隊の方、観光業や小売業に従事する方、伝統工芸の職人さんなど、さまざまです。

この「編集のきほん」でお伝えしているのは、編集・企画、取材、執筆に関する基本です。「どこまでが基本なのか」と赤司と悩みながらも、毎年内容をブラッシュアップさせ、お伝えしています。

「編集のきほん」第1期の様子。オフィスキャンプ東吉野で開催していました。

奈良での講座に続き、オンライン講座もスタート

最近では全国各地のソーシャル系企業、まちづくり会社、自治体などからお声がけいただき、小久保個人がオンラインで編集講座やライティング講座をさせていただくことが増えてきました。

雰囲気を感じ取っていただければと思い、受講された方からいただいた感想を掲載します(許可をいただいています)。

【編集講座のご感想】

「ウェブメディアは、不特定多数の読み手に対して、作り手は選択肢を広くたくさんつくる事が重要なのかと思っていました。
なのでローカルウェブメディアをつくるということも今地域にあるイベント情報等をできるだけたくさんあつめて、ウェブという媒体にただのせていく、あまり創造性のない作業という認識でいました。

今日の講座で、 ローカルウェブメディアをつくる ・記事を作成編集することはとても創造性が高く、それゆえに難しく楽しいことなのだと考えを改めることができました。
今後、小さなまちの中で、自分の好きなもの・興味関心が大きくひろがっていく可能性を感じました。そしてそれを誰かに伝え共有できるのは、すごく面白いことなのではないかと思います。今後、取材をしたり、記事を書いたりするのがすごく楽しみになりました。」

「編集者の仕事の流れやアドバイスなど、今後ウェブメディアを作っていくにあたり、私の中でモヤモヤとしていた「編集すること」に対しての疑問が晴れ、これからやるべき事を示して頂いた講座でした。
教えて頂いたことを実践に生かして、まちづくり会社皆でウェブメディアを盛り上げていきたいです。」

【ライティング講座のご感想】

「「文章のテクニックが自分にはないのだ」という思い込みがありましたが、それ以前に自分自身を俯瞰したり、自分の文章の癖と向き合うこと、友人や家族が読んでもわかるのか?という想像力が自分には必要であると感じました。小久保さんのお話を聞いていると、文章を書くということに対して前向きな気持ちになれたような気がします。」

「文章を書く!ということを避けて数十年生きてきたので、いざ書くとなった時に、ほんとうにどうしていいか…まず白紙の紙とにらめっこして、どっかに何かヒントは落ちていないか…と探してばっかりでした。本日の小久保さん講座を受けて、何か書き始めなきゃ!書かなきゃ!!という意識から、こんな素敵なお話(情報)をもっと他の人にも伝えたい!という気持ちが大事という基本的な部分を改めて教わり、その「伝えたい!」を大切にしたいと思えるようになりました。」

「本日は貴重なお話大変ありがとうございました。お話が非常に分かり易く、自分自身に当てはまる部分が多々ありました。まずは相手(書く内容となるサービスや人、事象)や読み手に対する徹底的な理解を心がけ、正しいゴール設定・文章構成の検討に繋げたいと思います。」

こうしたありがたいお声を受けて、私はさらにこう思うようになりました。

もっと実践的な内容の講座もつくりたい! 県外の方や、会場に足を運びにくい状況の方に向けたオンライン講座も開催したい!

上記には、2021年に経験した出産とコロナ禍も影響しています。
幅広く募集し、興味をもっていただけた方には、できる限りお応えしたいなと思うようになったのです。そして今年から、始めることにしました!

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既存講座との違いがわかるよう、整理してみました。

●編集ユニットTreeTreeによる講座「編集のきほん」

全3回の講座で、各回ごとに「編集・企画」、「取材」、「執筆」の基本をじっくりお伝えします。そもそも編集とは何なのか、どう取材や執筆を進めていけばいいのか、分かりやすい内容になっています。プロの養成講座ではなく、ご自分のお仕事やご活動に生かしていただきたくて始めた、初心者向け講座です。

特徴
・プロの2名から、対面形式で学ことができます。
・奈良県橿原市での開催です。
・基本的に奈良県在住で奥大和に関心のある方が対象です(奥大和とは奈良県南部・東部の19市町村を指します)。
・6人定員の少人数制です。同期の受講生と知り合い、ともに学ぶことができます。
・参加費は30,000円です。

詳細・お申し込み
https://treetree.work/post/694382118236766208/編集のきほん-第7期を募集します

●小久保よしのによるオンライン講座「自分らしく編集力を上げる」「自分らしく執筆力を上げる」

基本的な内容はもちろん、さらに実践的なステップへとどう進んだらいいのかをお伝えします。自分らしい編集やライティングの着地点を探りながら、実践スキルを身につけていきます。お仕事やご活動など伝えたいものが明確にある方、より実践的なスキルを身につけたい方におすすめの講座です。編集とライティングで別講座になります。

特徴
・オンライン形式なので、全国どこからでも参加可能です。
・マンツーマンの開催で、日時は相談のうえ決められます。
・15分程度の相談タイムを設けます。お仕事やご活動のお悩み・ご相談に可能な範囲でお答えします。
・参加費は50,000円前後を予定しています。

詳細・お申し込み
10月初旬より詳細公開・受付開始予定です。このnoteで発信いたします。

ピンときた方、ご検討いただけたら幸いです。
20年分の感謝をこめて、精一杯担当させていただきます。お待ちしています!

夫と息子、猫2匹と暮らしています!photo by 佐藤祐介